大切な人とゆっくり絆を深めたい♪庭園を愛でるおすすめ宿【全国】

じゃらんnews

2016/10/26 21:00




記念日や誕生日、季節のイベントなど。特別な日は大切な人と一緒に、癒しのひと時を過ごしたいものです。そんな時に是非利用したいのが、美しい庭園をゆったり眺められる宿。こだわりのつまった庭園を持つ厳選宿を、全国からご紹介します。

1500坪の回廊式庭園を離れの客室から堪能できる宿や、季節の花が咲き乱れる庭園をガイドと回れる宿など、魅力的な宿ばかり。

部屋から鑑賞するもよし、のんびりと散策するもよし。広大な庭園をじっくりと堪能してみてください。
庭園の宿 石亭【広島県廿日市市】
1500坪の回廊式庭園を離れ客室から独り占めする1日。

客室「游僊(ゆうせん)」から見た庭園。目の前の池には鯉が泳ぎ、遠くには瀬戸の海を望む
広い敷地に離れが12室のみという贅沢な造り
「安庵(あんあん)」露天風呂。すべての離れに趣の異なる風呂を有するのがこの宿の特徴
亭主の蔵書を楽しめる「床下サロン」
隠れ家のような東屋「草々亭」。スプマンテやお茶などをオーダーして寛ごう
夕食後のラウンジには地酒の利き酒も用意される
「游僊(ゆうせん)」の格子窓から眺める池の鯉
庭に向かって大きな窓が設けられた「大観(たいかん)」から眺める夕景
松明が灯る夜の庭園もまたみごと。秋の虫が奏でる音色を聴きながら、夜の散歩を楽しもう
\石庭の夕食大公開/※料理は季節によって異なる

先付
「冷製川海苔仕立」と「小鰯の洗い」、「穴子の西京焼き・白焼き・燻製」。すっぽんは生きたまま仕入れたものを捌いており、旨味を閉じ込めて煮こごりにしたスープの下からは、卵と川海苔でとじたすっぽんの身が顏を出す
八寸盛り込み
「活き蛸」、「長ナスの白ワイン煮」、「冷やし鯛素麺」、「地ピーマンと音瀬ちりめん胡麻油風」、「小メロン西瓜見立」など、旬の食材が美しい絵画のように盛り付けられている
椀物
椀の蓋を取ると、ぱっと咲いた白い花のような鱧が顏を出す「鱧吸い(はもすい)」。香りが良い焼きナスと、するりとしたのど越しのじゅんさいが、全体にアクセントを加える
お造り
この日のお造りは、ムラサキウニ、赤貝、ヒラメ、鰆、イサキ、鯛といった瀬戸内で揚がったばかりの海の幸。昆布醤油や醤油をジュレにしたものが添えられているのが石亭流
焼き物
活きうなぎの蒲焼きと和牛ヒレ肉の炙り、すずきの炭火焼きに、スナップ豆と焼きトマトをあしらったボリュームある一皿。熱々のうちにいただきたい
強肴(しいざかな)
穴子をうずまき状にしたものを焼き切った器に盛り付け、青海苔で風味を付けた銀あんをかけたひと品。ぐつぐつ煮えた穴子の上に、うずらの卵をかけてどうぞ
穴子釜めし
地元産の穴子を使った穴子釜めしは、石亭の名物メニュー。穴子の出汁がたっぷりと染み込んだご飯とともに、ふんわりとした穴子の食感を楽しみたい
旅慣れた人に庭園が美しい宿はどこかと尋ねると、名が挙がることが多いのが、ここ「石亭」ではないだろうか。亭主の上野さん自らが手入れをする回廊式庭園は、広さ1500坪。中心に据えられた池には艶やかな錦鯉が泳ぎ、その周囲を隙なく刈り込まれた木々が彩る。この庭を囲むように配されているのが、全12室の離れだ。いずれの客室からも庭を眺めることができるが、庭の表情はそれぞれ違う。どこを選ぶかで宿の印象が変わるのも、この宿の面白さだろう。

贅を尽くした宿ながら、我が家のように寛げるのにはいくつか秘密がある。その一つが、随所に配された大人の隠れ家だ。亭主の蔵書が並ぶ「床下サロン」や東屋など、自分だけの特等席を見つけるのも滞在を楽しむコツ。冷えたスプマンテなどをオーダーし、思い出話に花を咲かせよう。

