おかずクラブ・オカリナが図書館に半年! 大迷惑かけた原因とは…

ananニュース

2016/6/9 22:00

テレビで見ない日はないと言っても過言でない、お笑いコンビ・おかずクラブさん。そんな大活躍中の二人に人生を変えた運命の本を紹介してもらいました。

小さい頃から大の本好きというゆいPさんと、「小説よりマンガ派」というオカリナさん。好対照な二人が選んだ一冊とは?

*  *  *

ゆいP:オカリナが選んだ本、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』?

オカリナ:うん。専門学校生時代にたまたま図書館で借りたんだけど、ほら私、普段あまり本読まないじゃん? 上巻を読むだけで半年もかかっちゃった。でも途中からだんだん面白くなってきて、中と下はもう一気読み。

ゆいP:それは、図書館もさぞ迷惑しただろうね…。

オカリナ:『項羽と劉邦』って、中国の歴史物語だから、途中からどちらが勝つかわかってくるじゃない。最初は栄華を極めていた項羽が徐々に追い詰められていくサマが辛くて辛くて…。

ゆいP:オカリナ、もう涙目!

オカリナ:ゆいPは、歴史物よりもグロい系の話が好きだよね。

ゆいP:うん。ホラーとか殺人とか、胸がザワザワするような作品が特に。おすすめは、平山夢明さんの短編集『独白するユニバーサル横メルカトル』の中の「無垢の祈り」。両親に虐待されている少女が、巷を騒がせる殺人鬼に興味を持つって話なんだけど…。

オカリナ:その本さ、何度も薦めてくれるけど、絶対に貸してくれないよね? 読んだこともないのに、ストーリー覚えてるもん。

ゆいP:これはオカリナも読んだら絶対にハマると思う! 少女の祈りが無垢でね…超泣けるのよ。

オカリナ:でも貸さないでしょ?

ゆいP:うん、それは無理(笑)。

◇『項羽と劉邦』司馬遼太郎「楚の項羽が漢の劉邦に敗れて包囲されたとき、漢軍の歌う楚の歌を聞き絶望したというクライマックス」(オカリナさん)。新潮文庫 上710円、中630円、下670円

◇『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明「少女が殺人鬼に残したメッセージ。世間から疎まれる殺人鬼も、彼女にとってはヒーローだった。そう思うと、切なくて涙が出ます」(ゆいPさん)。光文社文庫 600円

◇おかずクラブ お笑いコンビ。2009年結成。「それがお前らのやり方かぁー!」などのネタで一躍注目を浴びる。現在、日本テレビ系『ヒルナンデス!』火曜レギュラーを務めるなど、バラエティを中心に活躍。

※『anan』6月15日号より。写真・内山めぐみ 文・瀬尾麻美

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