「日傘はカッコ悪い」と言った彼が日傘デビュー!すっかり日傘好きになったワケ

女子SPA!

厳しい暑さが続いていますが、皆さんはどのように過ごしていますか? 今回は、今までの夏とはちょっと違う過ごし方をしている3人のエピソードをご紹介しましょう。

エピソードのひとつ目は、原田那奈さん(仮名・30歳・契約社員)の場合。

◆急な暑さにダウンした彼

「私には付き合って2年目になる彼(Nさん・31歳・メーカー勤務)がいるのですが、最近ついに“日傘男子デビュー”したんですよ」

那奈さんは、昨年の夏にもNさんに日傘をすすめたことがありましたが、その時は「なんかかっこ悪し、いいよ」と断られてしまいました。

「ですが、今年の6月に急に真夏日が続いた時があったじゃないですか?あの時にNが体調を崩してしまって」

その後のデートの時に、那奈さんの日傘にNさんを入れてあげたら『すごい!これをさすと全然違うんだね。那奈ちゃんは、自ら日陰を作って体調を管理してたなんてかっこいいな』とNさんは大変感動して、那奈さんと日傘をベタ褒めしたそう。

「その足で一緒にNの晴雨兼用折りたたみ傘を買いに行きました。今はメンズ用のおしゃれなデザインのがいっぱいあるんですね」

◆日傘にすっかりハマった

それからNさんは、自分の父親や友人にも日傘の良さを熱弁し、プレゼントするようになりました。

「すっかり日傘伝道師みたいになってしまって(笑)。自分が軽い熱中症になって、街中で座り込んでしまったことがかなり怖かったみたいで。そんな思いを親や友人にはして欲しくないと思ったみたいです」

以来Nさんは、街中で日傘をさしている男性を見かけると仲間に出会ったような嬉しい気持ちになるそう。

「その度に『ちゃんと自己管理している出来る男だ』と思うんだそうです。そんなNは今では日傘を3本も持っていて、私より多いんですよ」

◆ベランダで夏満喫!

続いてのエピソードは田辺愛佳さん(仮名・31歳・会社員)の場合。

「猛暑日が続いているので、通勤の時などは熱中症に注意はしていますが…実は私、ビカーッと暑い日差しのふりそそぐ夏らしい日にテンションが上がってしまうたちなんですよね」

愛佳さんはコロナ以前、タイやバリなど暑い国に旅行に行くのが好きでした。

「ですがここ3年程行けていないので、休みの日にはベランダで夏を満喫するひとり遊びをしているんですよ」

ベランダに日除けのパラソルを立て、サングラスをかけてガーデンチェアに寝そべりながら、イヤホンで好きな音楽を爆音で聴きつつ、キンキンに冷えたビールを喉に流し込んではリゾート気分を味わっています。

「最近の暑さはヤバいのでホント外国に行った気分になれますよ。汗をかいてきたらすぐにクーラーで冷え冷えの室内に戻り、脳天から水シャワーを浴びるのがめちゃくちゃ気持ち良くて」

◆虫除けスプレーは必須

そんな風にベランダで夏満喫からの、室内でクールダウンを何度か繰り返しているうちに温冷交代浴さながらの“整(ととの)い”がやってきてリラックスできるんだそう。

「もちろん水分補給も忘れずにして、きゅうりの一本漬けを齧ったり、冷やしトマトに塩をかけてつまんだりして塩分も摂っていますよ。あと湯船に水をためておいて、いつでも飛び込めるようにしておくのもオススメです」

唯一の難点は、夕方になってくると蚊が出てきて刺されやすいことです。

「昼間は暑過ぎるせいか、蚊も出てこないのですが…ちょっと涼しくなってきたらすぐに虫除けスプレーをするようにしていますね」

◆果物は基本、買わない

最後のエピソードは飯塚瞳さん(仮名・28歳・派遣社員)の場合。

「昨年末から、仕事先で知り合ったY(33歳・会社員)と付き合いだしたのですが、Yのご両親が千葉県でスイカを作っているんですよ」

実は瞳さん、一人暮らしを始めてから自ら進んで果物を買って食べたことがないそう。

「まぁ実家に居る頃にお母さんが出してくれたら食べていましたけど。だって果物って値段が高い割に、そこまで美味しい訳じゃなくないですか? もっと安く買えるコンビニのシュークリームやプリンの方が手軽で美味しいし、果物って皮剥いたり種があったり面倒臭いなってつい思ってしまって」

ですがそんなある日、夜になっても暑さがおさまらならない中、仕事帰りに汗をダラダラかきながらYさん宅に行くと…。

「Yが『お疲れ様! とりあえずこれ食べてみ』とご両親から送られてきたスイカをキューブ状にカットして、フォークと一緒に出してくれたんです」

◆ひと口食べてびっくり!

ひと口食べると、とっても冷えていて甘くてジューシーで、震えるほど美味しかったんだとか。

「なんていうか身体に染み渡る幸せな味で、止まらなくなって次から次へと食べまくってしまったんですよね」

自慢のスイカを美味しそうに食べてくれた瞳さんを見て、Yさんもご機嫌になり、それからいつも冷蔵庫にキューブ状に切ったスイカを冷やしておいてくれるようになりました。

「スイカはいつ食べても美味しいのですが、やっぱり地獄みたいに暑い日に食べるのが最高ですね。Yがいつも私が食べやすいように切って冷やしておいてくれるのも嬉しくて」

酷暑とYさんのご両親のお陰で、スイカの真の美味しさ気づくことができたという瞳さん。

「すっかりスイカにハマってしまい、今では暑くても『お、今日はスイカが美味しい日だな』と前向きにとらえられるようになりました」

<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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