【ゴジラバトルライン】松尾諭が震えた『シン・ゴジラ』撮影現場の裏側

好きな怪獣や兵器で組み合わせたチームを使いリアルタイムで変化する戦況に応じながら敵怪獣との3分間バトルを楽しむゲーム用アプリ『ゴジラバトルライン』。
サービス開始1周年を記念して『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』4作品がコラボレーションする奇跡のプロジェクト『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』とのコラボが決定! その第1弾である『シン・ゴジラ』とコラボした新シーズン「巨大不明生物出現!」が現在開催中だ。

それを記念して、本サービスのCMに出演した、映画『シン・ゴジラ』で泉修一役を演じた俳優・松尾諭さんへのインタビューが実現。ゲームをプレイしての感想、ゴジラシリーズとの出会い、『シン・ゴジラ』の現場での思い出などを語っていただきました。

>>>「まずは君が落ち着け」シン・ゴジラのフィギュアで遊ぶ松尾諭さんの写真を見る(写真7点)

――今回CM出演された『ゴジラ バトルライン』はご存じでしたか?

松尾 実は今日から始めまして、今5連勝中です。ハマり過ぎないように気をつけないと……。

――早くも熱中されているわけですね(笑)。実際にプレイされての感想はいかがですか。

松尾 戦術を組み立てるなど様々なシステムがあるにも関わらず、ストレスなくサクサク進められるのが良いですね。あと、自分は操る立場ですけれど、怪獣同士のバトルってやっぱり燃えるものがあります。

――自分ならではの怪獣チームを作れるのがこのゲームの楽しいところだと思うのですが、松尾さんの理想のスタメンはどういうものになりますか。

松尾 大好きなメカゴジラ、あとはキングギドラにスーパーX、そして沢口靖子さんかな?(笑)

――ビオランテ繋がりでの装備希望、ということで(笑)。

松尾 そうですよ、(『シン・ウルトラマン』で)長澤まさみさんも巨大化したわけですし、ここはゲーム内での東宝シンデレラ対決を期待したいですね!

――無茶振りはさておき(笑)、松尾さんとゴジラシリーズの出会いは、どのようなものだったのでしょうか。

松尾 映画館ではなくテレビですね。気づいた時には知っていた、という感じですが、中でも鮮烈な印象を受けたのはミニラの存在です。「何、これ? かわいい!」って興味を惹かれて、シリーズに興味を持ったのはそれがきっかけなのかもしれません。子供心に「ミニラが出てる映画が観たい!」と思って他の作品をチェックしていった感じです。

――結構珍しいパターンですね。あと、先ほど「メカゴジラも大好き」とおっしゃっていましたけれど。

松尾 メカゴジラは最初おもちゃで知ったと思うんですが、メカと怪獣の組み合わせっていうのがとにかくインパクト大ですよね。

――あのビジュアルは、子供心を鷲づかみにする感じがありますね。

松尾 そうなんですよ、メカならではの凶悪さ、また「メカ」という言葉の語感自体もたまらないですよね。子供だったのでピカピカしたものが好きだっていうのもありますし。あと、メカゴジラとキングギドラってとにかく強いじゃないですか。ゴジラには負けてほしくないけれど、さんざんやられてピンチに陥る「これは生半可な展開じゃないぞ」というところを見せてくれますからね。

――そんな感じでゴジラシリーズと触れてきた松尾さんが、遂に泉修一役で『シン・ゴジラ』出演を果たすことになります。

松尾 実は「ゴジラ作品に出る!」という心の高まりはそれほどなくて(笑)。というのも、実際に現場でゴジラが見えるわけではないわけじゃないので。その代わりに共演者が凄い方たちばかりだし、庵野秀明さんが総監督を務めるし、そんな地上の怪獣たちに驚きました(笑)。

――確かに強敵揃いですね。

松尾 撮影参加初日に(矢口蘭堂役の)長谷川博己君には「早口でセリフを言わないと(出演場面を)カットされるぞ」って脅されましたからね。元々自分は早口なのでそんなに心配していなかったんですが、その長谷川君の言葉に加えて、本番直前にプロデューサーが近づいてきて「早く喋れよ!」って耳元で囁かれてプレッシャーをかけられたという(笑)。あの緊張感は今でも忘れられないですよ。

――その初撮影の場面はどこだったんですか。

松尾 立川に矢口たちが着いて、それを出迎える場面です。

――歩きながら話す場面ですよね、あれはセリフも込み入っていて大変そうな……。

松尾 そうなんですよ! しかも脅されているから(笑)。

――泉修一というキャラクターの印象は?

