『劇場版ポルノグラファー』ラブシーンを猪塚健太が語る 劇場版は「より一層のオス味」

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「思う存分、両目に焼き付けてください!」。フジテレビ系配信サイトFODで驚異的加入数を叩き出した伝説的ドラマ「ポルノグラファー」が『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』(2月26日全国公開)として、ついにスクリーンに降臨する。

ドラマ終了から約2年ぶりの再会で、劇中時間もドラマ版のラストから約2年後というリアルタイム設定。すれ違いの中で官能小説家・木島(竹財輝之助)とその恋人・久住(猪塚健太)が選んだ未来とは…?ドラマ版に引き続き久住を繊細に体現した猪塚が、熱気あふれる撮影の舞台裏をつまびらかにする。



映画版完成に「配信ドラマの際も続編があることすら想像していなかったので、映画としてこの物語が完結するのは何よりも光栄なことだし、本当に嬉しい。間違えなく観てくださったみなさまのおかげですし、大変お待たせいたしました!という感じです」と喜色満面の猪塚。しかし緊急事態宣言が明けてしばらく経ってからの撮影では、様々な制約と苦労が絶えなかったという。

「約2年のブランクもありますし、特に昨年はコロナ禍で会いたくても人と会えない状況が続きました。その“誰かと繋がりたい”という僕としての心境は役柄に上手く反映できたと思いますが、竹財さんとのラブシーンでは久々過ぎてさすがに構えてしまう自分もいました」と打ち明ける。

時間的ブランクもそうだが、コロナ禍時代のニューノーマルな撮影スタイルもネックになった。「これまではリハーサルでキスのタイミングを探りながら、撮影本番で本気で演じる流れでしたが、今回はリハーサル時には飛沫防止のフェイスシールドをつけて、大まかな流れの確認をするだけでした。そんな物理的な距離もあってか、三木康一郎監督から本番中に『ちょっと距離があるなあ』と言われてしまった」と心理的にもストッパーがなかなか外れなかったという。

しかも濃厚ラブシーンは、クランクインしてすぐの撮影。だが三木監督からの「距離がある」との指摘が、猪塚と竹財に火をつけた。「こんなハードな場面からのスタートかとドキドキしましたが、回数もそんなにできない状況ですから、ほとんど一発本番。限られた中で研ぎ澄ました感はあります。監督に対しても絶対に綺麗に撮ってくれるという信頼もありましたので、キスも2人の気持ちの高まりを考えて『ちょっと展開早くないか!?』と思うくらいの勢いでやりました。ひょっとしたらより一層のオス味が出ているかもしれません」とピンチも役者魂でクリティカルヒットに変えた。

劇場版のひとつの見どころは、そのラブシーンだ。「実はドラマ版では体の絡みシーンはなくて、竹財さんとガッツリと絡む表現があるのは今回が初めて。まさに映画ならではの挑戦。ドラマからのファンの方々にも驚きを持って観ていただけると思います」と照れつつ自信をのぞかせる。

男性同士のラブシーンは、女性相手よりも実はやりやすいという。「芝居とはいえども、相手が女性の場合、手の置きどころだったり気を使ってしまうところが多くある。そういう意味では男同士お互い気を遣わずに思い切りできるところがあるので、女性相手よりかはやりやすいかもしれません」と実感を込める。

ラブシーン撮影前の猪塚のルーティンは、歯磨きと筋トレだ。「作品として鑑賞していただく以上、綺麗な姿を観ていただきたい。腕立て伏せや腹筋もやりますが、ローラーを使ってのウォーミングアップは体全体のバランスが整っていい。不自然にならない程度にパンプアップします」と直前まで美意識を高めるのもこだわりのようだ。

コロナ禍で表現の場を奪われたフラストレーションが、一転ガソリンにもなった。「久住という与えられたキャラクターを、一秒も無駄にすることなく生きたいと思った。それ以外のことはまったく考えられませんでした」と気合しかなかった。2021年に突入してもしばらくは不透明な情勢が続きそうだが「観客の皆さんに満足していただき、美しいと思っていただけたら、僕らもラブシーンに挑んだ甲斐があります。思う存分、両目に焼き付けてください!」。すべてをぶつけた本作の反響を期待している。

文・写真:石井隼人

『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』

2021年2月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国映画館にて3週間限定上映

出演:竹財輝之助 猪塚健太 松本若菜 奥野壮 小林涼子 前野朋哉 / 吉田宗洋 大石吾朗

監督:三木康一郎

原作:丸木戸マキ「續・ポルノグラファー プレイバック」(祥伝社 on BLUE comics)

主題歌:鬼束ちひろ「スロウダンス」(ビクタ-エンタテインメント)

音楽:小山絵里奈

製作:松竹開発企画部

配給:松竹映画営業部ODS事業室/開発企画部映像企画開発室

企画・制作:フジテレビジョン

公式ホームページ:https://pornographer-movie.jp

公式twitter:@pgpb_movie

(C)2021松竹株式会社 (C)丸木戸マキ/祥伝社

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