井上小百合&7ORDER・長妻怜央インタビュー!「学びの多い作品」「優しさについて表現されている作品」映画『ラストサマーウォーズ』公開

内気な小学6年生の男の子が、好きな女の子のために、仲間を集めて自主映画を撮り始める、映画『ラストサマーウォーズ』が現在公開中です。子どもたちの輝きがまぶしい青春ジュブナイル映画ですが、その注目作に子どもたちを見守る小学校の若手担任教師役として、アイドルグループを卒業し舞台で活躍する井上小百合さん。主人公の兄役として、舞台「タンブリング」など俳優としても活躍中の7ORDER・長妻怜央さんが出演しました!作品や趣味のこと、おふたりにさまざまうかがいました!

●まず物語の印象についてはいかがでしたか?

井上:わたし自身も芸能界を目指し始めたときに、周囲の大人たちに反対された体験があったので、脚本を読み進めていくうちに、あの頃に、この物語に出てくるような大人たちが私の周りにいてくれたらなあとうらやましくなりました。大人になった今、今度はわたしが夢を持っている人や好きなことを大事にしている人を、ちゃんと応援できる人でありたいなと思いました。

長妻:僕は国語がとても苦手で(苦笑)。たとえば舞台などでは全体を通してみてようやく感じることが多いタイプなので、脚本だけでは内容をあまり想像できなかったのですが、読み終わった際、壮大な物語だなとまず感じました。あとは子ども目線の物語だと思いましたね。

●完成した映画を観ていかがでしたか?

井上:埼玉の自然・人々などを題材にした映画で、埼玉の魅力がギュッとつまっている作品だと感じました。自転車で爆走するシーンをたくさん撮ったのですが、完成した映画を観たら入間市の広大な大自然、川の橋、茶畑、これほどきれいで美しいところだったのかとハッとしました。自然とともに映し出されている映像を観て、とても感慨深かったです。これを機に全国の皆さんに埼玉をもっともっと知っていただけたらうれしいですね。

長妻:僕の話になってしまうのですが、太鼓を叩くシーンのために埼玉の先生にご指導いただいたんです。自分では不安なことも多かったのですが、実際の映像を観てみたら、とてもカッコよく撮っていただいて。カットや演出にもみなさんの力を感じて、素敵な作品に参加させていただけたと思いました。ぜひこれを機に(出身の)茨城も描いてほしいなと(笑)。埼玉の人がうらやましいなと思いました。

●子どもたちを見守り支える立場でしたが、撮影現場はいかがでしたか?

井上:最初はどうやって子どもたちとの距離を縮めようかと戸惑いました。阿久津(慶人)君が人見知りで、なかなか目を合わせてくれなくて(笑)、どうしようかなと思っていたのですが、学校の外でお弁当を一緒に食べたり、極力普通の生活を送るようにしていたら、最後には全員と友だちみたいになって、一緒に楽しい時間を過ごせるようになりました。

長妻:僕もたくさん話しかけました。普段あまりゲームをしないのですが、一緒にゲームをして仲良くなれました。ゲームの力は偉大だなと改めて思いました。でも負けず嫌いなので悔しかったです(笑)。

●おふたりは今回初共演とのことで、お互いの印象はいかがですか?

井上:ここまで明るい方だとは思っていたなかったです(笑)。底抜けに明るくて、ものすごく子ども好きなのか、もしかしたら長妻さん自身が「子どもなのかな?」とわからなくなるくらい(笑)、撮影現場を盛り上げて楽しくしてくださいました。一番、現場を温かくしてくださったのが長妻さんだったので、本当にありがたかったです。

長妻:最初にお名前を聞いた時に舞台を拝見していたので楽しみにしていたのですが、なかなか一緒のシーンがなかったんですよね。それで最終日、ようやくご一緒することができたんです。クールな方かと思っていたのですが、笑っていただけて。笑顔が素敵だなと思いました!

●「めるも」は趣味女子を応援するメディアなのですが、最近ハマッていることは何ですか?

井上:楽器です。ずっとジャズがやりたかったんです。『スウィングガールズ』という映画が大好きで、主人公の女の子がテナーサックスを吹いていて、わたしもどうしてもやりたくて中学校では吹奏楽部に入ったんです。ただ、中学も高校もクラシックでしたので、ジャズを一度も吹いたことがないまま学生時代が終わりました。最近、10年ぶりに楽器を引っ張り出して、教室に通い始めました。わたしも映画の陽太君みたいに、自分の中の“好き”という気持ちを大事にしたいなと思いました。

長妻:僕は水族館に行くことですね。田舎だったので、なかなか行けなかったんですよ。大人になると自分の行きたい水族館に行けるので、それでハマッています。アシカが好きなんです。アシカの足が人魚みたいで、あの非現実的な感じが好きです。もしも動物になれるなら、アシカになりたいくらいアシカが好きです(笑)。

●最後になりますが、メッセージをお願いいたします!

井上:大人になると現実的になり、あきらめてしまうこともたくさんあるとは思います。でもこの映画を観た方は子どもたちの姿を見て、もう一度、自分の人生を振り返れるのではないかなと思いました。親御さんが観ても、子どもたちへの接し方がわかるような、学びの多い作品にもなっていると思いましたので、ぜひ映画館で観ていただければと思います!

長妻:映画自体が、優しさについて表現されている作品だなと思いました。僕が思う優しさは、やりたいことをやらせてあげる優しさ、やりたいことを応援する優しさなのですが、そのためにはどうしたらいいか、ということもありますよね。親の愛がゆえのもどかしさもあると思いますし、自分ならどうなるだろうと思いながら観ると、考え方が変わるかも知れません。素敵な作品です。

(執筆・撮影/takashi.tokita_tokyo)https://www.instagram.com/takashi.tokita_tokyo/

(C) 「ラストサマーウォーズ」製作委員会」

WRITER

  • takashi.tokita_tokyo
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  • 「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。映画とディズニー(主にパーク関連)をメインによく取材しているが、パリとクルーズが未体験なことはナイショです。また、ディズニー好きが集まって、あることないことを語り尽くす無害なポッドキャスト「田組fm」が、SpotifyやApple Podcastなどで配信中。

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