『新・信長公記』ハマる世界観 萩原利久ら“武将”の演技が絶妙、史実から考察する面白味も

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永瀬廉萩原利久が演じた“本能寺の変”では、心理戦も展開された。「どんどん面白くなってきた」と話題になっている『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』第3話(読売テレビ・日本テレビ系、毎週日曜よる10時30分から放送)。出演している俳優陣の演技力が高く、戦国武将のクローンが100年後の日本で…と非現実的な世界観にもかかわらず「ハマった」「考察しちゃう」とドラマに夢中になる人が続出している。ラストでは、ついに織田信長(永瀬廉)が「天下を獲る」と宣言。無気力で謎めいた永瀬廉も美しく見応えがあったが、第4話からは熱い演技やアクションにも期待したい。

本作は、戦国武将のクローン高校生たちが「学園の天下統一」を目指していく、青春あり、戦ありの学園天下獲りエンターテインメント。豊臣秀吉(西畑大吾)、明智光秀(萩原利久)、上杉謙信(犬飼貴丈)、伊達政宗(三浦翔平)など、史実を取り入れた“武将”たちのやり取りも「かわいい」と注目が集まっている。

(以下、第3話 ネタバレあり)

今回は、萩原利久演じる“明智光秀”回。いつも怯えていて、仲良くなった上杉謙信(犬飼貴丈)の後ろに隠れている姿には「かわいい」の声も上がっていたほど。しかし、徳川家康(小澤征悦)が明智光秀を「倒す」と宣言。物語は史実も交えながら混乱していく。

とにかく徳川家康が怖い。

コメディ要素が強かった前回までに比べると、第3話では「家康がずーっと怖い」「もはやホラー」と、小澤征悦の迫力と醸し出す威圧感はSNSでも話題に。「全員15歳」という設定はもはや忘れ去られつつあるが、徳川家康のクローンであるという説得力は増していく。

一方、明智光秀は中学時代、関西有数のギャングチームに入っていたが、自身が強かったわけではない。“パシリ”としてパンを買いに行かされる回想シーンが流れると、「既視感w」「見覚えありすぎたw」とドラマ『美しい彼』で萩原利久が演じた“平良”を思い出す視聴者が続出。さらにジャニーズJr.内ユニット・少年忍者深田竜生も出演しており、このシーンには反響が殺到。一瞬も見逃せないドラマだ。

明智光秀は、頭脳派で交渉が得意。徳川家康との戦いに備えて、クラス中を味方にすることに成功する。第2話の秀吉のように、“武将”の特性を取り入れた展開が繰り広げられた。最後に交渉したのは信長。史実を知る視聴者の頭には、すぐに“本能寺の変”がよぎり、明智光秀の裏切りを期待。史実から考察しようとすると先が読めているネタバレ状態のようだが、そうはならない。彼らは“クローン”であり、その場にいなかったはずの武将の影響も受けていく。持っている知識を組み合わせて、この予測不可能なストーリーを存分に楽しむことができるのだ。



そんな特別な立場は、実は視聴者だけではない。歴史オタクで唯一武将のクローンではないみやび(山田杏奈)と銀杏高校のAI理事長(柄本明)は、歴史の知識を持ってこの世界にいる。

そして徳川家康もまた、“歴史を知っている”と判明。強いと評判の武田信玄(満島真之介)を真っ先に倒し、明智光秀を簡単に取り込むことができた秘密がここにあった。「史実とイメージが違う」と話題の徳川家康だが、このアドバンテージをどう使っていくのか注目だ。

永瀬廉と萩原利久が見せた“武将”の心情の変化は素晴らしく、みやび(山田杏奈)が占いをするシーンでは犬飼貴丈らが見せるかわいい一面に夢中に。第3話でも、俳優陣の演技に魅了された。

永瀬廉が演じる信長は、少し離れたところからクラスを見守る静かなキャラクターで、クラスメイトのピンチをさりげなく救ってきた。第1話で舞いを披露したり、本多忠勝(阿部亮平)から想いを寄せられるなど、その美しさや頼りになる優しさが印象強い。しかし徳川家康(小澤征悦)の非情なやり方や明智光秀(萩原利久)の決断でついに覚醒。自ら動き出す信長のいきいきとした熱い表情に、期待せずにはいられない。これまで抑えた演技で無気力さや掴みどころのない信長をしっかり見せてくれた永瀬廉。今度は、感情の変化を熱く溢れさせ、「ハマり役」「かっこいい」と視聴者に新しい物語の幕開けを感じさせた。

