『ルパン三世』アニメ化50周年と『キャッツ・アイ』原作40周年を記念し、W周年記念コラボアニメ『ルパン三世VSキャッツ・アイ』の制作が決定。併せて、本作のPVや『キャッツ・アイ』原作者である北条司を始めとした制作陣のコメントなどが到着した。
モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』は、世界的大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子ら仲間と、宿敵・銭形警部ら個性的なキャラクターが織りなすアクションアニメ。一方、北条司原作の初連載作品となるアニメ『キャッツ・アイ』は、喫茶店を営む美人3姉妹が怪盗キャッツ・アイとして華麗に夜を駆け世間を騒がせるラブコメディアニメだ。
今回、『ルパン三世』アニメ化50周年、そして『キャッツ・アイ』原作40周年を記念し、“泥棒×怪盗”のハイブリッドなコラボレーション作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』が誕生する。トムス・エンタテインメント制作の本作では、『キャッツ・アイ』連載当時の1980年代を舞台に、お馴染みのキャラクターたちがレトロ&スタイリッシュな爽快クライム・アクションを繰り広げる。
監督を務めるのは静野孔文、瀬下寛之。さらに多数の気鋭クリエイターが、セルルックCGによるハイクオリティな映像を実現した。それぞれのオリジナル版を踏襲した“豪華声優陣”もその名を連ね、作品を盛り上げる。
本作の制作決定に際して、ティザービジュアル、PV第1弾、『キャッツ・アイ』原作者である北条ら制作関係者コメントが到着。公開されたPVは、前半パートがルパン三世視点、後半パートがキャッツアイ視点の映像となっている。
北条はモンキー・パンチと以前から交流があったようで「生前、何度かバーでご一緒する機会がありましたが、お互いマンガのお話をすることはありませんでした。ある時、人づてに頼みたいことがあると言われ、ただそれをおうかがいする前に亡くなられてしまいました。それがさすがにこのコラボの話ではなかったとは思いますが、今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています」と語った。
Amazon Original『ルパン三世VSキャッツ・アイ』は、Prime Videoにて2023年世界独占配信。
※北条司ら制作関係者のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■北条司(『キャッツ・アイ』原作)
『ルパン三世』は、中学生の時から読んでいた大先輩の作品です。モンキー・パンチ先生がこのコラボの話を聞かれたらどんな反応をされていたかな…?と考えずにはいられません。生前、何度かバーでご一緒する機会がありましたが、お互いマンガのお話をすることはありませんでした。ある時、人づてに頼みたいことがあると言われ、ただそれをおうかがいする前に亡くなられてしまいました。それがさすがにこのコラボの話ではなかったとは思いますが、今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています。
■加藤州平(エム・ピー・ワークス代表/モンキー・パンチ先生次男)
モンキー・パンチは、『キャッツ・アイ』の世界観が大好きでした。『キャッツ・アイ』と『ルパン三世』が対決したらきっと面白い作品になるだろうと、楽しそうに話をしていたことがあります。親しく交流させていただいた北条先生の『キャッツ・アイ』と、『ルパン三世』のコラボレーションは、熱望していたモンキー・パンチにとって、夢のような企画だと思います。原作者でも、アニメの『ルパン三世』は、ファンの一人として楽しむ人でした。きっと、今回の企画も、ファンの一人として、作品完成を待ちわびていると思います。
■栗田貫一(ルパン三世役)
『ルパン三世』はアニメ化50周年、『キャッツ・アイ』は原作40周年。記念すべき年に、まさかの対決?ができるとは思っていませんでした。ルパン、次元、五ェ門と銭形のとっつぁん。そして、不二子ちゃんと3姉妹! 今からとても楽しみです!
■戸田恵子(来生瞳役)
お話聞いて、えーー? マジーー?って感じでひっくり返りました(笑)! 何十年ぶりとかは最早考えたくない(笑)! お祭り気分で楽しもうと思います。
■石山桂一(プロデューサー)
『ルパン三世VS名探偵コナン』に継ぐ夢のコラボ作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』。泥棒VS怪盗ということもあり華麗でスタイリッシュなアクション要素も満載なテンポのいい作品に仕上がりました。北条先生からモンキー先生へのリスペクトもあり「ルパンの世界観にキャッツたちが存在している様に見せたい、ルパンのキャラクターに寄せてほしい」というオーダーがあったため、漫画家の中田春彌先生にイラストを描いていただき、両方のキャラクターを一新いたしました。また、ルパンのジャケットがピンクなのは、『キャッツ・アイ』の時代設定が80年代であり、本作もその時代設定をフィーチャーしているため「80年代のルパンと言えばピンク」という思いがあり決定しました。