2022年12~2023年2月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「結婚」ジャンルの人気記事です。(初公開日は12月13日 記事は取材時の状況)
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男性がエッチなことに関心があるのは仕方がないことだとしても、やっぱりそれをモロに見てしまうとガッカリしてしまうもの。
安藤佐智子さん(35歳・主婦)は、夫のスマホ購入に付き添った際、とんでもないものを見つけてしまったそう。
◆デジタル機器に弱い夫の付き添いでスマホを買いに
「夫は、スマホやパソコンに弱く、このスマホ時代にまだガラケーを持ち続けていたんです。さすがにLINEができないなど不便が生じて、意を決してスマホを持つことに。デジタル機器の扱いに慣れているわたしがショップに付き添って、スマホデビューすることになりました」
スマホの購入までは安藤さんが進めてスムーズに終わりましたが、その後、夫がガラケーの連絡先や写真のデータをスマホに移行したいと言い出したそうです。
ガラケーのデータを移すには、携帯会社のショップに行って、専用の端子でデータ移行しなくてはいけません。ショップスタッフさんは代行してくれず、自分たちでデータ移行することに。スマホ生活が長すぎて、ガラケーの使い方を忘れてしまっていた安藤さんは、ケータイショップで四苦八苦しながら写真データを取り出そうとしていました。
◆懐かしい写真にまぎれて衝撃画像が!
夫の大事な思い出を移してあげようと、使い方を見ながら写真データを移動していた安藤さん。そこであるものを発見してしまいます。
「ガラケーの写真には、息子が小さい頃の写真も入っていて、なんだか懐かしいねと言いながらデータを見ていたのですが、ひとつよくわからないフォルダがあったんです。これも移動するの?と聞いてフォルダを開いてみたら、なんとエロ画像だったんです!!!」
しかも、その内容が強烈。欧米人の若い子の局部がクリアに写った写真など、その場でも恥ずかしくて直視できないようなものが数十枚も入っていたそうです。
◆恥ずかしい画像にパニック
「とにかく恥ずかしくて、周りに人がいないか確認しました。幸いスタッフさんは近くにおらず、小声で『なんでこんなものが入ってるのよ!?』と詰め寄りました。旦那いわく、かなり昔に保存して、違うフォルダに入れっぱなしで忘れていたそうです。呆れるやら恥ずかしいやら、変な汗をかきました。『このデータは移動しなくていいよね!?』と睨むと『はい…』と敬語で返事が返ってきました(笑)」
デジタル機器が苦手な夫のために付き添いまでしたのに、とんでもない写真を見せられて怒り心頭な安藤さん。
「ショップを出てから、『めちゃくちゃ恥ずかしかったわ!!!』と路上で怒りました。けれど、夫も本当に忘れていたようですし、データも消したことだし、とりあえず気持ちを収めました」
◆トンデモ写真の罪滅ぼしは高級ランチ
さすがにバツが悪いと思ったのか、夫はふだんは絶対に誘わないような高級料理店でのランチをご馳走してくれることに。
「夫はわたしのご機嫌を取ろうと、お高めの店に連れて行き『なんでも好きなもの頼んでね!』と言うので、お酒を飲んで忘れようとお高めの地ビールを注文。昼間から3杯ビールを飲んで、日本酒を飲みながら和牛やお寿司をいただきました。普段は躊躇するようなお値段だったので、なんか得した気分になって、エロ画像のことは水に流してあげることにしました」
まさかのハプニングでしたが、ふだんは行けないお店で美味しいものを食べられて、逆にラッキーだったのかもしれませんね。
「今思えば、もしショップスタッフさんが手伝ってくれていたら、さらに恥ずかしいことになっていましたよね。見つけたのがわたしで良かったのかも…と思うことにしました」
さすがに懲りたのか、夫は、スマホになってからはもうエロ写真は保存していない、としきりに言っているそうです。
<文/塩辛いか乃 イラスト/zzz(ズズズ)@zzz_illust>
【塩辛いか乃】
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako