狙うは“深夜ドラマの女王”の座? 『ドクターカー』苦戦中の剛力彩芽が、7月期もテレ朝で連ドラ主演の快挙

日刊サイゾー

2016/6/6 09:00


 ここまで来たら、オスカー・プロモーションのらつ腕ぶりに敬服するしかないか!?

現在、主演する日本テレビ系の深夜ドラマ『ドクターカー』(木曜午後11時59分~)が苦戦している剛力彩芽が、7月期もテレビ朝日系の深夜ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(金曜午後11時15分~)で主役を務めることになった。

くだんの『ドクターカー』は初回こそ、4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークしたものの、第2話では3.2%と急降下。その後、3%台が続いていたが、第7話(5月26日)では2.7%まで落ち込んだ。第7話までの平均は3.5%で、このままいけば、芸人・小籔千豊の連ドラ初主演作だった、1月期『マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~』の平均3.7%すら下回りそうな気配になってきた。そんな剛力が深夜枠とはいえ、2クール連続で連ドラの主役の座を張るのだから、所属事務所であるオスカーの政治力には恐れ入るばかり。

もともと、“視聴率が取れない女優”と称されていた剛力は、昨年4月期『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』(テレビ朝日系/主演)を最後に、女優業を一時休業。歌手活動に専念したが、それもままならず、同12月から女優に復帰。当初はBSやwebドラマ、スペシャルドラマの脇役で出演していたが、『ドクターカー』より本格的な復活を遂げた。

7月期に放送される『グ・ラ・メ!』は、ドラマになった『信長のシェフ』の作者・西村ミツル氏と大崎充氏(画)による漫画『グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~』(新潮社刊)が原作。

低迷する支持率を打破するため、現内閣総理大臣・阿藤一郎(小日向文世)と総理大臣秘書官・古賀征二(滝藤賢一)が、総理任命の「官邸料理人」の復活を決断。大宰相と呼ばれた吉田茂総理の時代以来、約70年ぶりとなった「官邸料理人」に任命されたのは、料亭で仲居として働いていた一木くるみ(剛力)。天才的な料理の腕がありながら、その若さと率直な性格ゆえに、周囲から敬遠され、居場所を見つけられずにいた孤高のシェフ・くるみが、周囲の反発や嫉妬にも惑わされず、ひたすら料理を追求していく……というストーリー。

他のキャストは、官邸大食堂の総料理長で、くるみと何かと敵対する清沢晴樹(高橋一生)、東陽テレビ政治部記者の立花優子役(新川優愛)、官邸料理人のひとりで、くるみの面倒を見ることになる田村友和(三宅弘城)、阿藤総理の娘で事実上のファーストレディ・阿藤理子(内藤理沙)ら。また、3月にオスカー主催「2016年女優宣言お披露目記者発表会」に参加した、13年ミス・ユニバース日本代表の松尾幸実が、官邸事務所の職員・桜井あすか役で女優デビューを果たす。

『ドクターカー』では5歳の男児を持つシングルマザーの新人医師役で、現在23歳の剛力には、かなり無理な設定だった。『グ・ラ・メ!』も役柄上25歳にして、総理大臣の料理番になるという非現実的な設定だが、それがまかり通るあたり、ある意味すごいことだ。

剛力にとって、テレ朝の金曜ナイトドラマ枠での主演は、『私の嫌いな探偵』(14年1月期)、『天使と悪魔』に続いて3作目となり、今度こそは視聴率という結果がほしいところ。プライム帯から、すっかり消えた剛力だが、さしあたって狙うは“深夜ドラマの女王”の座か!? その先には、捲土重来、プライム帯への復活を見据えているはずだ。
(文=森田英雄)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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