皆さんは、人助けをしてトラブルに巻き込まれたことはありますか?
今回は「善意につけ込む不審者の話」と読者の感想を紹介します!
イラスト:あん子
介助を頼まれて…
これは主人公が幼稚園に通っていた幼い頃、母と小児科へ行った帰り道の話です。
家まで近道をしようと思い公園を通ると、車椅子のおじさんに介助を頼まれました。
母と近くにいた女性が階段を降りる手助けをしていると、おじさんはなぜか女性と母の体重を聞いてきたのです。
さらに別れ際「体重測ってきてもらってもいいですか?写真も一緒に」と…。
母は会話を無視し、そのときは足早に帰りました。
その後、大人になった主人公はあの日のことをふと思い出して…。
あのとき実は…
出典:libae母に聞いてみると、あの時おじさんに会った話を父にもしていたそうです。
すると父が、おじさんの行動があり得ないことに気付きます。
「あの公園は階段を使わなければ入れない公園で、車椅子では介助なしに公園に入るのは難しくおじさんがあの場所にいるのは不自然だ」と父が言いました。
おじさんは恐らく車椅子が必要でない人だったのだろうと知り、主人公はあらためて恐怖を感じることになりました…。
読者の感想
あとで実はこうだったと知るとすごく怖い話ですね。その車いすのおじさんはどういう目的で体重を聞いたのか、体重を聞いたり写真をもらうことが目的だったのか、その後見かけないところをみるとターゲットが変わったのか事情が変わったのか、謎だらけでそれがまた怖いと思いました。(46歳/家業手伝い)
幼稚園児を連れている女性、ましてや幼稚園児に介助を頼む時点で怪しいなと思ってたけど、やっぱりかーという感じです。道に迷ったとき、階段やトイレの介助が必要なとき、まともな大人は本当に助けがほしいときは子どもに頼ったりしないと思いました。(36歳/会社員)
※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
※実際に募集した感想をもとに記事化しています。