生きる道はここしかない!? しぶとい剛力彩芽、今や“深夜ドラマ”の女王に君臨

日刊サイゾー

2016/12/26 11:00


 剛力彩芽が、来年1月期のTBS系「テッペン!水ドラ!!」の『レンタルの恋』で主演を務める。

すっかりプライム帯から消えてしまった剛力だが、今年4月期には『ドクターカー』(日本テレビ系)、7月期には『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系)と、2クール連続で深夜ドラマの主役を張った。全話平均視聴率は『ドクターカー』が3.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『グ・ラ・メ!』が5.6%と振るわなかったが、それでも再び主役の座を勝ち取ったのだから恐れ入る。

『レンタルの恋』は、“彼女”のレンタルサービスを行う会社「Rental Lovers」の人気ナンバー1である主人公・高杉レミ(剛力)と、そのレミとデートをして瞬く間に恋に墜ちてしまう男性たちが繰り広げるハラハラドキドキのオリジナルストーリー。客からのリクエストを完璧に遂行し、必ず満足させるというレミ。客とレミによる疑似恋愛模様ももちろんだが、客の好みに合わせ、巫女、不良少女、オタク、エヴァンゲリオン初号機などのコスプレ七変化も披露する。

準主役の相手役で、レミにぞっこんになる大学生・山田公介役には、『恋仲』(フジテレビ系)、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、『仰げば尊し』(TBS系)などで存在感を発揮した太賀を起用。そのほか、『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)でブレークし、NHK大河ドラマ『真田丸』にも出演した岸井ゆきのをはじめ、健太郎、信江勇、清原翔といったフレッシュな面々も名を連ねる。さらに、剛力と同じオスカープロモーション所属の原幹恵、金田彩奈も出演。「Rental Lovers」の怪しげな社長兼マネジャー役で、温水洋一が脇を固める。

剛力は、2011年7月期『IS~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)で、福田沙紀とのW主演で連ドラ初主演。12年1月期の深夜ドラマ『ティーンコート』(日本テレビ系)で単独初主演を果たすと、13年1月期『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)、14年1月期『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系)などで主役を務めた。

また、12年7月期『ビギナーズ!』(TBS系)、13年10月期『クロコーチ』(同)、同7月期『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ系)などではヒロインを務めている。しかし、剛力が主演、ヒロインで出演した連ドラはいずれも視聴率面で惨敗を喫し、“低視聴率女優”と呼ばれたりもした。そんな中、昨年4月期『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』(テレビ朝日系)での主演を最後に、一時女優業を休養し、歌手専念を宣言。ところが、4枚目のCD「相合傘」のセールスが伸び悩み、あっさり前言を撤回。同年12月より、女優としての活動を再開した。

当初は、スペシャルドラマの脇役、BSやウェブドラマの主演だったが、『ドクターカー』より本格的に復活。回ってくる仕事は深夜ドラマばかりだが、視聴率が悪くても主役の座が転がり込んでくるのは、ある意味、すごいことだ。 本来、TBSの『テッペン!水ドラ!!』枠は、ムロツヨシ、前田敦子、柄本佑といった、ふだん脇役で活躍しながらもプライム帯での主演は難しい面々や、女優として未知数の松井珠理奈(SKE48)などにチャンスを与えてきた枠だ。今までプライム帯で何度も主役やヒロインに起用されてきた剛力が主演を務めるとなると、若干コンセプトが変わってくるが、やはりオスカーの辣腕ぶりには驚くばかり。

「TBSとオスカーといえば、7月期の『せいせいするほど、愛してる』で武井咲が主演しましたが、全話平均は7.9%でした。それほど結びつきが強いわけではありませんが、やはりオスカーは米倉涼子、上戸彩らを擁する大手事務所。真矢ミキが『白熱ライブ ビビット』で司会を務めている縁もありますし、オスカーと友好な関係を保つのは、TBSにとってもメリットのあることなのでしょう」(テレビ関係者)

“深夜ドラマの女王”となると都落ちした感は否めないが、それこそ、剛力が生きる道なのかもしれない。(文=田中七男)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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