【米ビルボード・ソング・チャート】ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」通算13週目の1位、「レイト・ナイト・トーキング」が3位へ上昇

Billboard JAPAN



ハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」が通算13週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

1位に初登場した4月16日付から今週までの23週間で、通算13週目の首位を獲得した「アズ・イット・ワズ」。Hot 100で首位獲得週が13週を上回ったのは、2019年4月~8月に歴代最長の19週連続という記録を打ち立てたリル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード feat. ビリー・レイ・サイラス」以来約3年ぶりで、Hot 100の集計がはじまった1958年8月4日付以降では、通算13曲目の快挙となる。

1位に初登場した4月16日付からの順位変動は以下のとおりで、現時点では23週中22週間TOP2にランクインしている。

4月16日 1位
4月23日 2位
4月30日 1位
5月7日 1位
5月14日 2位
5月21日 2位
5月28日 2位
6月4日 1位
6月11日 1位
6月18日 1位
6月25日 1位
7月2日 2位
7月9日 1位
7月16日 1位
7月23日 1位
7月30日 2位
8月6日 2位
8月13日 3位
8月20日 2位
8月27日 2位
9月3日 1位
9月10日 1位
9月17日 1位

TOP2のランクイン記録としては、今年の4月16日付で21週間ランクインしたジャスティン・ビーバー&ザ・キッド・ラロイの「ステイ」を上回り、歴代最長記録を達成した。なお、以下の上位3タイトルはコロムビア・レコードからリリースされた曲で、いずれも2019年以降に記録を更新している。

TOP2滞在記録
22週 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」(1位が13週 / 2位が9週)
21週 ジャスティン・ビーバー&ザ・キッド・ラロイ「ステイ」(1位が7週 / 2位が14週)
19週 リル・ナズ・X「オールド・タウン・ロード feat. ビリー・レイ・サイラス」(1位が19週)
18週 マーク・ロンソン「アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ」(1位が14週 / 2位が4週)
17週 ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー「デスパシート feat. ジャスティン・ビーバー」(1位が16週 / 2位が1週)

また、初めて首位を獲得した週(4月16日付)から最後に獲得した週(9月17日付)のブランク記録としても、ホリデー・ソングを除く歴代最長記録を塗り替えた。なお、ホリデー・ソングではマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」(2019年12月21日~2022年1月8日付)が2年3週間、チャビー・チェッカーの「ザ・ツイスト」(1960年9月19日~1962年1月20日付)が1年4か月という記録を保持している。

「アズ・イット・ワズ」は今週の集計期間中(9月2日~8日)、エアプレイが6,840万回(2%減少)、ストリーミングが1,580万回(3%増加)、セールスは3,000(13%減少)をそれぞれ記録していて、エアプレイ・チャートでは先週の2位から1位に上昇し、6月11日付以来13週間ぶり、通算5週目の首位を獲得した。デジタル・ソング・セールス・チャートでは19位から21位にダウンしたが、ストリーミング・ソング・チャートでは7位から5位に順位を上げている。

なお、エアプレイ・チャートで首位を獲得していない13週間には、ジャック・ハーロウの「ファースト・クラス」が4週、リゾの「アバウト・ダム・タイム」が9週間それぞれ首位をキープして、今週「アズ・イット・ワズ」が再びトップに立った。

1990年12月から集計がはじまったエアプレイ・チャートだが、前回首位を獲得した週(6月11日付)から最後に獲得した週(9月17日付)のブランク記録としては、3週をマークしたドレイクの「ワン・ダンス feat. ウィズキッド&カイラ」(2016年)以来の記録で、歴代最長記録となる。なお、2001年にはアリシア・キーズ の「フォーリン」(8月18日から9月1日、9月29日から10月13日)とジェニファー・ロペスの「アイム・リアル feat. ジャ・ルール」(9月8日から22日、10月20日から11月3日)にそれぞれ2度3週ブランクを記録している。また、初めて首位を獲得した週(5月21日付)から今週(9月17日付)までのブランク記録を18週間に塗り替え、ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」(2020年)が打ち出した28週間、グー・グー・ドールズの「アイリス」(1998年)が記録した19週間に次ぐ3番目に更新した。

