罪悪感はありませんでした…幸せな結婚生活を送る妻が「不倫に走った理由」【前編】

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不倫に走るのにも理由があると思いますが、どんな理由であれ正当化することはできません。ある大きな出来事がきっかけで不倫に堕ちてしまった梨沙さん(仮名・31歳)も、今では不倫したことを強く後悔しているそう。当時どんな状況だったのか、詳しくお聞きしました。
■ 結婚2年目に訪れた悲劇

「夫の稔(仮名)と結婚したのは27歳のときです。仕事関係で知り合って2年ほどの交際を経て結婚し、平和で幸せな日々を過ごしていました。

悲劇が起きたのは結婚2年目のころ。63歳になる私の父が、くも膜下出血で倒れてしまったんです。幸い自宅での出来事だったため、すぐに救急車を呼ぶことができて一命はとりとめました。

最初は呂律が回らず話がうまくできなかった父でしたが、徐々に回復。ただ、右半身に麻痺が残って要介護3の認定を受けました」

■ 自宅での介護生活

「手術から2か月ほどで退院となり、自宅での介護が始まりました。実家には母がいますが、ひとりでは負担が大きいので私もできる限りのサポートをすることに。それ以降、週末は実家で過ごして、平日も仕事が早く終わった日は実家に帰って父の介護をしました。

身のまわりの世話だけでなく、リハビリに通わせることもあったりして、最初のうちは慌ただしかったです。そして要介護認定で受けられる福祉サービスを活用しながら、少しずつ介護生活にも慣れていきました」

■ 友人たちとの食事会で

「父が倒れてしばらくは、自分の時間がまったくとれませんでした。出かけることもままならくて、かなりストレスがたまっていたんです。そんなとき、学生時代からの友だち二人に誘ってもらって食事に出かけることに。

久しぶりに楽しい時間を過ごすことができて、やっと息抜きができました。そして、1軒目だけで話し足りないので2軒目に移動。そこで、三人組の男性グループに声をかけられたんです。全員、私たちと同年代のようでした。

友だちのひとりがまだ未婚で絶賛婚活中だったこともあって、男性たちの誘いに乗って一緒に飲むことになったんです」

■ 介護を頑張っているから…と言い訳を

「私の隣に克則さん(仮名)という男性が座りました。会話の中で家族の話題になったのですが、克則さんのお父さんは3年前に亡くなったそうで、その原因が“くも膜下出血”だったそうです。

それを聞いて親近感がわき、一気に距離が縮まった感じがしました。父の状況を伝えると“大変だね”と言ってくれて。うわべで言っているのではなく、心からの言葉に感じました。

それ以来、克則さんとLINEのやり取りを続けていたのですが、“また会って話を聞いてほしい”“優しい言葉で癒されたい”と思うように。それで私のほうから誘って、二人で食事をすることになりました。

食事の後は自然な流れでホテルに行って、克則さんと関係を持ってしまって…。でもそのとき、そこまで罪悪感はありませんでした。それは“介護を頑張っているんだから、これくらい許されるはず”という気持ちがあったからです」

“父の介護をきっかけに不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。

どんな理由であれ、不倫は許されない行為。もし父親が自分のせいで娘があやまちを犯していると知ったら、どれほど悲しむか、考えて行動すべきでしょう。

(C)eyesfoto/kieferpix/gettyimages

文・塚田牧夫

当記事はananwebの提供記事です。