ジャンプ史上初の快挙!? 松井優征『逃げ上手の若君』が前人未踏の大記録を樹立か

まいじつ

ジャンプ史上初の快挙!? 松井優征『逃げ上手の若君』が前人未踏の大記録を樹立か

ジャンプ史上初の快挙!? 松井優征『逃げ上手の若君』が前人未踏の大記録を樹立か (C)PIXTA

アニメ化もされた『暗殺教室』『魔人探偵脳噛ネウロ』といったヒット作を生み出してきた人気漫画家・松井優征。この度『週刊少年ジャンプ』の歴史に残る偉業を達成しそうだとして、ファンの間で大きな話題を呼んでいるようだ。

誰もなし得なかった連続記録?


松井は2021年から、鎌倉時代から室町時代にかけて実在した武将・北条時行の生涯を綴った歴史漫画『逃げ上手の若君』を連載中。11月28日発売の『週刊少年ジャンプ』52号に掲載された第88話『ダービー1335』にて、コミックス10巻分相当の話数に到達したようだ。

実は「ジャンプ」において、同じ雑誌上で“3作連続”10巻以上の長期連載を達成した漫画家はいないという。

松井は2005年のデビュー作の「ネウロ」、そして2012年から2016年にかけて連載した「暗殺教室」でも、コミックス10巻以上を達成済み。「逃げ上手の若君」の10巻が刊行されれば、その記録を見事成立させることとなる。

「ジャンプ」といえば、厳しいアンケート至上主義で知られている。著名な漫画家であってもアンケートが振るわなければ、容赦なく打ち切られる環境だ。その中で3作連続のヒットを生んだ松井が、いかにすごいのか分かるだろう。

ファンの間では、《本当に松井優征先生は天才だと思う》《全部ちゃんと面白いの凄いよな…》《なかなか連続してヒット作出せる漫画家いないもんなあ》《マジでヒットメーカーなんだなぁ》と感嘆の声が相次いでいる。

高橋留美子クラスの偉業?


なお、打ち切りを含まない「10巻以上の連載作が3つ以上」であれば、何人か該当する漫画家は存在するようだ。たとえば『聖闘士星矢』などの車田正美や『電影少女』などの桂正和ほか、作画においては『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』の小畑健などが挙げられるだろう。

しかし、いずれも長期連載の間に打ち切られた漫画があるなどの事情で、記録達成には至っていない。車田は『男坂』、小畑なら『BLUE DRAGON ラルΩグラド』といった具合だ。

その一方で、「ジャンプ」以外の週刊漫画誌にまで視野を広げるとどうだろうか。たとえば『週刊少年サンデー』では、『タッチ』のあだち充や『うる星やつら』の高橋留美子、『うしおととら』の藤田和日郎など、錚々たるレジェンド作家たちが記録を達成している。

また『週刊少年マガジン』なら、『あしたのジョー』のちばてつやをはじめ、『RAVE』『FAIRY TAIL』の真島ヒロや『涼風』『君のいる町』の瀬尾公治、『ヤンキー君とメガネちゃん』の吉河美希などが挙げられるだろう。この中でも、他誌で連載を持ちながら「3作連続10巻以上」を達成している高橋留美子やちばてつやは、さらに別格の存在と言えそうだ。

とはいえ、『ONE PIECE』の尾田栄一郎は、同作が初の連載作品。鳥山明は『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』以降、長期連載していない。

冨樫義博は『幽☆遊☆白書』から『HUNTER×HUNTER』を連載する間に、『レベルE』を発表。「アシスタントを使わず1人で描いたらどうなるか」に挑戦した作品で、全3巻ながら名作として語り継がれている。

なにはともあれ、松井の漫画が高い評価を受けていることは間違いない。この先、どれほどの偉業を達成してくれるのか。今後の活躍にますます期待がかかる。

文=野木

【画像】

Khosro / PIXTA

当記事はまいじつの提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