ハリー・スタイルズは、「アズ・イット・ワズ」に続き最新作『ハリーズ・ハウス』から2曲目のシングルとしてリリースした「レイト・ナイト・トーキング」(先週12位)も今週3位にランクインさせ、TOP3に2曲を送り込んでいる。Hot 100で同じアーティストの曲がTOP3に2曲同時ランクインしたのは、2021年9月18日付でドレイクがTOP5を独占して以来約1年ぶりで、2022年のチャートでは初の快挙。

「レイト・ナイト・トーキング」は、9月2日にアート・ワークを新しくしたインストゥルメンタル・バージョンのダウンロード、カセットテープ、CD、アナログ盤(LP)を公式ウェブサイトでそれぞれリリースしたため、セールスが前週から731%増加の15,000に跳ね上がり、今週のSales Gainerを獲得した。その影響もあり、エアプレイが3%増加の6,200万回、ストリーミングも8%増加の920万回に上昇。エアプレイ・チャートで4位をキープして、ストリーミング・チャートでは40位から28位に大きく順位を上げた。

両曲の間、今週2位はスティーブ・レイシーの「バッド・ハビット」が先週に続き同位をキープ。週間2,000万回(2%減少)を記録してストリーミング・チャートで4週目、ロック&オルタナティブ・ソング・チャート、ロック・ソング・チャート、オルタナティブ・ソング・チャートでそれぞれ3週目、R&Bソング・チャートとR&B/ヒップホップ・チャートではそれぞれ2週目の首位をマークし、5つのチャートで1位を獲得した初のタイトルを2週目に更新している。

4位は、先週の5位からニッキー・ユーア&デイジーの「サンルーフ」が上昇して最高位を更新。一方、リゾの「アバウト・ダム・タイム」は先週の3位から5位に順位を下げた。ポスト・マローンの「アイ・ライク・ユー(ア・ハピアー・ソング)with ドージャ・キャット」も、先週の8位から6位に最高位を更新して、ニッキー・ミナージュの「スーパー・フリーキー・ガール」は先週に続き7位にランクイン、ラップ・ソング・チャートでは4週目の首位を獲得した。

続いて今週8位には、ワンリパブリックの「アイ・エイント・ウォーリード」が先週の14位から上昇し、TOP10入りを果たしている。セールスは8%減少の6,000に落ちているが、エアプレイは4%増加の3,940万回、ストリーミングは7%増加の1,280万回に上昇した。

ワンリパブリックがTOP10にランクインしたのは、2014年に最高2位を記録した「カウンティング・スターズ」以来約8年ぶりで、2011年の「グッド・ライフ」(最高8位)、ティンバランドとコラボレーションした2007年の「アポロジャイズ」(最高2位)を含む通算4曲目のタイトル。これで、2000年代、2010年代、2020年代の3つの年代でTOP10入りした18組目のアーティストとなり、グループとしてはマルーン5、コールドプレイに続く3組目の快挙を達成した。

「アイ・エイント・ウォーリード」は、映画『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラックに収録された曲で、同サントラからHot 100にTOP10入りした初のタイトルとなる。その他には、レディー・ガガの「ホールド・マイ・ハンド」が6月にHot 100で49位、セールス・チャートで2位、エアプレイ・チャートで33位にランクインした。

以下、ケイト・ブッシュの「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」(1985年)が先週の4位から9位にランクダウンして、10位には5月28日付で6位にデビューしたモーガン・ウォレンの「ユー・プルーフ」が、先週の13位から再TOP10入りした。同曲は、カントリー・ソング・チャートで4週目の首位を獲得している。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは9月14日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「アズ・イット・ワズ」ハリー・スタイルズ
2位「バッド・ハビット」スティーヴ・レイシー
3位「レイト・ナイト・トーキング」ハリー・スタイルズ
4位「サンルーフ」ニッキー・ユーア&デイジー
5位「アバウト・ダム・タイム」リゾ
6位「アイ・ライク・ユー(ア・ハピアー・ソング)」ポスト・マローン with ドージャ・キャット
7位「スーパー・フリーキー・ガール」ニッキー・ミナージュ
8位「アイ・エイント・ウォーリード」ワンリパブリック
9位「神秘の丘」ケイト・ブッシュ
10位「ユー・プルーフ」モーガン・ウォレン

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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