合計1時間で完了! 3人子持ちワーママが教える「朝家事」のコツ

ウレぴあ総研

2017/3/12 12:00

もうすぐ新学期。4月からお子さんが保育園に入所し、働き始めるママも多いでしょう。

そんなワーママにとっては、いかに家事を効率良くこなすかは重要な課題。そこで今回は『3人子持ち働く母の 「追われない家事」』の著者、尾崎友吏子さんに「朝家事」のコツをお伺いしました。

いつも家事に追われていたという尾崎さんが試行錯誤の末にたどり着いた「最小限の労力と時間で、最大限の効果を上げる家事のアイデア」とはいったいどんなものでしょうか?

■朝の家事は小分けして効率化!

尾崎さんは、「台所まわり」「洗濯」「掃除&その他」それぞれの家事の手持ち無沙汰な時間を利用して、他の家事をするなど、それぞれの家事を見事に組み合わせて1時間に収めていらっしゃいます。

一見大変そうに感じるかもしれませんが、一つ一つの家事を小分けにしているのでとても効率的です。

■朝5分のリラックスタイムで、心に余裕が生まれる

——尾崎さんのスケジュールの中に、「白湯を飲む」や「ストレッチ」「ヨガ」「お茶」が入っていますね。朝バタバタしないために、どのような心がけをされていますか?

尾崎友吏子さん(以下、尾崎):以前の私は、体があまり丈夫ではないのに無理をして、体調を崩しがちでした。1日寝込んでしまえば、いつもの頑張りも全て水の泡に。そうならないために、予防として、まず心と体を整えるのが大切だと感じます。

たった5分でも、リラックスする自分だけの時間を取れば、その後の忙しい時間にも、ゆとりを持って対応することができます。滝汗をかく運動や、外に出たり着替えを要するエクササイズは、始めるにも続けるにもハードルが高いもの。

手軽に始められて、短時間でできるリラックス方法を見つければ、長く続けることができます。

■「朝ごはんセット」を活用すれば、準備時間3分で充分!

——朝食はどのようにされていますか?

尾崎:以前は「朝ごはんは健康と美容のために欠かせない」と、お腹が空いていないのに、無理やり朝ごはんを詰め込んでいました。ひどいときは、立ったままおにぎりをほおばることも。

ですが、「食べない健康法」を知ってからは、朝ごはんを食べる代わりに、子ども達が食べている傍らでゆったりお茶や生ジュースを飲むことにしています。

思い込みを捨て、自分の身体の声を聞き、調子がよく心地よい方法を探るのも一つの方法です。

——自分の体に心地よいものを選ぶというのは、ライフスタイルを見つめ直すきっかけにもなりそうです。ご家族の朝ごはんはどうされていますか?

尾崎:本でも紹介していますが、家族の朝ごはんは和食です。汁物+ごはん+果物+漬物+朝ごはんセットが基本。汁物は、朝に味噌を溶き入れるだけ、果物は前日に皮をむいておき、朝はつまむだけ、漬物は切るだけ。

また、ごはんのお供になりそうなものを保存容器に詰めた「朝ごはんセット」を木製トレイに入れて、冷蔵庫に保管しています。ですから朝はトレイを出すだけ。家族は好きなものを各々ごはんにかけて食べます。

ゴマや小魚、乾物、海藻などを多めに取り入れた常備菜や佃煮は、ごはんにも合うし、微量栄養素も摂取できます。

■同じフライパンでまとめ調理も!お弁当作りの手順を公開

——特にお弁当作りに悩んでいるママは多いと思います。尾崎さんはどんな手順で作っていますか?

(1)ごはんを詰める

まず、冷ます必要のあるごはんを詰めます。急ぐときは、詰めたお弁当箱を扇風機の風で冷まします。容器が保温できる「保温弁当箱」を使うのも、時短になります。お昼に温かいごはんが食べられるのは嬉しいですね。

(2)グリルで温め直すものをまとめて焼く

魚焼きグリルで温め直すものをまとめて焼きます。魚はあらかじめ大量に焼いておき、アルミホイルで小分けにして包みます。

ソーセージも何袋かまとめて焼いたものを冷凍。朝はその日使う分だけをグリルで温めます。

(3)フライパンでまとめて調理

下ゆでしたブロッコリー、冷凍のインゲンなどを再加熱したいときは、まずフライパンにお湯をはり茹でます。湯を捨てたら、洗わずにそのまま卵焼きを作り、そのあと、そのままおかずを調理。グリルを使わないときは、ソーセージもフライパンで加熱します。

