【HUNTER×HUNTER】漫画家・冨樫義博作品の知られざる極秘情報12選【幽☆遊☆白書】

冨樫義博さんといえば、「HUNTER×HUNTER」(ハンターハンター)や「幽☆遊☆白書」などの代表作で知られる人気漫画家です。細かく作り込まれたストーリーや設定は他の漫画家の作品とは一線を画していて、幅広い世代から人気を集めている漫画家だといえるでしょう。

冨樫義博作品の秘密を大公開!


今回はそんな冨樫義博さんによる漫画作品や、冨樫義博さんにまつわる知られざる秘密を大公開! さて、あなたはいったいいくつご存知でしょうか。

冨樫義博作品の知られざる極秘情報12選


1. ハンターハンターはワンピースに次ぐ長期連載
現在も週刊少年ジャンプで不定期連載を続けている大人気作品「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」ですが、連載が始まったのは1998年。これは現在、週刊少年ジャンプ連載中の作品の中では、あの「ONE PIECE」に続いて2番目の長期連載作品なのです。今年「こち亀」の連載が終わり、3位から2位に繰り上がったというわけですね。


ちなみにONE PIECEは1997年から連載開始して単行本は83巻。一方ハンターハンターは1年しか違わないのに33巻。どうして50巻も差がついたのでしょうか……。

2. 最も嫌いなキャラは雪村螢子
冨樫義博さんが自らの作品の中で最も嫌いだと公言しているキャラクターは、幽遊白書のヒロインである雪村螢子(ゆきむらけいこ)とのことです。螢子は主人公・浦飯幽助の幼馴染ですが、いかにも少年漫画のヒロインとしてありがちなキャラクターになってしまったのが気に食わないそうで、完全版の表紙のイラストに登場させるのさえ忘れてしまうほど愛着がなかったそうです。

3. 漫☆画太郎のせいでタイトル変更させられた
幽遊白書はもともと違うタイトルで制作されていましたが、急きょタイトルを変更したという逸話があります。当初は「幽☆遊☆記」というタイトルだったのですが、ちょうど同時期に漫☆画太郎さんの「珍遊記」が週刊少年ジャンプで連載開始することになり、タイトルがかぶってしまうということで急きょ変更するはめになってしまったのです。

4. 結婚式の司会に声優を起用
冨樫義博さんは「美少女戦士セーラームーン」の作者である武内直子さんと結婚していますが、1999年に挙げられた結婚式では、アニメ版幽遊白書で浦飯幽助役を務めた佐々木望さんと、アニメ版セーラームーンで主人公・月野うさぎ役を務めた三石琴乃さんの2人が司会を担当するというファンにはたまらない組み合わせだったそうです。


5. クラピカはナウシカの王蟲がモデル
ハンターハンターに登場するキャラクター・クラピカ。興奮すると目の色が赤く染まる「緋の眼」の持ち主ですが、この「緋の眼」の設定は映画・風の谷のナウシカに登場する王蟲がモデルとなったそうです。確かに王蟲も怒ると体中の眼が赤くなるのはまったく同じ。意外なところを参考にしていたのですね。

6. ゴンの名前はコーンフレークからとった
ハンターハンターの主人公・ゴンのフルネームはゴン・フリークスですが、こちらはゴンという名前が決まっているところに、「コーンフレーク」という言葉の響きをとってゴン・フリークスとなったそうです。

7. カラー原稿の着色は速い
冨樫義博さんはカラー原稿を作るのが苦手だと発言していますが、実際に作業をすると10分程度で終わらせることができてしまうそうです。これはすごいスピードですね。ただし、やる気になるまでに10時間は要するとも発言しているため、トータルで考えるとかなり遅いのかもしれません。

8. 弟も漫画家をしている
冨樫義博さんの弟も実は漫画家をしています。主に「冨樫」という名義を使って成人向けの作品や同人誌などで活動していて、冨樫義博さんから漫画家であることを公言したことはありませんが、幽遊白書で背景の手伝いをしてもらったり、お互いの作品にゲスト参加したりしています。

9. 海外版は物語を改変せざるを得ないほど翻訳が大変
冨樫義博さんの作品は海外でも絶大な人気を誇りますが、かなり作り込まれたストーリーや設定を忠実に翻訳するのはかなり困難で、場合によってはストーリーが大きく改変されていることがあります。


たとえば幽遊白書の13巻で「あつい」と言ったら魂を抜かれる部屋が登場し、蔵馬が海藤に「あ」~「ん」までの45文字が1分ごとにひとつずつ使えなくなるというルールでの戦いを挑みますが、そもそも英語にひらがななどありません。26分間でアルファベット全文字が使えなくなるというルールに改変され、会話の内容もほとんど日本版とは異なるものに差し替えられています。

10. ハンターハンターは1年間ずっと休載したことがある
残念ながら休載になってしまうことが多いハンターハンターですが、2015年にはついに一度も作品が掲載されない休載率100%を達成してしまいました。週刊少年ジャンプの発行回数は年間で約50回。それでも一度も掲載されないなんて、改めてすごいことですよね……。

11. 週刊ペースを守れと新人にアドバイスしたことがある
冨樫義博さんは新人漫画家さんからしてみれば、ストーリも絵も天才的な大先輩作家。うまく漫画を描くコツを少しでも学びたいと思うのは当然ですよね。

同じく週刊少年ジャンプで人気を集めた「ボボボーボ・ボーボボ」の作者である澤井啓夫さんは若手時代に「どうしたら絵がうまくなれますか?」と冨樫義博さんにアドバイスを求めたところ、冨樫義博さんは「きちんと計画を立てて週刊ペースで漫画を描き続けなさい」とアドバイスしたそうです。あれ……そんなこと言っちゃって大丈夫だったのでしょうか……。

12. 単行本1巻が出る間に暗殺教室が完結した
映画化やアニメ化もされるなど大人気となった「暗殺教室」も週刊少年ジャンプの連載作品なのですが、暗殺教室の単行本1巻が発売になったのは2012年11月のこと。一方、ハンターハンターはその翌月の2012年12月に単行本32巻が発売となりました。

そして暗殺教室は2016年6月、単行本20巻をもって完結となりましたが、ハンターハンターの単行本33巻が発売になったのも2016年6月。同じ雑誌で連載している作品なのに、ハンターハンターの単行本が1冊出るまでの間に人気作品の連載が始まって終わっているのです。

冨樫さんは天才以上の存在


いろいろと逸話が多い冨樫さんですが、漫画雑誌の編集者Sさんに話を聞いたところ、「彼は天才ですよ。天才をコントロールするのはとても難しい。だからコントロールする側も天才でなくてはなりません。そもそも、天才という二文字で済ましていい人物ではないし、コントロールしようと思ってもいけない。

川の流れのように生きる彼に逆らわず、うまく流れを作っていくスキルが編集者には必要でしょう。彼は天才を超越した類稀なるセンスの持ち主なのです」と絶賛していました。やはり才能は本物なんですね。

もっと冨樫作品を読みたい!



現在、ハンターハンターは2016年7月以降休載が続いてしまっている状況ですが、それでも待ち続けたくなるほどの魅力がある冨樫義博作品。冨樫義博さんの体調が回復し、2017年はたくさん読むことができるといいですね。

■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/

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