久しぶりの帰省で「婚活、一旦やめようかな…」と思ったワケ。育児って…

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 今年の夏はコロナの移動制限がなかったため、実家に帰省した人も多かったのではないでしょうか。久しぶりに両親や親戚との時間を満喫した人がいる一方で、「久しぶりに家族に会ったら、ショックを受けた……」と語る人もいます。

都内在住の山川愛華さん(仮名・36歳)は、「少し前まで絶賛婚活中でした」と語ります。しかし、久々に妹家族に会い、あまりの変わりようを目の当たりにし、婚活を諦めてしまったといいます。

愛華さんにいったい、何があったのでしょうか。

◆姪っ子に会える!3年ぶりの帰省にワクワク

「今年は移動制限がないので、お盆は混みそうだなと予想して、早めに有給を取って関西の実家に帰省しました。家族と会うのは実に3年ぶりでした。親との再会も楽しみにしていたのですが、1番の目的は実家の近くに住む妹家族に会うことでした。

妹は私の2つ下で、大学から上京して好き勝手遊んできた私とは真逆の性格。20歳で結婚して子供を生みました。現在は中学生と小学生の子供がいるのですが、小さいときから姪っ子たちを可愛がってきた私としては楽しみでなりませんでしたね」

実家に帰省した愛華さんは、すぐに姪っ子たちの近況を両親に尋ねました。しかし、両親から返ってきた言葉は予想外のものでした。

◆両親から「姪っ子に会わないほうがいい」そのワケは?

「姪っ子のことを聞くと、母親も父親も口をつぐんでしまったんです。私が何があったのか聞いても『今は姪っ子ちゃんに会わないほうがいいかも……』の一点張り。様子がおかしいと思い、すぐに妹に連絡すると、妹はランチに行きたいと私を誘ってきました。

翌日、妹が指定したカフェに行ってみると、何やら顔色が悪い妹の姿が……。昔から妹と仲はよかったのですが、こんなに落ち込んでいたのは初めてだったんです。そこで、心配になって話を聞いてみることにしました」

愛華さんの妹、真矢さん(仮名)は、姪っ子たちの近況を少しずつ話し出しました。

◆中学生になった姪っ子の、不登校が発覚

「今年、中学生になった姪っ子が不登校気味になっていると言うんです。原因は友達同士のトラブルから仲間外れにされたというものでした。今は週3日ほどしか登校していないようで、妹がいくら説得しても話すら聞いてくれないそうです。

妹は毎日朝からパートに出ているのですが、朝出勤しても毎日のように担任から妹に電話があるようで、まともに出勤できなくなったとも言っていました。加えて、反抗期を迎えた姪っ子と毎日のように大喧嘩をして、精神的にも疲れたと話していましたね……」

さらに、その様子を毎日見ている2番目の姪っ子もストレスが相当溜まっているのか、急に泣き出したり物に当たったりと浮き沈みがかなり激しくなっているといいます。

「成績は下がる一方だし、他の学校への転入なども視野に入れていると話す妹を見て、とても子供を育てる自信がなくなってしまったんです。それまで年齢に対して結婚への焦りがかなりあったんですが、妹の話を聞いて、かなりショックを受けてしまいました。妹もかなり不安定になっているようで、今もたまにSNSのストーリーで愚痴をこぼしているのを見て、結婚願望や子供がほしいという気持ちが以前ほどなくなってしまったんです……」

◆自分を見つめ直すきっかけになった帰省

それまで、周囲の友達からも「早く結婚して子供生みなよ」「子供はかわいいよ」と散々、言われていた愛華さん。しかし、それは子供が小さいうちだけで、大きくなるにつれてあまり言われなくなった……とも話します。

子供を育てるのは一筋縄では行かないと思います。また、家庭内で問題が起きても周囲に話す人は少ないので「当たり前だけれど良い一面ばかりではない」と実感したという愛華さん。「今は自分だけのために生きるのもいいかもしれない」と考え、今は一旦婚活をお休みしているそうです。

じっくり考えて自分に合った生き方を選択するのも1つの方法です。久しぶりに実家に帰省して「良くも悪くも自分のこれからの人生を見つめ直すきっかけになった……」と話す愛華さんでした。

<文/結城 イラスト/朝倉千夏>

【結城】

男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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