妻の睡眠時間の確保に注力 「眠るのも育児」2児の父の気づきに反響


「眠るのも育児」 授乳期の睡眠不足を乗り越えるために必要な2児の父の気付き

人生のおよそ3分の1を占める睡眠。適切な睡眠は、思考力や判断力、日々の活力に大きく影響します。もちろん、育児においてもこれは同様です。

特に授乳期においては、ママの睡眠がこま切れになることから、ちょっとしたことでもイライラしてしまいがち。睡眠時間を確保することの重要性について、2児の父であるツイッターユーザー・くりさんが気づきを投稿したところ、大きな反響が寄せられています。

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妻はよく眠る。
でも授乳期は不眠でとても荒れて喧嘩も沢山してしまった。その反省を踏まえ今は妻を眠らせる事を優先事項としている。子供の寝かしつけと共にそのまま寝てもらい朝も遅く起きれるようこちらで対処。お陰様でいつもご機嫌。娘にも優しくなれるので妻にはこう伝えている「眠るのも育児」

筆者自身も娘2児の父ですが、ツイートを読みながら思わず頷いてしまいました。同じような経験を持つパパさんもきっと多いと思います。

くりさんに話をうかがうと、第1子となる長女が産まれた時は、育児参加への意識が低かったのだそう。

普段は感情的になることのない妻が、授乳期にはとてもイライラしていることが多く、ケンカになってしまうこともしばしば。妻と話し合いを行う中で、イライラの原因が睡眠不足にあると気づき、以降考えを改めるようになったとのこと。

話し合いの中で出た、授乳期特有の、いわゆる「こま切れ睡眠」の苦労を知り、次女の誕生時には、妻の睡眠時間の確保に注力。その甲斐もあり、現在は妻もくりさん自身も、穏やかに育児を行えているようです。

■ くりさんが行ったのは妻の睡眠時間を増やしたことだけではない


 と、ここでひとつポイントになるのが「朝も遅く起きれるようこちらで対処」という一文。くりさんが実践したのは、単純に「妻の睡眠時間を増やした」ことだけではないのです。

妻が遅く起きる、ということはその分、朝に行っていた妻の家事を、くりさんが担ったということ。

実際の取り組みを聞くと、「夜中から早朝の授乳はミルクを作って担当した」「朝起きてから食洗機のお皿の片付けと家族の朝食作りをした」「離乳食の作り置き」など、具体的な話を次から次に挙げていたことからも、くりさんが積極的に家事や育児に関わるようになったことがうかがえます。ちなみに自身の睡眠時間は「昼寝」をすることで確保していたそうです。

このように、くりさんが家事・育児を行ってくれることにより、妻も安心して休むことが出来たのでしょう。一連の体験を、くりさんは「眠るのも育児」と総括し、ツイートを締めくくっています。

■ 子育てや家事は夫婦が協力して行うもの


 この投稿には6万件にのぼる「いいね」が付き、多くの現役ママパパから共感の声が多く寄せられた一方、「うちの夫に読ませたい」といった、おそらく現状に不満を持っているであろう方からの声も。

こうした反響に対し、くりさんは「もしかしたらかつての僕のように、ママさん達の睡眠不足の過酷な現状に気づいていないパパさん達が多くいるのかもしれないですね」と、強い危機感を抱いているようでした。

子育てや家事は、どちらか一方が引き受けるものではなく、夫婦が協力して行うもの。そして、お互いが元気に過ごすためにも、授乳期における睡眠に対する気遣いや約束事は必須とも言えるでしょう。まさに「眠るのも育児」。こうした考えが少しでも多くの方に広まって欲しいものです。


<記事化協力>
くりさん(@Crystallineazu1)

(山口弘剛)

当記事はおたくま経済新聞の提供記事です。