ハッブル宇宙望遠鏡による最新画像は、地球から6億7000万光年離れた南天のエリダヌス座方向にある合体銀河Arp-Madore 417-391を捉えた1枚。NASAは、「2つの銀河が重力によってゆがんで巨大なリング状にねじれ、それらの中心部が並んで収まっています」と説明しています。 Arp-Madore 417-391を拡大した画像Image: ESA/Hubble & NASA, Dark Energy Survey/DOE/FNAL/DECam/CTIO/NOIRLab/NSF/AURA, J. Dalcanton この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡に搭載の掃天観測用高性能カメラ(ACS)で撮影されました。ACSはまさにこういった遠く離れた古代の銀河を観測するために設計されたカメラです。ハッブルは2020年代末に引退することになっているものの、NASAとSpaceXは老朽化しつつある同望遠鏡の寿命を延ばす計画を立てています。