【キム・ヒョンジュン】入隊前ファイナル公演! ファンのサプライズに涙「次は笑顔で会いましょう」

ウレぴあ総研

2015/2/24 18:30

韓国出身のソロアーティスト、キム・ヒョンジュンが2 月 18 日~20 日の3日間、千葉・幕張イベントホールで全国ツアー「KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2015 “GEMINI”」(11 都市 15 公演)の追加公演を開催。入隊前最後となるソロ 4 度目の全国ツアーを完走した。

「さよならじゃなくて、行ってきます。またね!」大きな声でファンに伝えてキム・ヒョンジュンはステージから去って行った。

本ツアーが入隊を控える彼にとっては最後のツアー。そして、本公演がその11都市15公演目を駆け抜けた最後の公演。「悔いを残さず歌えた。2年後の僕に期待してほしい」とヒョンジュンも言っていたが、幸せな時間、そしてスポットライトを浴びたヒョンジュンの姿と歌声をファンの心と記憶に深く刻んだライブだった。

スタートはハードなロック・チューンを中心にスピード感のある構成。冒頭から全力投球のファンに、『B.I.N.G.O』が終わると「お疲れ様でした」と笑顔で話しかけるヒョンジュン。「今日は何かを心に決めてきた感じですね。僕も決心してきましたよ」と言うと、男性ファンから「リダ~!」(=ヒョンジュンの愛称)という掛け声が。すると、「今日も数少ない男性ファンが来てくださってますね」と顔をほころばせる。

数曲のバラードを続けると、会場を見渡し、「どうしてそんなに揃ってるの? みんなタイミングを合わせるためにリハしたの?」と無線制御されるLEDペンライトを知らずに不思議な様子。グリーン以外に光るライトを見て、「感動したけど、普段見る色じゃないから他の歌手のライブのゲストに来た気分」といって「僕の色!」とグリーンを要求。そんな、子どもがおもちゃで遊ぶように無邪気な一面を見せるところもヒョンジュンらしい。

冒頭に「ひとりひとりに会いに行きます」と言っていたが、『Kiss Kiss』でヒョンジュンは2階席に出現。『Lucky Guy』でゆっくりと客席を歌い歩き、『Beauty Beauty』でアリーナ席に降りると、客席のイスの上に立ちあがりその場を即席のステージに変える。ファンも近くに来てくれるヒョンジュンになだれ込むことなく、曲を盛り上げることでそれに応える。ファンとヒョンジュンの信頼感のようなものがそこには見えた。

リダの10年を見守ってきたファンにとってもうれしかったのは、SS501の曲を歌ってくれたこと。『Love Like This』ではサビのダンスだけではなく、トリプルS(あえてこう呼ばせてもらう)の完璧なコールに懐かしさがこみ上げ、アコースティックアレンジになった『僕の頭が悪くて』では、2コーラス目をヒョンジュン自身のギター弾き語りで聴かせてくれた。そしてSS501としてラスト・ソング『Let Me Be The One』で会場に広がったパールライトグリーンの海が2010年をフラッシュバックさせ、ファンの目に涙が光った。

この日は、ことあるごとに感謝を口にしていたヒョンジュン。中でも「生まれ持って何かを持ってるわけじゃない。僕はこんなにも愛してくれる皆さんに愛されるために生まれてきた。僕が天から与えられたのは、歌や演技(の能力)ではなく、出会いの運。家族、友人、スタッフ、そしてファンの皆さんと出会って30年の3分の1を過ごせた」という言葉が印象的だったが、言葉だけではなく『僕が生きているのは』では、「僕が今まで歌ってきた理由、そして歌えてきた理由は皆さんがいたから。だから、永遠にしまっておけるように、1曲だけ撮影を許可します」とファンに彼からのプレゼントが。「どの歌より胸がつまる」と彼がいうこの曲を会場に来られなかったファンも含め、彼を愛する人たち全員で共有してほしいという強い想いがあったようだ。

オリコン1位に輝いた『HEAT』を作ってくれたB’zにも「感謝の気持ちを伝えたい。お時間があればライブを観に来てほしい」と手紙を書いたそう。L.A.滞在中で会場に来ることが叶わないという彼らに「『HEAT』でどれくらい盛り上げられるか底力を見せたい」というヒョンジュン。会場中が一体となって『HEAT』を歌う熱気は圧巻。

本編最後の『Good Bye』では、会場をぐるりと見渡しギュッと目をつぶり、魂を込めて歌っている彼の頭上にモニターが現れた。そこに、ヒョンジュンからファンへの気持ちを綴った手紙が写しだされ、「2年後、より成長した姿と音楽で会いましょう」というメッセージが伝えられた。

アンコールでも絶えず感謝を伝えるヒョンジュン。「ここに来てくれた全ての人、すべてのスタッフと、またここで会いたい」と最後の挨拶をしていると、MCのYumiが登場。これにはヒョンジュンのビックリ。

なんとファンからのサプライズプレゼントとしてバンドが『Your Story』を演奏しはじめると会場中が大合唱。ファンを見渡すと、時おり涙をこらえるために後ろを向くが、耐え切れず、途中からはボロ泣きに。「離さないよ」という歌詞を「離れないよ」に替え、会場のファンが一斉にボードを掲げると客席に真っ赤なハートが浮かびあがるとまだ、涙があふれる。最後に泣き顔のままファンと記念写真をすると「ヒョンジュン大好き!」というファンの声に「僕も大好き!」と返してくれた。

10年を支えてくれたファン、そして2年待っててくれるファン、その彼女たちがくれた愛に全力で愛し返すように、1曲1曲を丁寧に心を込めて歌い、少しでもファンの近くへ行こうとする。“キム・ヒョンジュン大感謝祭”ともいえる、圧倒的なホーム感のあるライブは、ファンの心にも深く残るものとなっただろう。2年後の彼。どれほどパワーアップして帰って来てくれるかが楽しみだ。「何事もなく、幸せで元気でいてほしい。次は、笑顔で会いましょう」と韓国語でいうと、日本語で「さよならじゃなくて、行ってきます。いってきます!」と叫ぶヒョンジュン。会場から大きな「キダリルッケヨ(待ってるよ)」という声が上がると、「またね!」と最後に笑顔を見せてステージを去って行った。

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