ryuchell「人それぞれにいろんな幸せ」「“同意”ないロマンチックって気持ちが悪い」 学生100名にメッセージ

タレントのryuchell(りゅうちぇる)が27日、都内で実施されたトークイベントに登壇した。ryuchellと言えば、2016年に結婚したモデル・peco(ぺこ)と離婚し、今後は“夫”と“妻”ではなく“人生のパートナー”として長男と3人で新しい家族の形を築いていく―と今年8月に発表して話題になった。そんなryuchellがイベントで「人それぞれのいろんな幸せがある」「自分の心と身体は自分にしか守れない」など自身の考えや経験談を披露した。

世界最大級のマッチングアプリ「Tinder」のトークイベント「Let’s Talk Consent」は、人と出会い信頼関係を深めるうえで重要な「同意(Consent)」をテーマに、Z世代の学生100名を招いて開催された。

イベントでryuchellは、マッチングアプリやオンラインでパートナーを探したケースが「(周りに)めっちゃ多いです」と報告。そこで「初対面や関係の浅い人とどのようにコミュニケーションを取ったらいいか?」と聞かれると、ryuchellは「“何が幸せなのか”という価値観を、相手に『“共有”しても良いけど、“強要”はしない』と自分の中で決めています」と明かす。たとえば「やっぱり結婚したいよね~」「女性の幸せってさ~」「男はやっぱり仕事が大事で…」などの言葉に気を付けているうそうで「ひとつの物事もいろんな角度から見て、人それぞれのいろんな幸せがある…ということは常に意識して発信していますね」とryuchell。

つい先週も友達グループで食事中に「やっぱり28ぐらいまでには結婚したいよね」とひとりが言い出し、なんとなくその場の空気が居心地が悪く感じたryuchellは「今月の…でしょう? 今月の28日?」とあえてボケてみたという。「笑いでどうにかしてこの雰囲気を変えたい!」と思って出た発言だったそうだ。「(自らの行動でうまくしのぐような)強さも大事になってくると思いますね」と言うryuchell。これにイベントに出席していた性的同意に関する情報を発信するNPO法人「mimosas(ミモザ)」の副理事・みたらし加奈さんは「主語を大きくしないことはとても重要ですよね。“女性は”、“男性は”、“母親は”、“お父さんは”という言葉のチョイスには気を付ける必要があります」と抑えるべきポイントを教えた。

「同意」については、みたらしさんが「身体の境界線を越える際、してほしいこと、してほしくないことを、しっかり言動を通して確認を取ること」と説明したが、イベント参加者から「髪を勝手に触られるのが苦手」という悩みが届いた。これにryuchellは「自分は好きな人からだったら、頭ポンポンされても、なんだったらワシづかみでもいいぐらい」と笑わせて、無理な相手だったら「ちゃんと『イヤだ』って言う上手な柔らかい断り方も身に着けないといけないなと思う」とコメント。「嘘でもいいから『ごめん、5日間お風呂に入ってないんだよね』とか(相手に)イヤな思いをさせない断り方を自分の中でいろいろ考えています」と断り方に工夫をしているとのこと。たとえば飲み会に行きたくないときも「あなたのように仕事ができる人になりたいので、お仕事頑張って入れます」と伝えて欠席するという。

また拒絶しづらく流れで「いいよ」と言ってしまうという悩みには、ryuchellは「自分の心と身体は自分にしか守れないので、大切に思っている人にはしっかり“言葉”で伝えなきゃいけない」「自分自身が傷つかないために、ここまでは“OK”だけど、ここからは“NO”と、自分の中で、強く揺るがない芯を持つことが大切だと思います」とメッセージを送った。みたらしさんは、デートなどの楽しいひとときに予め「私ってイヤなときは固まっちゃうんだよね」などと相手に伝えておくのも良い方法だとアドバイスした。

最後にryuchellは「同意を取っていないロマンチック、LOVEって気持ちが悪いんですよ、自分の経験上。本物のロマンチックってやっぱり同意をしっかり取り合って、お互いを信頼したうえで成り立つものだと思うんです。みなさん、全ての自分を肯定してあげて、自問自答しながら、自分の心に正直に進んでいってほしいなと思います」と学生たちにエールを送ってイベントを締めくくった。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