映画『犬チャリ』公開記念舞台あいさつ、香取慎吾「ゲンは担がず 自ら壊す」

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香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、今や日本映画界に欠かせない女優となった岸井ゆきのがヒロインとして共演、さらに井之脇海的場浩司眞島秀和きたろう浅田美代子余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固め、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける新作映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が全国公開中。



この度、本作の公開を記念し、公開記念舞台挨拶が開催され、主演の田村裕次郎を演じる香取慎吾をはじめ、裕次郎の妻であるヒロイン日和役の岸井ゆきの、メガホンをとった市井昌秀監督が登壇した。さらにチャーリーを演じたフクロウのマルちゃんも会場に駆けつけ、公開をお祝いした。

ホームセンターに務めるごくごく“平凡”な男・田村裕次郎役の香取は、3年ぶりの映画主演作。コロナ禍を経ての念願の封切りに「本当に嬉しい想いでいっぱいです!」と喜色満面も、抱えて持ってきたチャーリー人形の愛着を聞かれると「(チャーリー人形を)持ったのはこの前の完成披露と取材と今日で3回くらいなので…そこまで愛着はないです」とひと笑いを起こしていた。

一方、裕次郎の妻・日和役の岸井は初共演の香取について「皆さんが想像する通りの香取さんです」と印象を述べ、香取が岸井から「(前回の完成披露舞台挨拶で)“圧倒的な香取慎吾”だと言われまして。圧倒的な存在の香取慎吾ではなくて、圧倒的な香取慎吾」と言われたと明かすと、岸井は「香取さんはロケバスから降りてきた瞬間から香取慎吾として存在している」と唯一無二のオーラを力説。これに香取は「嬉しいけれど、ちょっと恥ずかしいのはなぜ?」と照れていた。

“相手にきちんと言わなきゃ分からない”が本作のメッセージの1つ。「言うのを躊躇っていたけど、ちゃんと言って良かった!」という経験を問われた市井監督は「香取さんが撮影車と並走する撮影では、時速15キロの予定が、少し速くしたくて気づいたら時速25キロのスピードで走ってもらっていました。ごめんなさい!でも香取さんはスーパーマンですから余裕でしたよね?」と知られざる撮影秘話をこの場で初告白。これに香取は「…25キロだったんだ」と驚きながら「大丈夫でしたが、きつくはなりますよ。今までのように何も準備しないでやったらケガをする。僕と同じように歳を重ねている皆さん、一緒に気を付けましょうね!」と同世代ファンに呼び掛けていた。

また香取は岸井から「遠慮して一緒に写真を撮ろうとは言えなかった」などと気を使われていたことに触れて、「ゆきのちゃんのSNSを見ていたらほかの共演者の方とは一緒に写真を撮っていたので「なんで俺には言ってくれないのだろう?」と思っていた」と心境を吐露し「いつの間にか気楽に言えないような人になっているのがちょっと寂しくて。ああそうだったのかと…。今後は自分から「写真撮ろうよ!」と言っていきたい。でも裏では圧倒的に静かな感じなので言えない」とジレンマに苦悩していた。

レジ袋をキャッチできたらとんでもない幸せがやってくるというジンクスが描かれる作品の内容にちなんで、それぞれのゲン担ぎやルーティンについて質問が投げられると、岸井は舞台公演後にアミノ酸を飲むことを定期的に行ってきたそうだが「一度飲み忘れた後の公演でバテた気がして、すべての出来事の原因をアミノ酸の飲み忘れにしようとする自分がいた。それからは決まったことをするのをやめようと思った」とルーティンを廃止したことを告白。

香取も「ゲンを担ぎ出したら、それを担がないようする」ことにしており「ルーティンになっていることがあると思ったら、あえて逆をやってそれを壊す。決まりができたときにそれがズレたら異変を感じてしまうので、自分から壊す」とゲン担ぎなしのタイプ。市井監督から「カッコいい!自分から壊していくんですね?」と褒められると、香取は「自分から壊す!破壊王です!」と笑っていた。

さらに公開を祝い会場にはフクロウのチャーリー(本名:マルちゃん)が登場。岸井は懐かしそうに愛らしく撫でるも、無表情で「可愛い」という香取にはマルちゃんとの間に微妙な空気が…。実は撮影中もマルちゃんとの間には距離があったようで、香取は「撮影中はそこまで絡むシーンもなかったから」と言うも、ついに「触る触らないじゃないと思う。犬や猫ならばなんとなく知り合いのような感じだけど、鳥と人生で接したことってありますか?」と本音爆発。止まり木を撫でるなど距離をとっていたが徐々にマルちゃんとの距離を詰め、何とかグータッチスタイルで背中を撫でることに成功、場内は拍手喝采となった。

最後に主演の香取は「言わなくてもわかることはあるけれど、言わなければわからないこともある。人と人とのコミュニケーションの大事さが描かれている映画です。大きなスクリーンで映画を観ることができるのは映画館だけ。ぜひ劇場に足を運んで映画を楽しんでもらえたら嬉しいです」と大ヒットを祈願していた。

当記事はdwango.jp newsの提供記事です。

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