5割以上の人が勘違いしていた「妙齢」の正しい意味 使い方によっては相手を不快にさせる可能性も…

しらべぇ




日常生活でも度々見かける「妙齢」という熟語。どうやら意味を勘違いしているユーザーが多いようで…。

■「妙齢」の正しい意味は…


今回、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「妙齢」の意味について調査を実施。



その結果、全体の43.8%が「『若い女性』という意味」、全体の56.2%が「『年配の女性』という意味」と回答していた。

関連記事:『海象』を何と読む? 6割以上の人が正しく読むも正解は1つではなかった

■5割以上の人が勘違い


なお、「妙齢」の正しい意味は「若い女性」という意味だ。全体の5割以上の人が意味を勘違いしていたことがわかる。「妙齢」は結婚前の女性に使用することが多く、辞書では「若くて美しい年ごろ」と説明されている。

「妙」という漢字は、女と少(若いという意味)が組み合わされて作られた語であるため、漢字の構造から見ても「若い女性」という意味合いとなっていることがわかる。

■辞書の表記も変化


ただ、調査結果を見ると分かる通り、近年では「妙齢」という語の使われ方が変化してきている模様。そのため、一部の辞書では「年齢相応の魅力をたたえていること」という意味合いで載せており、50代の女性について「妙齢」と表現しているようだ。

「妙齢」でイメージされる幅が広がっている現代において、使用した際に女性の年齢をあげつらう言葉とも取られかねない。そんため、受け取られ方には注意が必要だと言えるだろう。

■夢眠ねむも「勉強したい」




でんぱ組.incの元メンバー・夢眠ねむは過去に自身のツイッターにて「私も数年前まで『妙齢』の意味を間違えていたし、勉強したい気持ちある」と投稿。続けて「時代によって意味が変わっていくのを受け入れられているものも含めてドリルやりたいな」とつづっていた。

時代に応じて意味が変わることは多い。定期的に勉強し直すことも大切なのかもしれない。

当記事はしらべぇの提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