国分太一の「SMAP好きじゃなかった」告白は"感動話"なのか? 陰では本気でSMAPの悪口を...

リテラ

2016/12/27 22:00


 ついに昨日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ)で事実上の解散、そして最後の姿となったSMAP。これを受け、本日の各局のワイドショーは"最後のSMAP"を大きく取り上げた。

なかでも、ジャニーズ事務所の後輩である国分太一がMCをつとめる『白熱ライブ ビビット』(TBS)では、国分が「1時間半じゃ終わらないくらいコメントしたいです」と約3分間にわたりSMAPへの思いを吐露、そのなかでこう語ったことが大きな話題になった。

「『スマスマ』を見ながらでも、正直な話、僕、SMAPを認めたいと思いたくなかった、そのときは。いつかSMAPを越えたいから。認めてしまったら、僕はあの先輩にかなわないんじゃないかなと思ったりしたから。数年前とか、SMAPのことも、うーん、なんだろな、このグループ、あんまり好きになれないと思ったときもあったんですけど。でも昨日の『スマスマ』を見て、こんなことをやっていたんだ、SMAPは、と思ったときに、俺ってちっちゃい人間だなと思ったり、正直しました。やっぱり、もうね、この先輩は越えられないなと」

SMAPのことを「認めたくない」と思っていたことを明らかにしたうえで、それでも『スマスマ』には感動したと締める。こうした国分の率直な発言に対し、ネットでは、「涙があふれました」「素敵なお話ありがとう」「言葉が胸に刺さった」「太一くんの言葉に涙が止まらないよ」といったように国分を讃える声が溢れたのである。

しかし、これ、本当にそんな感動ものの発言なのだろうか。たしかに、国分は「特別なオンリーワン、そういうグループ」「先輩は越えられない」などと、最終的にSMAPをもちあげてもいたが、注意深くその言葉をチェックしてみると、あちらこちらにSMAPの悪口が散りばめられていることに気がつく。たとえば、SMAPの歴史を振り返ったときはこんな感じだった。

「(SMAPの前の)先輩が光GENJIだったんですよ。爆発的に売れたんですね。その後にSMAPが出るといったときに、いいスタートを正直、僕は切っていないなと後輩ながら思ったんですよ。デビュー曲が1位にならなかったりとか。そうしたところに歌番組がどんどんどんどん、なくなっていくんですね」
「『スマスマ』でも描かれていましたけど、まあ、最初に森くんが脱退してしまう。『スマスマ』が始まって7回目でもう、あ、森くんがいなくなっちゃったんだと思ったら、その後、まあ稲垣吾郎さんが逮捕されたり、草なぎ剛さんが逮捕されるというような報道があって、これ、どうなっちゃうんだろうなSMAPはって、後輩ながらにも思いましたけども」

しかも、こんな感じでSMAPの負の部分ばかりを強調する一方、その功績についてはほとんど具体的に語らない。たとえば、SMAPがバラエティやドラマに進出したことで、アイドルの新たな可能性が拓かれ、国分の所属するTOKIOも多大な恩恵を受けたはずなのに、国分は「TOKIOもそうだったんですけど。それでSMAPはコントだったり、人を笑わせて歌を歌うとか、そういうようなことを自分たちで考えてスタートしたと思うんですよね」とまるで、自分たちとSMAPが同列であるかのように語るのだ。

そして、「僕が今こうやって、こういう番組でしゃべれてるのも......」と、今度こそSMAPの功績を話し始めるのかと思いきや、「歌だけじゃないんだよって、先輩は語ってはくれなかったけれども、背中で教えてくれたような気がするんですよ」と、なぜかアドバイスを受けていないことを付け加える。

さらには「うーん、なんだろな、このグループ、あんまり好きになれない」というセリフ。その話術でなんとなく"いい話"のように見せているが、実際はSMAPディスが目的だったのではないか、という気さえしてくるのだ。

実際、今年1月にSMAP独立問題が発覚して以降、国分があちこちでSMAPの悪口を言いまくっているのは有名な話だ。国分が出演している番組のスタッフが、こんな毒舌を聞いたことを明かす。

「SMAPの独立報道の直後、国分さんと打ち合わせしていたら、『SMAPなんてそんなたいした存在じゃないよ。5人のうち4人がやらかしてる。今までテレビで大きな顔してたことがおかしい』とか言い出したんですよ。ようするに、稲垣と草なぎは逮捕されたことがあるし、キムタクはスピード違反でつかまってる。中居は女性を中絶させたスキャンダルがある、ということらしいんですが(笑)」

なんとなく今回のコメントの元になっているように感じる発言だが、国分は陰口だけではなく、番組でも批判めいたことを言ったことがある。それは、今年5月、中居正広が熊本の被災地に乗り込んで、炊き出しを行ったときのことだ。『ビビット』でこの話題が取り上げられたのだが、国分は「現場、現地に行くだけがいいことなのかどうかは置いておいて、色んな貢献の仕方があるので、今後も続くと思いますので、どんな形でも参加したいと思います」と、中居らの行動の価値を貶めるようなコメントまで発したのだ。

もっとも、国分のこうしたSMAPディスは国分自ら言ってたように、昔からSMAPを敵視していて、「SMAPを認めたくなかった」とかそういうカッコいい話でもないようだ。国分はもともとSMAPメンバーと関係が悪いわけではなく、むしろ、TOKIOメンバーのなかでは一番、SMAPメンバーと交流があったのだという。

「SMAPのメンバーに会うと、一番愛想よく話しかけていました。とくに中居にはなついていて、飲みに連れて行ってもらうこともあったらしい。二人で『嵐の櫻井が脅威だ』と語り合っていたという記事が女性週刊誌に載ったこともあったほどです。実際、それまではあまりSMAPの悪口を言ってるのを聞いたこともなかった。ところが、SMAPの独立騒動以降、手のひらを返したように、悪口を言い始めたんです」(ジャニーズ関係者)

そういえば、国分に限らず、SMAP騒動以降、所属タレントたちは「SMAPでさえ事務所に逆らったらあんな目にあう」と震え上がり、事務所の"女帝"メリー喜多川副社長と、その娘である藤島ジュリー景子副社長に忠誠を誓うような動きを見せていた。例えば、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の授賞式でジャニー、メリー、ジュリー氏に謝辞を述べた嵐の二宮和也、「事務所に感謝するのは当たり前。それをわからなかったらアホでしょう」とSMAP批判・事務所擁護を展開した滝沢秀明、SMAPの功績をなかったかのように嵐をもち上げる後輩タレントたち......。

そんななかで、空気を読むのに長けた国分が、手のひらを返したのは当然ともいえるだろう。

「SMAP全盛の頃は中居にも尻尾をふっていたが、独立騒動が起きて、これはSMAPが干される流れだと、事務所に乗っかったということでしょう。まあ、もともとハラのなかではSMAPを敵視していた部分はあるかもしれませんが、基本的には計算だと思いますよ」(週刊誌記者)

そう考えると、今回の『ビビット』でのコメントも計算ずくのような気もしてくる。世間の空気に乗っかってSMAPの感動を煽りながら、一方でメリー氏やジュリー氏が溜飲を下げられるように、負の要素も強調しておく。そう考えると、見事なコメントと言えなくもない。

意外なことだが、国分のレギュラー番組は『ビビット』だけでなく『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ)、『男子ごはん』(テレビ東京)、『たけしのニッポンのミカタ!』(同)とジャニーズタレントのなかでもトップクラス。さらにニホンモニター調べの今年上半期のタレント出演本数ランキングでは数多くのタレントを押しのけ、366本とトップを飾っている。しかもそれは14年、15年と2年連続なのだ。

もしかしたら、国分はこうした空気を読み、強者に擦り寄るしたたかさで、こうした地位を築いてきたということなのかもしれない。
(時田章広)

当記事はリテラの提供記事です。

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