のん×門脇麦×大島優子『天間荘の三姉妹』主題歌入り予告解禁 アーティストは玉置浩二&絢香

 女優ののん、門脇麦、大島優子が共演する映画『天間荘の三姉妹』の主題歌が、玉置浩二と絢香が歌う新曲「Beautiful World」に決定し、同楽曲が流れる60秒予告映像が解禁された。

本作は、現在ハリウッドを拠点に活躍する北村龍平監督が、漫画家・高橋ツトムの代表作『スカイハイ』のスピンオフ作品である同名漫画を映画化。いのち、ひとの生と死、家族や近しい人たちとのつながりなど、誰にとっても人ごとではないテーマを、見る者の心に問いかけながら見つめていく。

天界と地上の間にある街、三ツ瀬。美しい海を見下ろす山の上に、老舗旅館「天間荘」がある。切り盛りするのは若おかみの天間のぞみ(大島優子)だ。のぞみの妹かなえ(門脇麦)はイルカのトレーナー。2人の母親にして大おかみの恵子(寺島しのぶ)は逃げた父親をいまだに恨んでいる。

ある日、小川たまえ(のん)という少女が謎の女性イズコ(柴咲コウ)に連れられて天間荘にやってきた。たまえはのぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身。交通事故に遭い、臨死状態に陥ったのだった。イズコはたまえに言う。「天間荘で魂の疲れを癒して、肉体に戻るか、そのまま天界へ旅立つのか決めたらいいわ」。しかし、たまえは天間荘に客として泊まるのではなく、働かせてほしいと申し出る。そもそも三ツ瀬とは何なのか? 天間荘の真の役割とは? たまえにも「決断の時」が刻々と近づいていた―。

たまえが、三ツ瀬の住民との出会いと別れ、そして旅館での仕事を通して、自らの魂の行方を模索していく本作。このたび主題歌が、玉置浩二(作曲)と絢香(作詞)の二人が本作のために書き下ろした「Beautiful World」に決定し、同楽曲が流れる予告編が解禁された。「Beautiful World」は、アコースティックの優しい音色にのせて、二人の力強くも温かい歌声が響くバラード。「忘れないで また会う日まで」「生きていく」といった歌詞によって、家族や友人、恋人など大切に思う人との繋がりや記憶、それによって得られる温もり、ひとの生と死を描く映画の世界観をストレートに表現。映画により一層深い感動をもたらしている。

二人を起用したいきさつについて、北村監督は「作曲の松本晃彦さんと、編集が終わったばかりの映画を初めて一緒に観て、観終わった瞬間に二人とも同じことを言ったのが、『ここで聴こえてくるのは、玉置浩二さんの声しか考えられないね』ということでした。あとはもう当たって砕けろの精神で、玉置さんに映画を観ていただく機会を得ることができたのですが、凄く感銘を受けてくださって、すぐに原型となる曲が送られてきました。仕上げでスタジオに向かって歩きながら初めて聴いて、まだ歌詞もなかったのに涙が溢れてきました」と振り返る。

続けて「天間荘の三姉妹は『生と死』『現世と天と地の間の世界』『過去と現在』『現在と未来』という、多くの二つの要素が絡まった物語なので、二人で唄ってもらえたらいいなと考えていた時、玉置さんから『絢香さんと歌うのはどうですか』との名前があがり、それは素晴らしいとお願いしたところ、快諾していただきました」とコメント。歌詞も担当することになった絢香は、玉置・松本との話し合いで創作意欲を刺激され、その日のうちに歌詞を書き上げたという。

主題歌が流れる60秒予告は、たまえ(のん)が、「いつ愛する人を失うかもわからない、そんな世界で生きて何になるんですか?」と、イズコ(柴咲コウ)を問いただす場面から始まる。続いて「Beautiful World」が流れ出し、「もっと泣きたかった もっと笑いたかった もっと怒りたかった もっと伝えたかった」というテロップとともに、孤独な魂として三ツ瀬にやってきたたまえが天間荘で過ごした、愛すべき時間の数々が映し出されていく。

さらに、祈りを捧げる三姉妹の姿や、光に照らされながら水中を漂うたまえなど、スピリチュアルな雰囲気漂う印象的なシーンも。海と山に囲まれた美しい景色と圧巻の歌声に彩られながら、かけがえのない誰かへの祈りのような気持ちがにじみでる感動的な予告映像に仕上がっている。彼女たちが紡ぎ出す、愛といのちを巡る物語に期待したい。

映画『天間荘の三姉妹』は、10月28日より全国公開。

<玉置浩二・絢香・北村龍平監督コメント全文>



■玉置浩二(主題歌作曲)

北村監督、松本晃彦さん、出演者のみなさま、並びに全てのスタッフ関係者のみなさま、本当にありがとうございました。絢香さんと私の歌が、映画を観にきてくださった、たくさんの方々の心を癒すことが出来たらと切に願っております。素晴らしい作品に、歌で参加させて頂けたことを心から感謝しております。

■絢香(主題歌作詞)

玉置さんから「デュエットをやろう」とお声がけ頂き、憧れの方と歌をご一緒できる機会に恵まれ身に余る光栄でした。「歌詞は絢香」と、託してくださり、世代を超えて共有できる本質で言葉を紡いでいけたらと思いました。

玉置さんが描かれた沁み入る旋律、壮大で美しい音、そして人生観を揺さぶるストーリーを前に、私自身あらためて深いところまで「生きる」ことについて考えるきっかけとなりました。このような作品に携われて幸せです。劇場に足を運ばれた皆様がどう感じられるか、公開がとても楽しみです!

■北村龍平監督

作曲の松本晃彦さんと、編集が終わったばかりの映画を初めて一緒に観て、観終わった瞬間に二人とも同じことを言ったのが、「ここで聴こえてくるのは、玉置浩二さんの声しか考えられないね」ということでした。あとはもう当たって砕けろの精神で、玉置さんに映画を観ていただく機会を得ることができたのですが、凄く感銘を受けてくださって、すぐに原型となる曲が送られてきました。仕上げでスタジオに向かって歩きながら初めて聴いて、まだ歌詞もなかったのに涙が溢れてきました。

天間荘の三姉妹は「生と死」「現世と天と地の間の世界」「過去と現在」「現在と未来」という、多くの二つの要素が絡まった物語なので、二人で唄ってもらえたらいいなと考えた時、玉置さんから「絢香さんと歌うのはどうですか」との名前があがり、それは素晴らしいとお願いしたところ、快諾していただきました。

玉置さんの曲に絢香さんが素晴らしい歌詞をつけてくださって、僕がこの作品で伝えたいことが完璧に表現されていたのでとても驚きました。玉置さんも絢香さんも、僕が何かを注文したことはなく、ただ映画を観ていただいただけで、ごく自然に曲と歌詞が生まれてきたとのことで、作品だけでそこまで通じ合えるんだなと感動しました。

最初にお二人がレコーディングしてくれた歌声がもうあまりにも素晴らしかったのですが、お二人はそこから何度も何度もやり直しをされて、その徹底的にこだわり抜く妥協無き姿勢には、圧倒されるほどでした。そうやって完成した曲は、僕の人生で一番大切で大好きな曲になりました。この特別な映画の最後の最後に、温かい愛と力強いメッセージを吹き込んでくださったお二人には感謝と尊敬と愛しかありません。

当記事はクランクイン!の提供記事です。