『テオ・ヤンセン展』大阪初開催、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」の作品に触れて、動かせる機会到来

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7月9日(土)~9月25日(日)の期間、大阪南港ATC Galleryにて、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンの大規模個展『テオ・ヤンセン展』が開催される。

日本初公開「アニマリス・ミミクラエ」2019年 (c)Theo Jansen
日本初公開「アニマリス・ミミクラエ」2019年 (c)Theo Jansen

昆虫や動物のようなかたちをした、風で動く巨大な人工生命体「ストランドビースト」の制作で世界的に知られる、テオ・ヤンセン。大阪で初めての開催となる同展では、日本初公開を含む10作品以上を展示する。大小さまざまな作品を紹介するとともに、1990年代の初期作品や構想スケッチなど、芸術と科学が融合したビースト(生命体)たちの構造や動きの仕組みが明らかになる。

「アニマリス・ぺルシピエーレ・プリムス」2006年 (c)Theo Jansen
「アニマリス・ぺルシピエーレ・プリムス」2006年 (c)Theo Jansen

ストランドビーストとは、ボディ全体は黄色いプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としており、風力によって生き物のように滑らかに動く作品。テオ・ヤンセンが故国の海面上昇問題を解決するために生み出した。作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指し、ストランド(砂浜)ビースト(生命体)は歩行、方向転換、危険察知などの機能を備え、さまざまな環境に適応していくためのシステムを獲得していく。

会場内では、巨大なストランドビーストを実際に動かして体感することができ、子供も大人も楽しみながら実物の迫力ある現代アートに触れることのできる。また、展示作品はすべて写真撮影、動画撮影が可能となっている。

●動く! 命を吹き込む リ・アニメーション(再生)


「アニマリス・オムニア・セグンダ」2018年 (c)Theo Jansen
「アニマリス・オムニア・セグンダ」2018年 (c)Theo Jansen

実際にストランドビーストが動く様子が観られる。リ・アニメーションをおこなう作品は「アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」と「アニマリス・オムニア・セグンダ」の2作品。全長10mを超える巨大なストランドビーストが力強く歩く。

●触れる! ストランドビーストを操作


操作体験できる作品は「アニマリス・オルディス」。小型のストランドビーストで、世界的な自動車メーカーのテレビCM用に作られた。

●作れる! ワークショップ「ミニビーストをつくろう!」


「アニマリス・ムルス」2017年 (c)Theo Jansen
「アニマリス・ムルス」2017年 (c)Theo Jansen

7月16日(土)には、テオ・ヤンセンのミニビーストを組み立てるワークショップやタイムアタックイベントを実施予定。

●大規模展覧会初「グリーン電力証書システム」導入


グリーン電力とは、太陽光や風力などの自然エネルギーでつくられた電力で、地球温暖化防止につながる仕組みとして関心をあつめている。電気そのものの価値のほか、発電時にCO2を排出しないという付加価値(環境価値)も含まれている。この環境価値を第三者機関が評価、証明し、取引できるかたちにしたものをグリーン電力証書といい、そのうち家庭の太陽光発電から生まれたグリーン電力を証明する「PV-Green」を大規模展覧会において初導入する。

「アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」2013年  (c)Theo Jansen
「アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」2013年 (c)Theo Jansen

前売り券、ペア券、親子券は、現在イープラスにて発売中。

当記事はSPICEの提供記事です。

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