【米ビルボード・ソング・チャート】ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」通算8週目の首位、ビヨンセ新曲TOP10入り

Billboard JAPAN



ハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」が返り咲き、通算8週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

先週、ドレイクの新曲「Jimmy Cooks feat. 21サヴェージ」が1位に初登場したことで2位にダウンした「アズ・イット・ワズ」は、ストリーミングが1,860万回(10%減少)、セールスも5,000(14%減少)にそれぞれ減少したが、エアプレイは7,710万回(1%増加)で安定していて、先週の2位から1位に再浮上し、通算8週目の首位を獲得した。

なお、ポイントは上昇したがエアプレイ・チャートでは2位から3位に順位を下げ、逆にストリーミング・ソング・チャートでは先週の9位から7位に上昇している。デジタル・ソング・セールス・チャートでは7位から8位にダウンしたが、主要3チャートでTOP10をキープして、ソング・オブ・ザ・サマーでは5週目の首位をキープした。

「アズ・イット・ワズ」が4月16日付で1位に初登場してから今週までの13週、首位を獲得したタイトルは以下のとおりで、通算4回目の返り咲きを果たしている。

4月16日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
4月23日 ジャック・ハーロウ「ファースト・クラス」
4月30日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
5月7日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
5月14日 フューチャー「Wait for U feat. ドレイク&テムズ」
5月21日 ジャック・ハーロウ「ファースト・クラス」
5月28日 ジャック・ハーロウ「ファースト・クラス」
6月4日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
6月11日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
6月18日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
6月25日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」
7月2日 ドレイク「Jimmy Cooks feat.21サヴェージ」
7月9日 ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」

Hot 100で首位に4回返り咲いたのは、2019年から今年の年始まで、ホリデー・シーズンの反響で4年連続の復帰を果たしたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」に続く史上4曲目で、その他には24kゴールデンの「ムード feat. イアン・ディオール」(2020~21年)、ドレイクの「ナイス・フォー・ホワット」(2018年)がある。

上記のとおり、4月から「アズ・イット・ワズ」と首位争いをしているジャック・ハーロウの「ファースト・クラス」も先週の3位から2位に再浮上し、エアプレイ・チャートでは4週目(8,550万回 / 4 %増加)、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートでは10週目の首位を獲得した。

続いて3位には、リゾの「アバウト・ダム・タイム」が先週の5位から上昇して最高位を更新した。また、R&Bソング・チャートでは7週目の首位をキープし、ポップ・エアプレイ・チャートではいずれも2019年に4週を記録した「トゥルース・ハーツ」、「グッド・アズ・ヘル」に続く3曲目のNo.1タイトルを獲得している。

4位はフューチャーの「Wait for U feat. ドレイク&テムズ」が同位をキープし、先週1位に初登場したドレイクの「Jimmy Cooks feat. 21サヴェージ」は5位にランクダウンした。「Jimmy Cooks」はストリーミング・チャートで2週目の首位を獲得しているが、週間再生数は前週から42%減少の2,470万回に急落。売上も68%減少の2,000に数字を落とし、セールス・チャートでは9位から47位に転落した。エアプレイも、13%減少の260万回に落ちている。

5月27日に配信されたNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4のエピソードに使用されたことでヒットしたケイト・ブッシュの「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」(1985年リリース)は、先週の9位から6位に再浮上し、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートとオルタナティヴ・ソング・チャートでは4週目の首位をキープした。

続いて7位には、先週15位に初登場したビヨンセの新曲「ブレイク・マイ・ソウル」がジャンプアップし、自身20曲目のTOP10入りを果たしている。

ビヨンセ TOP10ソング
4位 ジェイ・Z「'03 ボニー&クライド feat. ビヨンセ」(2003年)
1位 「クレイジー・イン・ラヴ feat. ジェイ・Z」(2003年)
1位 「ベイビー・ボーイ feat. ショーン・ポール」(2003年)
4位 「ミー、マイセルフ・アンド・アイ」(2004年)
3位 「ノーティ・ガール」(2004年)
1位 「チェック・オン・イット feat. スリム・サグ」(2006年)
4位 「デ・ジャ・ヴ feat. ジェイ・Z」(2006年)
1位 「イレプレイスブル」(2006年)
3位 「ビューティフル・ライアー with シャキーラ」(2007年)
3位 「イフ・アイ・ワー・ア・ボーイ」(2008年)
1位 「シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)」 (2008年)
5位 「ヘイロー」(2009年)
10位 「スウィート・ドリームス」(2009年)
3位 レディー・ガガ「テレフォン feat. ビヨンセ」(2010年)
2位 「ドランク・イン・ラヴ feat. ジェイ・Z」(2014年)
10位 「フォーメーション」(2016年)
3位 J.バルヴィン&ウィリー・ウィリアム「ミ・ヘンテ feat. ビヨンセ」(2017年)
1位 エド・シーラン「パーフェクト with ビヨンセ」(2017年)
1位 「メーガン・ザ・スタリオン「サヴェージ feat. ビヨンセ」(2020年
7位 「ブレイク・マイ・ソウル」(2022年)

