【プロ野球】マネーゲームをしない球団の適正価格? 日本ハム・優勝時の年俸ランキングの推移を検証する!


 日本ハムの選手の契約更改が全て終了した。日本ハムはFAによる補強を重視せず、ときには主力選手の流出をもいとわないチーム方針を貫いている。よって、他球団と比べて決して選手の年俸が高いわけではない。

逆に言えば、日本ハムは特定選手の獲得や引きとめのために過剰なマネーゲームをしない「適正評価」が下せる球団と言えよう。

この特徴を踏まえて、日本ハムの年俸上位選手の推移を、優勝時の年俸をもとに振り返ってみたい。

※年俸は全て推定金額。

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■【最新年俸】2016-2017年の年俸ランキング上位選手

中田翔:2億8000万円
大谷翔平:2億7000万円
レアード:2億5000万円
増井浩俊:2億2000万円
メンドーサ:2億円
宮西尚生:2億円
田中賢介:2億円

日本一になった今季は、レアード、宮西尚生、田中賢介の3人が新たに2億円プレーヤーとなった。注目の大谷翔平は3億円に届かずの2億7000万円。

大谷の年俸がちょっと安い気もするが、中田翔やダルビッシュ有(現レンジャーズ)とのバランスを考慮した結果だろうか?

■【前回優勝時】2012-2013年の年俸ランキング上位選手

武田久:2億4000万円
武田勝:2億円
稲葉篤紀:2億円
宮西尚生:1億2000万円
ケッペル:1億2000万円

宮西尚生と武田久以外の選手はチームを去ってしまい寂しい限り。その武田久の年俸も現在ではこの年の約13分の1となる1800万円。プロ野球は厳しい世界だ。

■【梨田政権優勝時】2009-2010年の年俸ランキング上位選手

ダルビッシュ有:3億3000万円
稲葉篤紀:2億5000万円
田中賢介:1億9000万円
武田久:1億9000万円
金子誠:1億3500万円

この頃のチームの顔といえば、何といってもダルビッシュ有。この翌年には年俸5億円にまで上がった。もっとも、後にレンジャーズに入ってさらに倍額の10億円以上になるのだが…。

■【北海道移転後の初優勝時】2006-2007年の年俸ランキング上位

セギノール 2億6800万円
金村曉 1億8000万円
MICHEAL 1億5800万円
稲葉篤紀 1億4500万円

1億円以上のプレーヤーは外国人を含めて4名という、何とも慎ましいランキングだ。ちなみに同時期のソフトバンクは、松中信彦の5億円、小久保裕紀の3億円を筆頭に10人もの1億円プレーヤーを輩出していた。

それでも日本ハムは2006年、2007年とリーグ連覇を果たしているのだから、やはり費用対効果の高い球団経営という点では球界屈指と言えるかもしれない。

文=サトウタカシ (さとう・たかし)
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