そして、気づくと夕食どき。部屋には瀬戸内でとれた山海の幸がずらりと並ぶ。味に定評があるのは、あなごめしの名店「うえの」の経営も行う亭主が、こだわり抜いた食材だけを提供しているため。「とにかくお客様に満足していただきたい」という亭主の気持ちが随所に感じられ、心が温かくなる宿なのである。
庭のあらまし

白い小石の道と芝生のコントラストが美しい回廊式庭園。秋にはモミジや桜の木が鮮やかに紅葉する
庭園の宿 石亭(せきてい)
TEL/0829-55-0601
住所/広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27
料金/1泊2食2万9310円~
アクセス/電車:JR山陽本線大野浦駅より車で5分※無料送迎あり 車:山陽道大野ICより10分
「庭園の宿 石亭」の詳細はこちら
秋保温泉 茶寮宗園【宮城県仙台市】
約8000坪の敷地に佇む宿で1枚絵のような庭園を愛でる。

本館1階和室「公華(こうか)」。全26室はそれぞれ個性豊かなしつらえとなっている
全10室ある露天風呂付き客室の1室「敷島(しきしま)」は10畳+8畳の二間続き
露天風呂付き客室「嵯峨」から眺める日本庭園。四季折々の庭の表情を楽しみたい
男女別の大浴場。壁一面に取られた大きな窓を備えており、湯船からも自然の木々を望む
岩づくりの趣ある露天風呂。鳥の声や風の音を聴きながら静かにお湯を楽しみたい
夕食に並ぶのは、彩りも鮮やかな懐石料理の数々
自然と一体となって佇むみごとな数寄屋風建築
一度は泊まってみたい宿として、旅のプロからも人気が高い「茶寮宗園」。約8000坪という広大な敷地に佇むのは、格式の高さが伺える純和風の数寄屋風建築である。その建築美と並んで宿の魅力として語られるのが、美しく整えられた日本庭園だ。全26室の客室はすべてこの庭園を望むように造られており、大きく開かれた窓から、自分だけの特別な景色を独り占めすることができる。大切に守られている植栽や芝を眺めつつ静寂の時を過ごせば、心の疲れさえも吹き飛んでしまうだろう。

美しい景色を心ゆくまで堪能した後は、いざ露天風呂へ。開けた窓から自然の木を望む湯船は、開放感たっぷり。部屋とはまた違った景色を、良質の湯とともに味わおう。よりプライベートに温泉を楽しみたいという人なら、露天風呂付き客室を予約するのもおすすめだ。

そして、いよいよお待ちかねの夕食どき。一品一品供されるのは、三陸産の黒あわびなど、みちのくの旬の素材を使った懐石料理の数々である。庭のみならず、皿の上でもまた四季を味わえるとは、何と贅沢なことか。美食を前に、家族との会話もきっと尽きないことだろう。
庭のあらまし

数寄屋風の建築美と一体化した庭園は、伊勢神宮の茶庭も手掛けた造園業者の手によるもの。秋にはモミジの木が美しく紅葉した様子を、部屋からゆっくりと眺めることができる。
秋保温泉 茶寮宗園(さりょうそうえん)
TEL/022-398-2311
住所/宮城県仙台市太白区秋保町湯元字釜土東1
料金/1泊2食3万7950円~
アクセス/電車:JR仙台駅よりタクシーで30分 車:東北道仙台南ICより15分
「秋保温泉 茶寮宗園」の詳細はこちら
三養荘【静岡県伊豆の国市】
悠久(ゆうきゅう)の歴史が薫る日本庭園を専任ガイドの引率で巡る。



廊下の途中には急に視界が開けるところが設けられ、秋の真っ赤に燃えるような紅葉は、ぜひ目に焼き付けたい
昭和22年の創業だが、その前身は旧三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏の長男・久彌氏の別邸だった


駿河湾・相模湾からは新鮮な海の幸、修善寺・天城からは山の幸と、伊豆半島の山海の恵みをともに享受できるのは、中伊豆という立地なればこそ
本館1館の刻んできた時の長さと、日本家屋の良さを実感できる客室。広縁から庭園に出ることも可能だ
アルカリ性単純泉の湯は、柔らかな感触で肌にしっとりと馴染んでくる
庭いじりが趣味というふたりが旅に出た先は、静岡県伊豆長岡に佇む老舗の宿。実はこの「三養荘」は、昭和4年(1929年)に近代日本庭園のパイオニアと称された小川治兵衛氏が丹精を込めた約3000坪の庭に誕生した。そうまず庭がありきという何とも風流な宿なのである。

