ナイフを入れた瞬間にあふれ出す肉汁がたまらないハンバーグ、パリッとした皮にジューシーなあんが最高の餃子。
お店で食べるようなハンバーグや餃子をおうちで作るのは難しいと思っていませんか?
実はある材料を使うだけで、誰でも簡単にお店の味を再現できるんです。
今回はハンバーグと餃子をおいしく作るコツをご紹介します。
■肉汁あふれるひき肉料理を作るコツとは?
ハンバーグや餃子、焼売、メンチカツなど、ひき肉料理にゼラチンを混ぜ込むと、肉汁があふれるジューシーな仕上がりになります。
森永製菓 クックゼラチン 13袋入り (5g×13P)×4箱
ゼラチンには、ゼラチンには水分を保つ力があり、肉汁を留める効果があるんです。
また、肉料理の下味にゼラチンを加えると冷めてもやわらかさを保つことができます。
「ゼラチン=ゼリーを作るためのもの」と思っている人も多いかもしれませんが、それだけではもったいないですよ。
これからの暑い時期、ゼリー作りでゼラチンが余ってしまったら、ぜひひき肉料理に混ぜ込んでみてください。
■肉汁あふれるハンバーグの作り方
ハンバーグはジューシーさがなかったり、パサパサになってしまったりと意外と美味しく作るのが難しいもの。
タネにゼラチンを混ぜ込むだけで、噛みしめるたびにうま味があふれ出るワンランク上のハンバーグが作れます。
■材料(2人分)
・粉ゼラチン…小さじ2
・合いびき肉…200g
・玉ねぎ…1/2個
・卵…1/2個
・パン粉…1/3カップ
・牛乳…大さじ1
・塩こしょう…少々
・ナツメグ…少々
・サラダ油…適量
■作り方
1.パン粉に牛乳を加えて湿らせておきます。玉ねぎはみじん切りにしておきましょう。
2.玉ねぎを耐熱皿に入れてラップをし、600Wの電子レンジで約1分30秒加熱し、粗熱をとっておきます。
3.ボウルにひき肉と塩こしょう、ゼラチンを入れて、粘りが出るまでよく練ります。
4.卵、パン粉、玉ねぎ、ナツメグを入れて軽く混ぜ合わせましょう。
5.4を2等分にして、中心部を少しくぼませた小判形にします。
6.フライパンにサラダ油を入れて5を置き、フタをして中火にかけます。ジュージューと音がしてきたら火を弱めて5分焼きましょう。
5.片面が焼けたらひっくり返し、フタを取ってさらに5分焼きます。
■肉汁あふれるハンバーグの出来上がり
いつもハンバーグを焼いたときにフライパンに出る大量の肉汁を見て「もったいないな~」と思っていました。
ゼラチンを入れたハンバーグは、肉汁が外に出ずしっかりと中に閉じ込められていて、ナイフを入れるとあふれんばかりの肉汁が出てきます。
ワクワクしながら頬張ってみるとパサパサ感はゼロ。
一口噛むごとにジュワッ~とうま味が広がり、幸せな気持ちに。
おうちでこんなハンバーグが食べられるなんて!ゼラチンを使わない手はありません。
■ジューシーな焼き餃子の作り方
おうちで作る焼き餃子は、それはそれでおいしいけどどうしてもお店で食べるものと違ってパサついてしまいがち。
ジューシーな餃子を作るためには、お肉や野菜の水分をキープすることがポイントです。
ゼラチンを入れると野菜とお肉の水分を吸ってくれるので、餃子のうま味がグンとアップしますよ。
■材料(2人分)
・粉ゼラチン…小さじ1
・豚ひき肉…150g
・キャベツ(または白菜)…180g
・ねぎ…30g
・餃子の皮…25枚
・サラダ油…適量
・水…50ml
【調味料】
・にんにくチューブ…1cm
・しょうが…1片
・しょうゆ…大さじ1
・ごま油…小さじ1
・砂糖…小さじ1
・酒…小さじ1
・塩…2つまみ
・こしょう…少々
■作り方
1.ボウルに豚ひき肉と粉ゼラチンを入れて軽く混ぜ合わせ、調味料を加えて良く練り合わせます。
2.みじん切りにしたキャベツとねぎを加えてさらに混ぜます。
3.餃子の皮に餡をのせ、水をつけて包んできます。
4.フライパンにサラダ油をひいて、3を並べて焼きます。
5.焼き色がついたら水を加え、フタをして蒸し焼きにします。
6.水分がなくなったらフタをとり、油を少量たらして香ばしく焼き色をつけます。
■じゅわっとジューシーな焼き餃子が完成
焼いている最中から、皮の中でスープがふつふつしていて、肉汁たっぷりなことがわかります。
皮を破ってみると、肉汁がじゅわっと出てきて、ひと口噛んだらブシュっと肉汁が飛び出しました。
カリッと焼き上げた皮からあふれ出すジューシーな餡がたまらないおいしさ。
あらかじめ鶏ガラスープのゼリーを作っておいて餡に混ぜ込む作り方もありますが、粉ゼラチンをそのまま入れる方が楽ちんです。
思い立ったらすぐに作れるので、ぜひ試してみてください。
ゼラチンはゼリーを作るだけでなく、お肉料理にも使える優れもの。
いつもの材料にゼラチンを入れるだけで、驚くほどの違いが出てきます。
おうちで作ったとは思えないほど肉汁たっぷりのハンバーグや餃子が作れるので、ぜひ一度試してみてください。