『ドクターX』独走、“恋ダンス”違法YouTuber続出、『IQ246』『砂の塔』のトンデモ脚本……秋ドラマランキング 

日刊サイゾー

2016/12/27 00:00


 続々と最終回を迎えた秋ドラマ。視聴率をランキング形式で振り返ります。

■『ドクターX』2016年首位独走

まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールまたぎの作品は除く)。

1位『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)21.5%2位『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)14.6%3位『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 』(日本テレビ系)12.4%4位『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)10.5%5位『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)10.2%6位『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)8.3%7位『カインとアベル』(フジテレビ系)8.2%8位『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)8.1%9位『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)7.7%10位『キャリア』(フジテレビ系)7.2%

トップは、予想通りの米倉涼子主演『ドクターX』第4期。第3期の全話平均22.9%からは1.4ポイント落としたものの、20%超えは年間通して同作のみでした。

今期から、主要キャストに泉ピン子を投入した同作ですが、開始早々「演技が下品」「邪魔」「小姑みたい」と“ピン子不要論”が続出。テレ朝がそんな視聴者の声を汲んでか否か、第7話ではなぜか出番がゼロだったことが話題となりました。

■“恋ダンス”違法動画が大量発生

2位は、今期最大の話題作といえる童貞ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。初回は10.2%でしたが、みるみる上昇し、最終回は20.8%の大台に乗りました。正直なところ、「周りが言うほどハマらなかった」「童貞ドラマなら、『世界一難しい恋』(日本テレビ系)のほうが面白かった」という人ももちろんいるでしょう。しかし、それを人前で口に出せない世間の空気は、NHK『あまちゃん』流行時のそれを思い出させます。

また、星野源やガッキーがエンディングで踊る“恋ダンス”を、YouTube上に公開する素人が続出しましたが、星野の所属レコード会社が音源使用を許可しているのは、最終回が放送された今月20日まで。しかし、YouTube上には、いまだに星野の音源をそのまま使った“踊ってみた”動画が大量に公開されっぱなしです。違法ですし、サムいので早く消しましょう。

あ、そういえば、映画監督の園子温氏による「この前仕事したメンズノンノの売れっ子モデルは目の前で遅刻した理由が昨晩、朝まで好きでもない2人の女とSEXしたせいだと言いわけ?したが、さらにチンポがデカイからさあ、とふざけた奴のツイッターやインスタ見ると、いい人ぶったいい事しか書いてない。これがツィツター、これがインスタ」という5日のツイートが、百合(石田ゆり子)の部下・梅原ナツキ役の成田凌のことではないかとウワサされましたが、どうなんでしょうね? もしそうなら、平匡さん(星野)は自分のと比べて“恐縮”しちゃいそうですね!

■『IQ246』『砂の塔』ミステリーものは、揃って脚本がアレ!

3位は、全話2ケタと健闘しながらも、『逃げ恥』に話題をかっさらわれた感のある石原さとみ主演『地味にスゴイ!』。世の働く全ての人々への応援歌的なドラマでしたが、主人公の恋も仕事も中途半端なまま終わってしまった最終回には、賛否両論が巻き起こりました。続編ありそうですね。

4位は、最終回で、沙羅駆が敵のマリアTに、悪意や殺意のパルスを判断して犬並みにIQを下げる機能が付いたネックレスをプレゼントするという、トンデモ展開が繰り広げられた『IQ246』。放送前には、織田の珍妙なしゃべり方が話題でしたが、本当にヤバかったのはトリックそのものでした。

5位は、松嶋菜々子の美しさを再確認させられた『砂の塔』。放送前にプロデューサーが「3年以上の年月をかけ、丹念にプロットを練り上げてきた」「ワンランク上のサスペンス」とハードルを上げまくっていたものの、最終回では荒すぎる脚本に視聴者がズコー! 松嶋や横山めぐみらが演じるタワーマンションの住人たちが、菅野美穂演じる主人公を追い詰める展開にハラハラさせられたものの、話を広げすぎて収まらなかったのか、放送が終わっても謎だらけです。

また、三代目 J Soul Brothers・岩田剛典演じる体操教室の先生・航平が、主人公と鉄橋でばったり出くわすシーンが毎回頻出。ネット上で「岩ちゃんが橋に住んでる」と話題になりました。

■フジ亀山社長が低視聴率報道に反論!!

今期は、テレ朝やTBSのプライム帯ドラマがオール2ケタと大健闘した一方で、日テレが不調。唐沢寿明・窪田正孝主演『THE LAST COP』がイマイチだったほか、沢村一樹主演『レンタル救世主』が第9話で5%台を記録するなど、惨敗してしまいました。

そして、近年、負け続きのフジテレビですが、今期も全作全話1ケタと全滅。特に、天海祐希主演『Chef~三ツ星の給食~』は、全話平均7.1%で、TOKIO・松岡昌宏主演深夜ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)をも下回る結果に。今年は、『ラヴソング』の福山雅治、『営業部長 吉良奈津子』の松嶋菜々子といった大物俳優に続き、天海までフジの毒牙にかかってしまいました。

そういえば、10月の定例会見で亀山千広社長は、10月からビデオリサーチが始めたタイムシフト視聴率を話題に上げ、月9『カインとアベル』は初回平均8.8%だったけど、録画視聴率は5.9%あるから、合計すると14.0%になるもーーん! と反論しましたが、その計算方法でも他局ドラマに大惨敗していることから、ネット上で失笑を買ってしまいました。

そんなこんなで、視聴者の目を潤したり、カサつかせたりした秋ドラマ。フジは、すっかり俳優から触らぬ神に祟りなし的な存在となってしまったようで、次クールも西内まりや、香里奈、小雪……と、主演俳優の地味さが目立ちますね。頑張れ、フジ!(文=どらまっ子TAMOちゃん)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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