
14日、
サイゼリヤのグランドメニューが改定され、新メニューが加わった。その一つである「牛肉のシチュー」と「あるもの」を合わせたアレンジメニューがネットで話題になっている。
実際に、その組み合わせを試してみると…。
【写真】ワインが欲しくなる味付けに衝撃走る…画像をもっと見る■本格的なデミグラスソース

今回、加わった「牛肉のシチュー」は季節限定メニューだ。メニュー表をみると、本格的なデミグラスソースで煮込んだ牛肉をサフランリゾットと合わせた「リゾット&牛肉のシチュー」(900円)と単品の「牛肉のシチュー」(700円)が載っている(値段はいずれも税込み)。
リゾットと一緒に食すのがベターだが、今ネット上では「あるもの」と合わせるとおいしいと話題になっているのだ。
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発端となったのは、ツイッターに投稿されたあるユーザーのツイート。「牛肉のシチュー」を単品で注文し、「カリッとポテト」(250円)の上にかけて粉チーズを振りかけると、サイゼリヤ史上最強のアレンジメニューができるというのだ。
件のツイートは拡散され、実際に試してみる人が続出。ネット上では、「無限に食べられる」「うますぎて記憶ちょっと飛んじゃった」「ワインと合うし最高」「ポテトの塩気で旨味倍増」など、絶賛する声が多数あがっている。

サイゼのポテトはひと口サイズにカットされ、カリカリした食感で美味しいのだが、「ミラノ風ドリア」や「辛味チキン」などの王道メニューと比べると注文する人が少ない印象だ。王道ではないメニューと組み合わせた意外性も話題を呼んだのかもしれない。
■実際に試してみた

9月中旬、実際にこの組み合わせを試すことにした。そもそも、「牛肉のシチュー」は一度も食べたことがなかったので、まずは単品でいただく。じっかり煮込まれた肉は柔らかく、トロトロだ。

見た目から濃いめの味付けを想像していたが、あっさりした味で食べやすい。そのままでも十分おいしいことが分かったところで、ポテトの上にシチューをのせる。
最後に粉チーズをたっぷりかけて完成だ。期待を込めながらポテトとシチューを口に運ぶ。

…お、ウマいぞ。シチューをかけてもポテトのカリッとした食感は失われない。
こってり好きな記者としては、シチューだけだと少々味が薄いと感じたのだが、ポテトの塩気が加わって非常に濃厚な味になっている。
■ワインが欲しくなる味付け
トロトロな牛肉とカリカリのポテトという対照的な食感も良く、いくら食べても飽きない。この日は、アラビアータスパゲッティも頼んだのだが、パスタとの食べ合わせも抜群だった。

何より、絶妙にお酒、特にワインを欲する味だ。肉と合う赤ワインはもちろん、辛口の白ワインも後味がすっきりしてどちらも相性抜群だろう。
記者は大のワイン好きなのだが、この日は仕事の合間に立ち寄っていたので「ワイン欲」を抑えるのに苦労した…。余談だがサイゼのワインも大好きで、大学時代は友人達と講義の合間に訪れ、デカンタを飲み干すのが恒例だった。
パスタやドリア、ハンバーグなどと一緒に食べても、お酒のおつまみにも最適な「牛肉のシチュー×カリッとポテト」の組み合わせ、試す価値ありだ。