声だけで誘うディズニー魔法の世界! ディカペラ、3年ぶり日本ツアーが開幕~ゲネプロをレポート

SPICE



ディズニー初の公式アカペラグループ「ディカペラ」が3年ぶりに来日。2022年8月5日(金)に東京・東急シアターオーブで全国ツアーをスタートした。ボイス・パーカッションのアントニオ・フェルナンデスが「楽しみましょう!」と呼びかけたステージでは、ディズニー映画『美女と野獣』、『アナと雪の女王』などの劇中歌や、東京ディズニーランドなどパークのアトラクションを盛り上げる楽曲を披露。SPICEでは開幕前日に同地で開催されたゲネプロの様子をレポートする。
(C)Disney /Photo by Yoshika Horita
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3年ぶりに行う日本ツアー。2部制で行う約2時間の公演では、アンコールを含めて全31曲を歌唱予定で、うち17曲が新曲という。本番と同じ衣装や演出で行うゲネプロでは、赤と黒を基調にしたドレスやスーツに身を包んだ6人が、舞台に登場。魔法のランプから飛び出した魔神のジーニーがうさぎに変身するなど不思議な世界を繰り広げた映画『アラジン』の映像を背景に、それぞれの歌声を駆使した「フレンド・ライク・ミー」を歌い、観客を魔法の世界に引き込んでいった。

「こんにちは、ジャパン!」。バリトンのオーランド・ディクソンが手を振りながら客席に一礼すると、メンバーは横一列になってあいさつ。テナーのRJ・ウェスナ―は「東京のみなさん、こんにちは。3年ぶりに日本公演を行うことができ、とてもエキサイトしています」と語ると、続けて「ディズニー好きな人?!」と問いかけ。手を上げたファンにうなづくと、「一緒に楽しみましょう!」と笑顔を見せていた。

(C)Disney /Photo by Yoshika Horita
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ディクソンが「日本語を勉強しました」と説明し始めたのは、1991年に公開された映画『美女と野獣』では、歌手のセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンがデュエットした同名曲。ベルと野獣がダンスをする映像に合わせて、ソプラノのモーガン・キーンらが日本語と英語で、愛の世界を歌い上げていた。

2人を祝福するように輝く星空から一転。フェルナンデスが起こした風が、一面を雪原に。幻想的な雪景色の中で、映画『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を熱唱。エルサとアナの姉妹が、運命を切り開いていく力強さをケリーとキーンが歌声で表現し、会場を圧倒していた。

(C)Disney /Photo by Yoshika Horita
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約20分間の休憩を挟んで始まった2部では、スパンコールが輝くピンク色のドレスに着替えたキーンが「特別な曲を送ります」と、映画『アラジン』の世界を彩った「ホール・ニューワールド」を「パート・オブ・ユア・ワールド」とのマッシュアップで披露。美しいハーモニーで聴衆を酔わせていた。

公演では歌詞がない曲をアカペラだけで構築する楽曲もある。オーケストラのみで構成された映画『スター・ウォーズ』の曲を歌う場面では、トランペットを演奏するような仕草でマイクを持ち、踊りながら声を重ねていた。神業のような技術で驚かせた後は、前回のステージで大人気だった映画『3匹の子ぶた』の「狼なんかこわくない」をコミカルに披露。キーン、ケリー、ウェスナ―が子ぶた、ベースのジョー・サントーニがおおかみに。フェルナンデスらが効果音などを務め、映像とシンクロするドタバタ劇を繰り広げていた。

知恵を絞りおおかみを撃退した勇敢な子ぶたたちの後には、美しいディズニー・プリンセスが次々にスクリーンに現れる「ディズニー・プリンセスメドレー」を展開。映画『白雪姫』からは「私の願い」、『シンデレラ』からは「夢はひそかに」などを、プリンセスたちのように優しい歌声で披露し、会場を包み込んでいた。
(C)Disney /Photo by Yoshika Horita
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メリー・ポピンズが子どもたちに教えた魔法の言葉「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」はアップビートな原曲をロック調にアレンジし、大人っぽい印象に。6人のセクシーな魅力が際立つ1曲になっていた。

大きな拍手を贈られた6人は、「大好き!」「愛してる!!」など日本語で思いに応えていた。止まない拍手に予定になかった再登場もあり、フェルナンデスは「これが、本当に最後」と感謝。キーンは会場に、投げキスをして別れを惜しんでいた。

公演は8月21日(日)まで同会場で。以降、大阪、広島、福岡、鹿児島、名古屋、札幌を巡っていく。

(C)Disney /Photo by Yoshika Horita
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取材・文=翡翠

当記事はSPICEの提供記事です。