新しい一面を見せたのは信長だけではない。明智光秀は臆病で真面目、信長と心通わせる微笑ましい様子も見せてくれていた。しかし、夢オチとはいえ「僕を信じた君が悪い」と信長を裏切るホラー映画さながらの不気味な微笑みには戦慄。ラストでは「変わりたい」という想いを力強く主張し、堂々とした姿を見せた。自分の味方になってくれたクラスメイトを裏切ることになるという葛藤と、ようやくみつけた自分の生き方への希望。萩原利久は、この複雑な感情を細やかな表情の変化や話し方で繊細に表現し、視聴者の心を揺さぶった。

シリアスな展開が際立つ第3話だったが、武将たちのかわいさ抜群の場面も。

戦国武将を知るみやびが占いをするシーンで目立っていたのは上杉謙信(犬飼貴丈)。「毘沙門天の生まれ変わりだ」と言われると「やっぱり…そうだったのか」と興奮して立ち上がり、喜びを抑えきれない。一切疑わず、「かなり当たるぞ」と無邪気に言い回る様子には、「可愛いかった」「チョロすぎかわいい」とSNSでも話題に。

上杉謙信は、明智光秀との交渉の際も“格式”と“礼儀”を重んじる様子を見て味方につくことを決める。その平和を願う穏やかな様子は、『しろめし修行僧』で犬飼貴丈が演じた僧侶“ぶりあん”を彷彿とさせる。しかし武田信玄のライバルともなれば、相当強いはずだ。『ケイ×ヤク』のようなアクションシーンにも期待が高まる。

第3話では、恒例になりつつある伊達政宗(三浦翔平)のコスプレは無し。今回はクールに登場したが、次回はコスプレ姿も楽しみにしたい。本多忠勝×信長の恋の行方は、みやびの占いにより一歩前進(?)。「楽しみにしてる」「本多の表情がクセになる」と、ふたりのファンも増えている。占いの間中、みやびの隣をキープする秀吉(西畑大吾)も秀吉らしい。かわいい“武将”たちから、これからも目が離せない。

一方、「俺に未来などない」と占いには参加しない武田信玄(満島真之介)。

暗躍する黒田官兵衛(濱田岳)や徳川家康とのシーンになると、重い空気が漂い、サスペンスドラマかと思うほどテイストが変わる。急に引き込まれる緊張感と、コミカルな休み時間のような緩急は、このドラマの最大の見どころ。メリハリのある“武将”たちの絶妙な演技は、それぞれのキャラクターに説得力と深みを持たせ、より“ハマる”ドラマにしてくれている。

第4話の予告では上杉謙信(犬飼貴丈)がフードを取るシーンも映し出されており、波乱の予感も。徳川家康(小澤征悦)に、信長(永瀬廉)たち特進クラスの面々はどう立ち向かうのか。第4話のあらすじが到着した。

【第4話 あらすじ】

「天下を獲る」と旗印に掲げた織田信長(永瀬廉)。クラスメイトの武将たちがその真意を探る中、武田信玄(満島真之介)は、徳川家康(小澤征悦)に、信長の掲げた旗印は家康への“宣戦布告”なのではと言い、二人は一触即発の雰囲気だ。

その頃、美術室では、信長がろくろを回してツボを作っていた。「和の心を持って、手を取り合う」という母の言葉をつぶやくが、ツボは崩れてしまう。信長の様子を日下部みやび(山田杏奈)は見つめている。

そんな中、家康が「誰かを倒す」の旗印を提出する。誰を狙うか明かさなければ、いつ狙われるかわからない。戦いに備えにくい家康の戦法に、武将たちがざわつく中、2年の十川八郎が倒された。そして、家康は新たに旗印を提出。内容は同じ「誰かを倒す」で、クラスメイトたちは動揺を隠せない。

トレーニング室では、家康、明智光秀(萩原利久)、“謎の人物”が話していた。家康は、“謎の人物”に「お前の考えた作戦。実に面白いぞ」と話す。さらに、「しかし、お前がこちらに付いたとは思わんだろなぁ」と不敵な笑みを浮かべるのだった。

一方、みやびは、「恐怖にまみれた旗印戦を行ってよいのですか?」と別府ノ守与太郎理事長(柄本明)に直談判。しかし、理事長は「大いに結構。それこそが、まさに戦国」と笑うだけで……。

教室では、今川義元(松大航也)が、やりたい放題の家康に向かって怒りを爆発させていた。竹中重治(栁俊太郎)は、今川に落ち着くよう声をかけるが、豊臣秀吉(西畑大吾)も「今川の言うとおり」と騒ぎ始める。クラスメイトたちがもめる中、家康をどう止めるつもりかと問われた信長は、「和の心を持って、天下を獲る」と宣言して……。

■『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』

毎週日曜よる10時30分~

(C)読売テレビ

当記事はdwango.jp newsの提供記事です。

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