自宅でヘアケアをどれだけ頑張っても、美髪にならないワケ。ベストな方法とは

女子SPA!

 基礎化粧品やメイクはしっかりやっていても、髪がボロボロ……ということ、ありませんか?

髪は第一印象の約8割を決めると言われており、どんなにメイクが完璧でも、髪がボロボロだと印象がいまいち、ということになりがちです。

かつては私も、自分の髪が自分の背中に当たるだけで痛いくらいの汚髪でしたが、30代前半に美髪を目指すことを決断し、今では髪を褒めていただく機会が増えました。

今回は、そんな経験のある私だからこそお伝えできる、「傷んだ髪に、どうやって立ち向かっていくべきか」ということについて、個人的な事例を交えながら数回にわたってお届けしていきます。

◆補修は「ある程度、傷んでいないように見せられる」くらい

まず、前提として知っておいていただきたいことがあります。それは、「髪は死んだ細胞であり、再生しない」ということ。「補修」を目的としたトリートメント類はたくさんありますが、補修にも限界はあります。

私もかつてはアレコレやりました。良さそうなトリートメントを買ってきては試したり、通常の使用方法で満足できずに、メーカー推奨量以上の量を髪に塗り込み、なんとか浸透させようと長時間放置したり、サランラップを巻いたり、トリートメントの後にヘアパックなるものを過剰に使ったり、逆に、シンプルケアに目覚めていろいろとやめてみたり。

それぞれ、ある程度の効果はあったと思いますが、残念ながら、期待に見合うほどの劇的な変化を得られたことはありません。

「補修」に対する期待値は、「ある程度、傷んでいないように見せられる」、というくらいにしておいたほうがよいと私は思っています。髪の傷みに立ち向かう考え方としては、今生えている髪への対処と、これから生えてくる髪への対処の2つを同時進行させることが大切です。

今生えている髪については、上述のとおり限界があるので、できる限り良く見える状態にしつつ、これ以上のダメージを防ぎます。そして、これから生えてくる髪については、生えたての元気な状態をキープできるよう、ダメージを最小限に抑えながら伸ばしていきます。

◆自宅で365日、ヘアケアを続けても…

この2軸を進めていく上で、私が最重要と考えているのが、美容師さんとの意思疎通です(美容室へ通っている場合)。毎日の自宅でのヘアケアも、それなりに大事ではありますが、美容院での薬剤を使った処置と比べると、インパクトが大きく違います。

仮に365日、自宅でプロレベルのヘアケアを続けたとしても、数ヶ月に1回行う美容院での薬剤処置(ブリーチやカラーリング、パーマ、縮毛矯正など)で、大きなダメージを負ってしまったら、髪の傷みは進行するばかりです。

まずは、担当の美容師さんと相談し、「デザイン重視」から「ダメージ予防、美髪見え重視」にしたい事を伝え、施術内容を合わせてもらうことが大事です。

今のダメージヘアをどうするか、ということと、これから生えてくる髪をどう育てていくか、ということについて、美容師さんと目的意識を揃え、できれば同じ美容室で長期的に取り組んでいきましょう。美容室を変えてしまうと、これまでの施術履歴を把握しきれないこともあり、なかなかうまく行かないケースもあるからです。

最近は美髪専門の美容師さんもいらっしゃるので、心機一転したい方は、検討してみてもいいかもしれませんね。

◆痛んだ部分を切るのがベスト

私は美容師ではありませんが、美容院でできそうなことをご紹介します。傷みの度合にもよりますが、あまりにもひどい場合は、やはり傷んだ部分を切るのが一番です。

ただ、「そんなことは分かっているけれど、髪を短くしたくないのよ!」と悩んでいる方も多いと思います。そんな場合は、できるだけ状態が良く見えるようにカットやカラーリング等をしてもらうことです。明るい色を暗くしたり、全体の色味を均一にしたり、毛先の軽さや重さを調節するだけでも、随分印象は変わるものです。

一つだけ注意していただきたいのが、カラーリングも含め、美髪に見せる施術の類には、見た目は一時的に良くなっても、現実にはさらに髪を傷めてしまうケースがあるということです。スポットで施術する分にはメリットのほうが上回るかもしれませんが、繰り返し行うことになると本末転倒な場合もありますので、長期的な目線で考えましょう。

色については、ヘアマニキュアなど、家庭で使える便利なものもありますね。しかし、一度でうまく均一な色味にできなかったりするケースもあるので、「どうしてもこの傷んだ髪をなんとか良く見せたい!」という場合は、やはりプロの美容師さんに頼るのが一番だと私は思います。

<文/毛髪診断士 元井里奈>

【元井里奈】

東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」

当記事は女子SPA!の提供記事です。

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