鬼才ラース・フォン・トリアー監督がパーキンソン病公表 撮影中のドラマは続行

クランクイン!

 映画『ニンフォマニアック』や『メランコリア』などを手掛け、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ではオスカー候補入りを果たしたデンマークの映画監督、ラース・フォン・トリアーが、パーキンソン病を患っていることを公表した。監督を務めるドラマ『キングダム』完結編は継続するという。

Deadlineにとると、現地時間の8月9日、トリアー監督と長年タッグを組んできたプロデューサーのルイーズ・ヴェストが、「ラース・フォン・トリアー合意のもと、夏前から彼がパーキンソン病を患っていることを公表します」と、声明を発表した。

トリアー監督は現在、1990年代にカルト的ヒットを記録したデンマークのドラマ『キングダム』のシーズン3で、完結編となる『The Kingdom Exodus(原題)』を手掛けているが、監督は続行するという。

本作は8月に開催されるヴェネチア国際映画祭でお披露目予定だが、「健康面に関する憶測を避けるために声明を発表した」とし、病気を理由に、ドラマお披露目の際のメディア対応は最小限にするとコメントしている。

トリアー監督は現代デンマークを代表する映画監督であるとともに、多くの物議を醸してきたことで知られる。1984年の『エレメント・オブ・クライム』以来常連だったカンヌ国際映画祭では、2011年に『メランコリア』を上映した際にヒトラーに共感できると発言したことで追放され、2018年に『ハウス・ジャック・ビルト』で復帰した経緯がある。

『The Kingdom Exodus(原題)』は、この秋に北欧の配信サービス・Viaplayで公開され、その後デンマークのテレビ局DRにて放送される予定。

当記事はクランクイン!の提供記事です。