大きめのフライパンなら、場所を分けて2~3種類のおかずを同時に調理することも。

(4)前日の夕食から主菜をアレンジ

主菜は、夕食分を多めに下ごしらえし、調味料を加える前に取り出すと、お弁当用に別途おかずを用意しなくてもOK。最後の仕上げの味付けを変えて、変化を持たせれば、昨日と同じ材料でも違うおかずに仕上がります。

生肉よりも腐敗しにくいし、途中まで火が通っていれば仕上がりまでの時間も早いのです。

※上記おかず類は、都度大きめのお皿に取り、冷ましていきます。

(5)ピクルスや生野菜の水分を切る

最後に、週末に作りおきしたピクルスや野菜の酢漬けなどの水分を切ります。そのままでも、マヨネーズやおかか醤油、出汁醤油、ゆかり、胡麻和えなどちょっと別のアレンジを加えても。

■お弁当は、定番おかずの繰り返しでOK

お弁当を持って行っていた子ども時代、友達のお弁当のほうが美味しそうに見えたことはありませんか?毎日品を変え持ってきているように見える友達のお弁当も、実はその家庭の定番を回しているのかも。他人の食べているものは、変わっていて、美味しそうに見えるもの。

おかずのバリエーションを求めなくても、家族の喜ぶ定番おかずを繰り返し詰めても、美味しく食べてもらえれば、それでいいのかもしれません。

■育休中に家事の基礎を固めれば、育休明けの大きな利子に!

——最後に、育休中の人や、これから職場復帰する人へアドバイスやメッセージをお願いします。

尾崎:産後、体はボロボロ。ホルモンバランスもまだ整っていない。赤ちゃんのお世話は24時間体制。そんな中、家事を完璧にこなそうとしなくても大丈夫。

たとえ、今の暮らしが理想とかけ離れていても、理想を実現するのは赤ちゃんの成長をもう少し待っても遅くありません。「これさえできれば」というボーダーラインを決めて、それ以上する必要はないのです。

とはいえ、家事の基礎を確立できるのも、この時期。早い時期に家事の技術を磨くことができれば、さらに時間がなくなる育休明けに、大きな利子をつけて戻ってきます。一度獲得した技術は、必ず未来の自分を助けてくれるでしょう。

■今なにをするのが大切なのか考えよう

尾崎:まず、赤ちゃんとご自身の健康を第一に考えましょう。まだ授乳中なら、おっぱいを作る過程で、体は知らないうちに消耗します。赤ちゃんもまだまだ夜中に目を覚まして起きてきます。まず、しっかりと自分の休息をとりましょう。

そして、次に優先するのが、「やらなければならないこと」。自分の「やりたいこと」は、少しだけ先のお楽しみに。「やりたいこと」はできなくても、「やらなければならないこと」ができているほうが、生活の満足度は向上します。

その上で、赤ちゃんとの時間、自分一人の時間、家族との時間、どれを優先するか考えてみましょう。

■育児は永遠ではない

尾崎:育休明けまでがしっかりと赤ちゃんと向き合える時期。赤ちゃんとの蜜月を、思う存分楽しみましょう。

一日中赤ちゃんのお世話をしていたら、自分の時間が欲しいと思うこともあるでしょう。でも、一人の時間は、成長に伴いだんだん取れるようになるもの。大変なときは、赤ちゃんのお世話が永遠に続くと思いがちですが、成長とともに楽になります。今が一番大変なときなのです。そして、赤ちゃんとの今も、この瞬間しか味わうことができません。

■「今」を大切にする働き方にシフト

尾崎:育休中は、社会から置き去りにされているような気になりがち。それまで、会社で活躍していた人ほど、そう感じるはず。でも、一番子どもに手がかかるのは、子どもが幼いときで、子どもはすぐに成長します。

復職すると、仕事と家事、育児の両立で、日々忙しくなるでしょう。子どもは「今」を生きています。あなたは、子どもと一緒に「今」を楽しめるような、生き方をしていますか?今の働き方は、あなたの望んでいる生き方ですか?

もし、働く時間が長すぎて、暮らしがおざなりになっているなら、別の働き方を考えてみてもいいかもしれません。あなたの心地よいライフワークバランスは、誰かと同じではありません。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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