デスティニーズ・チャイルド TOP10ソング
3位 「ノー・ノー・ノー Part 2」(1998年)
1位 「ビルズ・ビルズ・ビルズ」(1999年)
1位 「セイ・マイ・ネーム」(2000年)
3位 「ジャンピン・ジャンピン」(2000年)
1位 「インディペンデント・ウーマン Part1」(2000年)
2位 「サヴァイヴァー」(2001年)
1位 「ブーティリシャス」(2001年)
10位 「エモーション」(2001年)
3位 「ルーズ・マイ・ブレス」(2004年)
3位 「ソルジャー」(2005年)

Hot 100の集計が始まった1958年8月からTOP10に20曲以上をランクインさせたアーティストはビヨンセが23組目で、グループとして活動していたデスティニーズ・チャイルドのTOP10タイトル10曲を含めると、通算30曲目に記録を更新した。以下、同じようにグループとしての記録があるアーティストは、ポール・マッカートニーがソロで23曲(ウイングス名義を含む)、ザ・ビートルズとして34曲、マイケル・ジャクソンがソロで30曲、ジャクソン5で11曲を達成している。

58曲 ドレイク
38曲 マドンナ
34曲 ザ・ビートルズ
31曲 リアーナ
30曲 マイケル・ジャクソン
30曲 テイラー・スウィフト
28曲 エルトン・ジョン
28曲 マライア・キャリー
28曲 スティーヴィー・ワンダー
27曲 ジャネット・ジャクソン
26曲 ジャスティン・ビーバー
25曲 エルヴィス・プレスリー
25曲 リル・ウェイン
23曲 ホイットニー・ヒューストン
23曲 ポール・マッカートニー
23曲 ザ・ローリング・ストーンズ
22曲 エミネム
22曲 ジェイ・Z
20曲 ビヨンセ
20曲 シカゴ
20曲 ニッキー・ミナージュ
20曲 ザ・スプリームス
20曲 イェー(カニエ・ウェスト)

「ブレイク・マイ・ソウル」は、先週の1,400万回から1,660万回に上昇してストリーミング・チャートでも17位から8位にTOP10入りした。エアプレイ・チャートでは、今週2,300万回を記録して28位に初登場。セールス・チャートでは初週の22,000から11,000に売上を落とし、1位から4位にダウンしたが、ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでは自身初のNo.1タイトルを獲得している。

「ブレイク・マイ・ソウル」は7月29日に発売予定の新作『ルネッサンス』からのリード・シングルで、1993年6月に最高5位を記録したロビンSの「Show Me Love」がサンプリングされている。間接的ではあるが、この曲を制作したアレン・ジョージとフレッド・マクファーレンは29年ぶりのランクインを果たした。

チャートに戻り、8位はバッド・バニーの「Me Porto Bonito with チェンチョ・コルレオーネ」が先週の11位から再浮上し、ラテン・ソング・チャートでは7週目の1位をキープしている。

9位も先週の10位からグラス・アニマルズの「ヒート・ウェイヴス」が上昇し、Hot 100でのランクイン総週を76週目に更新した。この記録は、2008年に大ヒットしたジェイソン・ムラーズの「アイム・ユアーズ」と並ぶ歴代5位タイで、上位6曲のうち76週目の時点でTOP10にランクインしているのは「ヒート・ウェイヴス」が初の快挙となる。

90週 ザ・ウィークエンド「ブラインディング・ライツ」(2020年)
87週 イマジン・ドラゴンズ「レディオアクティヴ」(2013年)
79週 エイウォルネイション「セイル」(2013年)
77週 デュア・リパ「レヴィテイティング」(2021年)
76週 グラス・アニマルズ「ヒート・ウェイヴス」(2022年)
76週 ジェイソン・ムラーズ「アイム・ユアーズ」(2008年)

Joji(ジョージ)の「グリンプス・オブ・アス」は先週の8位から10位にダウンしたが、エアプレイが前週から208%増加の180万回に急増し、ポップ・エアプレイ・チャートでは33位に初登場した。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月8日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「アズ・イット・ワズ」ハリー・スタイルズ
2位「ファースト・クラス」ジャック・ハーロウ
3位「アバウト・ダム・タイム」リゾ
4位「Wait for U」フューチャー feat. ドレイク&テムズ
5位「Jimmy Cooks」ドレイク feat. 21サヴェージ
6位「神秘の丘」ケイト・ブッシュ
7位「ブレイク・マイ・ソウル」ビヨンセ
8位「Me Porto Bonito」バッド・バニー with チェンチョ・コルレオーネ
9位「ヒート・ウェイヴス」グラス・アニマルズ
10位「グリンプス・オブ・アス」Joji

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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