ryuchell「ネガティブな感情はずっと残してたらブスになるから、すぐに出す!」

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誰もが認める“オンリーワン”のマインドで、私たちをいつも笑顔にしてくれるryuchellさん。最近よく耳にする“自己肯定感”について語っていただきました。
■ 自己肯定感は、無理に高めなくていい。

原宿のショップ店員になりたいと、18歳で沖縄から上京したryuchellさん。カラフルな服を着て、チークをさした“ジェンダーレス男子”は、たちまち有名人となった。当時つけていたヘアバンドはトレードマークとされたが、何かに括られることに、ずっと違和感があったと言う。

「だって、昔からファッションが大好きで、自分の好きな格好をしていただけだったから。ファンが増えた一方で、喋り方やメイクをしていることについて、アンチコメントもたくさん来ました。でもその中には、知らない価値観があって勉強になったし、そもそもアンチな意見は表に出ているryuchellに対して。正直、メディアに出ている時はぶりっ子していて、素の比嘉龍二(本名)は沖縄のヤンキーだったりする(笑)。だから僕とLINE交換してごはんに行かない限り、僕に文句は言えないと思うし、知らない人からの言葉には傷ついたりしません」

“自己肯定感”という言葉についても、独自の意見を持つ。

「“自己肯定感”ってただのブーム。僕もよく『自己肯定感高いね』なんて言われるけど、あなたに何がわかるの? って思う。自己=自分で決めることで、他人に言われることではないから。ブームの背景には、SNSがあると思います。実際には出会わないキラキラした人や、リア充に見える人を目にするようになったことで、自分の“幸せ軸”がブレてしまった。人と比べて、あの人のほうが幸せだと思うようになり、個性や自信をなくした人が増えたからなのではないでしょうか。でも、だからって今度は“自己肯定感を高めよう!”なんて言われてもね。僕は、別に、無理に高めなくていいと思います。それよりも、人と比べずに、自分にとって何が幸せかを考えることのほうが大事」

これまで、様々な人生経験を積んで、割り切る心を身につけたというryuchellさん。

「ある時から、僕は他人に期待するのをやめました。だって、傷つくのは相手に期待をしたからで、裏切られて悲しいとか言ってるけど、信じたのは自分。もちろん、愛と感謝を持って接するけど、何かいいことを言ってもらったとしても、『この人の言葉に出合うご縁だったんだな』と思うようにし、人に依存しないようにしています。人生辛い、って決めてるのは自分。最初から人に期待しなければ、怒ったり凹んだりしなくなるし、自分とは合わない意見があっても、『いろんな考え方があるから、しょうがないよな』って割り切れる。だから、自己肯定感を高めるより、まずは“共感力”を上げるほうが先かなと思うんです。割り切れる人間こそ、一生幸せに生きられると思うから」

ryuchellさんの言う共感力とは、どんなものなのか。それは子供の頃から大事にしてきた、お母さんの言葉も関わっている。

「『人の痛みがわかる人になってほしい。他人を許せるようになったら、とっても強い人』と、お母さんがよく言ってくれていました。許すのは共感以上で、そこまではなかなかできないけれど、この言葉によって僕は、自分と反対の意見を否定せずに、へぇーって聞けるようになりました。『僕はそうは思わないけど、そういう意見もあるんだね』と。わからなくていいんです、認めるだけで」

そうすることで、自分が傷つかずに済むんだということにも、大人になって気づいたそう。

「自分のことも、好きになるより認めてあげることから始めたらいい。僕だって、自分を大切にできる夜もあれば、できない夜もある。この年のわりに、背負うものが大きすぎるとか、人前に出るのがしんどく感じたりとか。そんな時は、自分が落ち着く手段をいくつか持っておいて、自分をコントロールしています。自分の機嫌ぐらい、自分で取らないと! それから、もし傷ついた時にそれを話せる大切な友達や家族など、自分の居場所を持っておくことも大事。人間って、手に持てる荷物が限られているように、心にもキャパがあります。僕は、いっぱいいっぱいになったら何かを手放して、心に余裕を持つようにしています。そうすることでまた新しい何かが手に入って、道が広がるんですよね。例えば、バラエティ番組へのこだわりを手放したことで、新たに学びたいことが見つかったし、人に嫌なことをされても、なぜこの人はこんなことするのだろうと、その過程を考えられるようになった。今、こんな自分になれるとは思っていなかったから、僕はまだまだ成長していける気がします!」

■ 自分を大切にするためのキーワード。

「自分をコントロールして、気分を上げる手段を持つことはとっても大事!」と言うryuchellさんに欠かせない4つのこと。

■ #アーシング

体と心が元気になるアーシングで視野を広げています。大地と体を繋げるためのメソッド、アーシング。「僕は、地元・沖縄のビーチを、音楽を聴きながら裸足で歩くだけで、体と心がめちゃくちゃ元気になるし、広い海を見てるだけで、自分の悩みなんて忘れられる。自然の力を借りて、視野を広げています」

■ #音楽

音楽を聴いて汗をかいて病んでる気持ちを追い出す!「病んでる時は、レコードを聴いて音楽に抱きしめてもらうこともあれば、イヤホンでロックを爆音で聴いて、踊りまくって、Tシャツがしぼれるぐらい汗をかくことも。ネガティブな感情はずっと残してたらブスになるから、すぐに出す!」

■ #アイメイク

僕、昨日より今日のほうが絶対にかわいいの!「綺麗じゃないとテンションが上がらない。“昨日よりもかわいくなる”って思いながらメイクをします。特にアイメイクには気合入れてるよ。“かわいくなりたい”って言うんじゃなくて、かわいくなってからみんなに“かわいい”って言わせたいの(笑)」

■ #香り・キャンドル

毎日、気持ちが欲する香りを選んでリラックス!部屋では常に、お香やキャンドルをたいて、気持ちを整えるのがルーティン。「ネロリや白檀など、ちょっとクセのある香りで疲れを吹き飛ばしたり、デトックス効果があるアロマが好き。ネロリとオレンジの精油を組み合わせて、お風呂に入れたりも」

りゅうちぇる 1995年9月29日生まれ、沖縄県出身。タレントとして活躍中で、ラジオ『LOVE RAINBOW TRAIN』(TBS)のパーソナリティを務めている。著書に『こんな世の中で生きていくしかないなら』(朝日新聞出版)。

カーディガン¥9,800 デニムパンツ¥12,900※共にユーズド(BUD TEL:03・3401・7246) スニーカー¥9,000※ユーズド(Banny TEL:03・3408・1114) アクセサリーは本人私物

※『anan』2022年7月6日号より。写真・大内香織 スタイリスト・曽我一平 ヘア&メイク・新井淑子 取材、文・若山あや

(by anan編集部)

当記事はananwebの提供記事です。

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