不倫する20代女子のホンネ。超年上男性との不倫がやめられないワケは…

日刊SPA!

 今や空前の「不倫ブーム」。さらに、世間では立場あるおじさまがひと回りもふた回りも若いコと「禁断愛」に陥っている。はるか年上の男と若い女が織りなす色恋の関係性はさまざま。中年男、しかも不倫関係にハマる女子たちの本音に迫ってみた。

◆今回の話し手

●西村あやみさん(仮名・21歳)

派遣社員兼エステ嬢。副業で勤めているメンズエステ店の客(42歳・大学事務員)と2年前から店舗外で会うように。彼氏(34歳)もおり、結婚を見据えた交際をしている。

●久場ひかりさん(仮名・23歳)

派遣社員。派遣先の会社の既婚上司(45歳)と知り合い、あっという間に不倫がスタート。現在2年間続いているが、最近転職を考える上で、関係清算を検討中。

◆年上の不倫相手を選んだ決め手は?

──年上の不倫相手と付き合うようになったきっかけは?

あやみ:私が勤めてるメンズエステに週1ぐらいで通っている常連さん(42歳)から、「もし嫌じゃなければ店の外で会いたいな」と言われました。この手の誘いは基本的に断るんですけど、この人はもう何十回も施術してるのに一回もエッチ系の要求をしてなかった人で、遊び方がキレイで紳士的な人だなと好印象を持っていたこともあって、食事デートに行きました。

ひかり:私は、派遣先の上司(45歳)の下で半年ぐらい一緒に仕事をしてて、男女を問わず部下から慕われている姿や、頼りがいのあるところに徐々に惹かれた感じ。二人きりで飲みに行く機会があって、私のほうから誘っちゃった。

あやみ:女子から攻めたの!?

◆クリーンなイメージが逆に燃えるスパイスに

ひかり:下ネタやセクハラとは無縁な人で、老若男女分け隔てなく距離の詰め方が上手な人だったの。家庭の話もするし、クリーンなイメージしかなくて、それが逆に燃えたというか。だから、私の誘いに引っかかったときは、こっちが逆にびっくりしちゃった。

あやみ:確かに、いい年した男が下心丸出しだと引くよね。私が既婚者なのにエステに来ている彼の誘いに乗っちゃったのも、そこが大きかったような気がする。

◆年上がモテるための必須条件は余裕と包容力

──お二人は、もともと年上がタイプだったんですか?

あやみ:同年代の男って、猿みたいにヤることしか考えてなくて嫌だったんですよね。金銭的な意味でも、気持ちの面でも「既婚だし、ひと通り遊び終えました」ぐらい、余裕のある人がいいです。

ひかり:やっぱり自分よりも知識や経験が豊富だから、尊敬できる部分が多い。仕事では上から目線であれこれ言ってくるんじゃなくて、褒めて伸ばしつつ的確なアドバイスをくれるし、包容力が半端ない。それに、プライベートでは「こんなおじさんと会ってくれて嬉しい」って素直に気持ちを伝えてくれるから、私も嬉しくって。

◆男性だってギャップが大事

あやみ:打ち解けてきてからのデレはかわいいよね。私の相手は、最初の頃は余裕をかましてたんだけど、彼氏がいることを正直に話したら「ふーん」って言いながらあからさまにスネていてキュンとしちゃった。でも、以前と変わらずお店に通ってくれるし、デートのたびにプレゼントをくれるし、スマートだなって思います。

◆年下女性と付き合いたい男性は清潔感と身だしなみを心掛けよ

──年下の女性とお近づきになりたいと思っている男性にアドバイスするなら?

あやみ:無理して若作りする必要はないけれど、最低限清潔感のある身だしなみは心がけたほうがいいですね。

ひかり:脈アリかどうかっていうのは、一緒にいるときの空気感でなんとなくわかりません? 年の差を抜きにしても、価値観や話が合って、一緒にいて心地いいかどうかっていうのが重要。そういう状況で、男性がひと押ししたりOKサインを出してくれたら、女性から飛び込みやすいのでは。

◆のめり込みすぎに要注意

ひかり:ただ「既婚者は絶対NG」というコもいるので、そこは把握しておくべき。

あやみ:関係を持ったとしても、のめり込みすぎないように距離の取り方には気をつけるべきだよね。私たちの場合、私が今付き合ってる彼氏と結婚して、子供ができるまでの関係にしようってちゃんと割り切ってます。将来的に私と不倫相手が結ばれることはないけど、そのぶん一緒にいるときだけは楽しもうという感覚をお互いに共有できていると思ってます。

「期間限定」と割り切っているからこそ、燃えるものがあるのだろうか。

取材・文/松嶋千春(清談社)

―[20代女子が溺れる[年の差不倫]のリアル]―

【松嶋千春(清談社)】

様々なメディア媒体で活躍する編集プロダクション「清談社」所属の編集・ライター。商品検証企画から潜入取材まで幅広く手がける。

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