ブーム転換期へ たかみな、ズッキら今年アイドルを卒業したメンバーを振り返る

クランクイン!

2016/12/11 06:50

 “アイドル戦国時代”と言われ続けてきて久しいが、AKB48が2006年にインディーズデビューしてから丸10年の今、アイドルブームが大きな転換期を迎えている。人気グループから主力メンバーの卒業が目立った今年、その主なメンバーを改めて振り返ってみた。

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今年前半のトピックスといえば、AKB48の結成時からグループを引っ張ってきた総監督・高橋みなみの卒業だ。高橋は今年3月に横浜スタジアムで卒業コンサートを開催し、自身の25歳の誕生日である4月8日の劇場公演をもって卒業した。卒業後も、総監督時代に身につけたリーダーシップを買われて、TV番組でMCを務めたり、PRイベントに呼ばれたりする一方、アルバム『愛してもいいですか?』をリリース、ソロ歌手としてスタートを切った。AKB48ではほかにも小林香菜、高城亜樹、永尾まりや、岩佐美咲、岩田華怜、石田晴香、前田亜美、平田梨奈ら中堅メンバーの卒業ラッシュとなった。

姉妹グループのSKE48では宮澤佐江が今年3月に卒業(SNH48も卒業)。卒業後はミュージカル『王家の紋章』に出演し、女優として活躍するほか、持ち前の明るいキャラクターを活かしバラエティ番組にも出演。SKE48からはほかにも、現在フリーアナウンサーとして活動する柴田阿弥らが卒業。

NMB48からは山本彩とともに人気を博した渡辺美優紀が卒業。卒業後はスタイルブックを発売したが、その後は特に表立った活動はなく、引退も示唆している。NMB48からは長年48グループを支えてきたAKBからの移籍組・梅田彩佳のほか、小谷里歩も卒業。HKT48からは、結成当初キャプテンを務めた穴井千尋が海外留学のため卒業している。

また、乃木坂46からは、「聖母」の愛称で人気だった最年長メンバー深川麻衣が卒業。卒業後は事務所を移籍し、女優として再スタートを切った。

ハロー!プロジェクトでは、モーニング娘。’16のズッキこと鈴木香音が卒業。ぽっちゃりキャラという独自のスタンスで人気を博し、バラエティでの活躍が期待されていたが、完全に芸能界を引退し、福祉の道に進むという。同じくハロプロからは、ミュージカル女優を目指すアンジュルム・田村芽実と、体調不良のためカントリー・ガールズの稲場愛香が卒業をした。

女優活動と並行し、10年近くにわたって9nineのメンバーとして活動してきた川島海荷は、7月に同グループを脱退。女優業にさらに力を入れるとともに、10月から朝の情報番組『ZIP!』の総合司会を務めることに。さらなる活動の場を広げている。

さらに来年には、AKB48・小嶋陽菜、島崎遥香の人気メンバーが卒業を控えている。乃木坂46・橋本奈々未、カントリー・ガールズ・ももちこと嗣永桃子は卒業とともに芸能界を引退することも発表、衝撃が走った。メンバーの卒業ではないが、ライブパフォーマンス力で、他のアイドルからも一目おかれているハロプロの年長グループ・℃‐uteも、結成12年目の来年6月に解散をすることも忘れてはいけない。

今最も勢いがあると言われる乃木坂46と、今年デビューし、いきなり紅白歌合戦出場を果たすという快進撃を続ける欅坂46の勢いはますます加速しそうだが、来年は、48グループとハロプロは2017年は大きな転換期になるだろう。

48グループでは、不動のエース格の指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀、松井珠理奈、山本彩らに続く存在として、HKT48・宮脇咲良、兒玉遥、松岡はな、AKB48・向井地美音、岡田奈々、込山榛香など次世代を支えるメンバーが続々成長。そして今後が楽しみな新グループ・NGT48もおり、グループ全体で新陳代謝を進めている。

ハロプロ勢も、モーニング娘。’16の譜久村聖、アンジュルムの和田彩花ら次世代リーダーを中心に、Juice=Juiceの宮本佳林、こぶしファクトリー・浜浦彩乃、モーニング娘。’16の牧野真莉愛ら、新世代エースと言われるメンバーが着実に成長し、上手く世代交代をはかっている印象だ。

一方、AKB48のブレイク以降続々と誕生したアイドルグループやご当地アイドルは、結成当初のメンバーがアイドル卒業の年齢に差し掛かかっているが、大手グループのように、有力な新メンバーを加入させるといった世代交代ができるのかといった難しさがある。ブーム転換期を迎えた今、裾野を広げたグループがどう生き残りをかけて勝負してくるのかに注目したい。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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