到着したらまず庭へ。広大な敷地に点在する雅やかな松の姿などを損ねないように、和風の建物が配されている。花々を愛でながら、緩やかな勾配を上ると、最も高台にあり、庭園全体を見渡せるという「東屋(あずまや)」の姿が現れた。宿屈指のビュースポットで望む光景に思わず感動。ため息をつかずにはいられない。部屋に戻って浴衣に着替え温泉へ。大浴場で四肢をのばして寛ぐ。お風呂上がりには、伊豆の山海の幸がふんだんに盛り込まれた懐石料理が待っていた(部屋食プランもあり)。

翌朝は9時に玄関前へ。お目当ては昨日予約しておいた庭園散策ツアー(無料)。朝の清々しい空気が支配する中、案内人に導かれ30分ほどの庭巡りへ。昔から伝承されてきたエピソードなどを聴きつつ回ると、また違った庭の姿が浮かんできた…。

\自慢の庭園です/



庭園案内人のひとり古屋敏秀さん。散策ツアーは毎朝9時から。前日までに予約を
庭のあらまし

およそ3000坪。京都の庭師・小川治兵衛氏が造園。春は枝垂れ桜、どうだんつつじ、さつき。夏は、はなしょうぶ、秋は、モミジやどうだんつつじの紅葉、冬は寒桜・梅などが咲き誇る。
三養荘(さんようそう)
TEL/0120-00-8686(プリンスホテル予約センター)
住所/静岡県伊豆の国市ままの上270
料金/1泊2食2万8125円(1室4名時)~
アクセス/電車:伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅よりタクシーで5分 車:東名沼津IC、新東名長泉沼津ICより25分
「三養荘」の詳細はこちら
御宿 竹林亭【佐賀県武雄市】
15万坪の庭に抱かれた宿で見渡すかぎりの庭に見惚れる

約170年前、3年の歳月をかけて築かれた「御船山楽園」は、数十万の木や花々で埋め尽くされている
「山茶花(さざんか)」の展望露天風呂正面の木々が秋は見事な紅葉に
高台の角部屋ならではの開放的な景観が評判の「悟竹(ごちく)」は月見台も備える
1300年以上前の書『肥前国風土記』にも登場する武雄温泉の湯を、竹林がささやく露天風呂で
ゲストは、御船山楽園の萩野尾御茶屋で営業する「茶屋バー」も利用できる
食材選びや調理、盛り付けはもちろん、供する部屋の眺めや設えにまで配慮した献立に仕立てている
客室はそれぞれに間取りや設えを工夫。一部には露天風呂や月見台、専用散策路も
庭を誇る宿として、決して看過することができないのが、佐賀県・武雄温泉にある「御宿 竹林亭」であろう。実はこの湯宿には庭を持っているという表現は適切ではなく、庭の中に宿があると記すのが正解である。

御船山の中腹に立つ宿は、15万坪の敷地を持つ「御船山楽園」にすっぽり包まれている。武雄領主・鍋島家ゆかりの風光明媚な庭園を進むと、ようやくその全貌を確認できた。

当然ながら、チェックイン後も視界に入るのは、空と御船山の断崖を除けばすべて庭。まさに広大な敷地は紅く色づき始めつつある。生命力に満ちあふれた春の姿もいいけれど、年輩者と同行するのなら、侘び寂びを感じさせてくれる光景の方が、互いに饒舌(じょうぜつ)になれそうだ。宿の信条は“庭屋一如(ていおくいちにょ)”。なるほど庭や建物、四季、自然、周辺の環境が一体となっていて、癒やしの空間が広がる。滞在した「悟竹」は、専用散策路で楽園と繋がり、自由に往来できるというから朝の散歩が今からとても楽しみだ。

部屋のデッキで自然との対話を楽しんだら、しっとりとした風情を醸す竹林に囲まれた大浴場の露天風呂へ。透明でなめらかな湯触りの武雄温泉の湯を享受しながら、海に囲まれた佐賀の豊かな食材を味わう懐石料理への期待が膨らんでいく…。
庭のあらまし

1845年開園の「御船山楽園」は国登録記念物。第28代武雄領主・鍋島茂義の別荘跡で、15万坪の敷地には5000本の桜と20万本のつつじが咲き誇り、秋は紅葉の名所で知られる。
御宿(おんやど) 竹林亭(ちくりんてい)
TEL/0954-23-0210
住所/佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
料金/1泊2食3万9840円~
アクセス/電車:JR武雄温泉駅よりタクシーで5分 車:長崎道武雄北方ICより10分
「御宿 竹林亭」の詳細はこちら

※この記事は2016年8月時点での情報です

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