春に聴きたくなる名曲たち!アニソンライター厳選「桜」テーマのアニソン名曲5選

ウレぴあ総研

2017/4/2 13:13

新学期に進学、就職と、多くの人にとって新しい日々が始まるこの季節。アニメファン的には、春から始まる新アニメの事前チェックに大忙し……という時期かと思いますが、時にはノンビリと冬から春へと移り変わるこの季節の移ろいをジックリと味わいたいものです。

今回は、この季節にピッタリな桜をテーマにしたアニソン……「桜アニソン」を5曲、厳選してご紹介いたします。

■『sakura』(『交響詩篇エウレカセブン』)

BONES制作のSFロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』の最終クールを飾ったオープニング曲が、「NIRGILIS」の『sakura』です。

この曲は、賛美歌の『アメイジング・グレイス』を"マッシュアップ"した構成が最大の特色であり、リスナーの音楽的好奇心を刺激するチャームポイントとなっている楽曲です。

二つの楽曲をミックスさせるマッシュアップという音楽手法は、2000年代の半ばに日本でも大きなブームを巻き起こしましたが、NIRGILISは、それをJ-POPに取り入れた先駆的なアーティストです。

『交響詩篇エウレカセブン』といえば、テクノやクラブ系ミュージシャンの名称をキャラクター名やサブタイトルにサンプリングし、また、有名なテクノアーティストが多数参加したサウンドトラックアルバムをリリースするなど、洗練された音楽性を持つアニメとしてファンに愛された作品です。

そうしたハイセンスな作品世界に相応しい、画期的かつ美しい楽曲でしたよね。舞い散る桜の花びらに、恋の終わりを重ねた歌詞も秀逸な出来で、とにかくグレートなポップソングでした。

『エウレカセブン』直撃世代ではない年若いアニメファンにも聴いていただきたい名曲です。

■『サクラサク』(『ラブひな』)

2000年に放送された『ラブひな』は、この年を代表するアニメ作品の一つであり、ラブコメアニメの名作。『サクラサク』は、そのオープニング主題歌であり、劇中で浦島はるか役を演じる林原めぐみさんのシングル曲としてリリースされました。

浮遊感のあるシンセサイザーのメロディやSE的なスクラッチ音も使用された大変に賑やかな楽曲で、数ある林原さんの楽曲の中でも、特にポップなフィーリングをリスナーに与える曲調となっています。

桜ソングというと、恋にまつわる楽曲が多い印象ですが、この曲は、真っ直ぐなメッセージ性が特徴の応援ソングであり、人生賛歌といったニュアンスが強い楽曲です。前述した陽性のサウンドも相まって、林原さんのポジティブなキャラクターとも強くマッチしたナンバーでした。

作詞、作曲を担当したのは、2004年に急逝をされた岡崎律子さんです。岡崎さんは、『ラブひな』に多くの楽曲を提供し、この作品を力強く支え続けたアーティストであり、この方を無くして、アニメ『ラブひな』は成立しえなかったといっても過言ではありません。

『サクラサク』のセルフカバーも収録された岡崎さんのアルバム『ラブひな OKAZAKI COLLECTION』にて、その功績を振り返ることができますので、『ラブひな』という作品を通して、素晴らしいメロディと言葉を遺した名アーティストの音楽世界に、是非とも触れていただければと思います。

■『サクラサクミライコイユメ』(『D.C. ~ダ・カーポ~』)

「桜」が物語の重要なキーアイテムとして登場するテレビアニメといえば、『D.C. ~ダ・カーポ~』シリーズです。

yozuca*」さんが歌う『サクラサクミライコイユメ』は、記念すべき第一シーズンのオープニング主題歌に起用されていたナンバーで、伸びやかでメロディアスなサウンドが特徴の楽曲でした。

『D.C. ~ダ・カーポ~』というと、この曲を即座に連想される方も多いのではないでしょうか? まさに、シリーズを代表する名曲です。

yozuca*さんの慈愛に満ちた歌声や、「君」との関係性を美しい情景描写と共に描く写実的なリリックも、ただただ素晴らしいの一言です。

この曲と同じく、yozuca*さんが担当した同シリーズの主題歌である『サクライロノキセツ』(『D.C.S.S. ~ダ・カーポ セカンドシーズン~』OP)や、『サクラキミニエム』(『D.C.II ~ダ・カーポII~』OP)といった諸楽曲も併せて必聴です!

■『花ハ踊レヤいろはにほ』(『ハナヤマタ』)

「よさこい」に挑む女子中学生たちの青春模様を描いた『ハナヤマタ』は、『まんがタイムきららフォワード』連載作をマッドハウスがアニメ化した作品。所謂"きらら系アニメ"のスマッシュヒット作です。

主演声優さんによる本作オリジナルの声優ユニット「チーム“ハナヤマタ”」が歌う『花ハ踊レヤいろはにほ』は、作詞に畑亜貴さん、作曲に田中秀和さんという「畑亜貴+MONACA」な最強の布陣を迎えた楽曲です。

バンド感の強いサウンドを使用しており、そこに、それぞれの声質の違いをフルに活かした声優さんのアンサンブルが乗る、声優ユニットの楽曲として、そしてキャラソンとして、とても上質な一曲に仕上がっています。

サビでメロディを一気に盛り上げて、終盤で急激にトーンを落とす緩急を付いた構成も上手く、田中さんの作曲術のテクニックに大いに唸らされる楽曲です。

勿論、畑さんのペンによる歌詞もキレにキレていて、この作家さんならではの擬音を多用したリリックは、この曲に独特のリズム感と圧倒的な多幸感を与えることに成功しています。

2010年代のアニソンを代表する新生代の桜ソングです。

■『桜のあと(all quartets lead to the?)』(『夜桜四重奏 ~ハナノウタ~』)

この曲は、曲のタイトルと、曲が起用された作品タイトルの両方に「桜」というキーワードが使用された、まさに桜づくしなアニソンです。

『オリオンをなぞる』(『TIGER & BUNNY』OP)や『シュガーソングとビターステップ』(『血界戦線』ED)といったヒット曲をリリースし、また、アニソンシンガーや声優アーティストへの積極的な楽曲低曲でもアニメファンに知られる「UNISON SQUARE GARDEN」の『桜のあと(all quartets lead to the?)』は、2011年にリリースされた楽曲です。

この年に放映された『夜桜四重奏』のテレビシリーズ第二期にあたる作品、『夜桜四重奏 ~ハナノウタ~』の主題歌として作品世界の盛り上げに一役買いました。

とてもキャチーな楽曲でありながら、一筋縄ではいかないちょっと捻くれた展開も得意とするこのバンドらしく、口語体で綴られる独特なセンスの歌詞と共に、聴く者に強い印象を残す一曲となっています。

まさに、今の時期にピッタリなナンバーですよ!

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