松尾 政治家を演じるのが初めてで、しかもしたたかなイメージもあるんですよね。普段はあまり役作りとかはしないんですが、その時ちょうど小泉孝太郎君とご一緒する機会があったので、「政治家ってどんな感じ?」って話を聞いて。

――間接的な取材を(笑)。

松尾 で「松尾さんなら山崎拓さんのイメージかな?」なんてアドバイスを貰ったり。あと、前に連続ドラマで長谷川君の幼なじみの役を演じていたんですが、庵野さんがそれを観て僕を泉役に推してくれたという話を聞いていたので、泉がどうこうというよりも、矢口との関係を大事にしようかな、とその場その場で考えながら演じましたね。例のペットボトルをバンと渡すところなんかも、そういう部分を意識する中で自然と出て来た感じです。

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――他に撮影時の現場での印象的な出来事はありますか。

松尾 緊張感漂う現場で、特に巨災対のメンバーはセリフも難しいのでずっと練習していたりしていたんですが、市川実日子ちゃんが「庵野さん、(『風の谷のナウシカ』の)巨神兵描いたんでしょう? ちょっと描いてみてよ」って言ったんですよ。

――ええっ!? そんなカジュアルな感じで?

松尾 実日子ちゃん、前に庵野さんと一緒に仕事をしていたから(『キューティーハニー』秋夏子役)めっちゃフランクに話しかけて、庵野さんもサラサラーって描いて、もう皆大盛り上がりでしたよ。あと高良健吾君が庵野さんの大ファンで、現場で庵野さんを見ながら「庵野さんだ~」って、いつもニコニコしていました(笑)。

――ちなみに苦労した思い出は……。

松尾 いやー、辛すぎて言えません(笑)。お分かりだと思いますけれど、生半可にできた映画じゃないんですよ。巨災対のメンバーや官邸の人たちは難しい台詞を一気にまくし立てて、やっと言えたと思ったら「カット! すみません●●さん、2ミリ左に動いて下さい」って言われてもう1回、なんてことが多かったらしいんですから。幸い僕のところは1カットが多くて、ある程度は自由にやらせてもらえたので良かったですけれど。

――本編でシン・ゴジラの姿を見ての感想はいかがでしたか。

松尾 (石原)さとみちゃんの言葉じゃないですけれど「神の化身」でしたね。初めて青い光線を吐く場面は今でもよく観ますから。あそこでかかる音楽(「Who will know (24_bigslow)/悲劇」)はiPhoneのプレイリストの「お気に入り」に入っていて、運転しながらあの音楽を聴いていると、人間という存在の小ささや「この街のどこかが燃えているんじゃないか?」とか、いろいろ考えちゃいますよね。

――役のインパクトがあまりに凄すぎて、あれ以来「松尾さん=泉」みたいな感じになっているんじゃないかと思いますが、その辺りで得したこと・損したことはありますか。

松尾 上映後のイベントの時など、たくさんの若い女性の方々から「泉ちゃーん!」と黄色い歓声を浴びせられたんですが、まああんな体験は最初で最後なんでしょうね(笑)。
あと弊害ということで言えば、それ以来頭の良い弁護士みたいな役ばかりが舞い込んできて、セリフ入れが難しくなって大変です(苦笑)。

――頼れる泉のイメージが災いした(笑)。しかし泉を含めて、『シン・ゴジラ』の登場人物って登場時間の短さに反して結構印象に残っている人が多くて、そこも凄いですよね。

松尾 キャラクター作りがちゃんとされているからなんでしょうね。それぞれ役割を演じるところがしっかりと描かれている、それは庵野さんの力なんじゃないでしょうか。

――今後のゴジラワールドでもし機会があったとしたら、泉というキャラクターでどんな活躍をしたいと思いますか。

松尾 政界を引退して、田舎の畑で農作業をしている時にゴジラを目撃して「ゴ、ゴジラだー!」と指さして騒いでみたいですね。

――それ、泉じゃなくても良い気がしますけれど!

松尾 とにかくゴジラの最初の目撃者になりたいんですよ!

――では最後に、『シン・ゴジラ』に今後どんな展開を期待したいですか?

松尾 それこそ今後『シン・ウルトラマン』とのリンケージがあっても面白いし、最終的には続編なんかも……純粋にあのラストの続き、気になりますものね。ゴジラはもっと大きくなるのか、他の何かと戦うことになるのか、とか。あと東京以外で暴れたり、他の怪獣――シン・モスラ、シン・キングギドラみたいに登場してくると楽しいんじゃないでしょうか。


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当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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