BTSがホワイトハウスで記者会見、ハリー・スタイルズ収益を一部寄付、ジョニデがライブに飛び入り:今週の洋楽まとめニュース

Billboard JAPAN



今週の洋楽まとめニュースは、BTSに関する話題から。現地時間2022年5月31日、アジア系アメリカ人・ハワイ原住民・太平洋諸島民(AANHPI)の文化遺産継承月間最後の日に、BTSがホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官と共に、米国でアジア人を標的としたヘイトクライムが急激に増加していることに関して心から訴えかけた。

黒のスーツ姿のメンバー全員が繋ぐ形で伝えられたメッセージは、RMの「こんにちは、私たちはBTSです。今日、ホワイトハウスに招かれ、反アジア系ヘイトクライム、アジア人の受け入れと多様性という重要な問題について話し合うことができて、とても光栄です」という言葉でスタート。JIN、JIMIN、J-HOPE、JUNG KOOK、SUGAの言葉を経て、Vが「誰にでもそれぞれの歴史があります。今日が、一人ひとりを大切な人として尊重し理解するための一歩になることを願います」と締めくくった。

今年初めにCenter for the Study of Hate and Extremismが発表した報告書によると、2021年の反アジア系ヘイトクライムの割合は前年比で339%増加し、米ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどは2020年に記録した過去最高の件数を上回った。

BTS、ホワイトハウスでの記者会見でアジア系ヘイトクライムに対するパワフルなメッセージ発信

2022年5月27日にハリー・スタイルズが、米国でここ2週間で起きた2件の悲惨な銃乱射事件を受け、銃による暴力をなくすための戦いに加わった。彼は予定している北米ツアーで米非営利団体Everytown for Gun Safetyと提携すると発表した。インスタグラムで彼は、「最近アメリカで起きている、最新はテキサス州ユバルディのRobb Elementary Schoolで最高潮に達した一連の銃乱射事件に、皆さんと同様に僕は完全に打ちのめされています。北米ツアーでは、銃による暴力をなくすために活動しているEverytownと提携し、彼らの活動を支援するために寄付をし、彼らが提案する行動項目を共有します」と述べている。

プレス・リリースによると、ハリーはツアーの収益金を寄付し、ライブ・ネイションも同額の100万ドル(約1億2,700万円)以上をEverytown for Gun Safety支援基金に寄付する予定だ。

ハリー・スタイルズ、銃による暴力をなくすためにツアー収益の一部を非営利団体に寄付へ

ジョニー・デップが、元妻のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えている裁判の最終弁論が行われた2日後となる現地時間2022年5月29日にジェフ・ベックのライブに飛び入り参加したことが明らかになった。

SNS上で共有されたファン撮影による複数の動画によると、デップはジェフ・ベックが英シェフィールドにて開催したライブに出演し、集まった観客を驚かせた。ギターとともにステージに現れたデップは、ベックとの2020年コラボ曲「アイソレーション」を披露したそうで、この曲は故ジョン・レノンによる同名の1970年の名曲をカバーしたものだ。さらに二人は、故マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」と故ジミ・ヘンドリックス「リトル・ウィング」もパフォーマンスした。

俳優として知られるデップだが、昔からミュージシャンになることを夢見ていた。アンバー・ハードとの裁判で証人台に立った際にも、ミュージシャンとして活躍するという若き頃の願望について触れており、自分が望んでいたほどの成功を得られなかったため俳優の道に進んだと話していた。彼は、アリス・クーパーやジョー・ペリーとともにハリウッド・ヴァンパイアというバンドも組んでいる。

ジェフ・ベック、ライブにジョニー・デップが飛び入り参加

さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」が4週ぶりに返り咲き、通算4週目の首位を獲得した。4月16日付で1位に初登場した「アズ・イット・ワズ」は、4月30日、5月7日付で3週首位を記録した後、5月14日から28日付までの3週間2位をキープして、今週1位に復帰した。

同曲を収録した新作『ハリーズ・ハウス』が集計期間初日の5月20日にリリースされたことで、再生数が前週から58%増加の3,560万回に跳ね上がり、ストリーミング・ソング・チャートでも10位から1位に上昇。初登場した4月16日付以来7週ぶり、2週目の首位を獲得した。週間再生数も、初週の4,380万回に次ぐ2番目に高い記録を打ち出している。

『ハリーズ・ハウス』のリリース効果を受け、今週は4位に「レイト・ナイト・トーキング」、8位に「ミュージック・フォー・ア・スシ・レストラン」、9位に「マチルダ」が初登場し、「アズ・イット・ワズ」を含む4曲がTOP10にランクインした。イギリス出身のアーティストでは、1964年にザ・ビートルズがTOP5を2週連続で独占するという大記録を達成しているが、ソロ・アーティストとして同じ週に4曲以上をTOP10入りさせたのは、ハリーが史上初となる。

【米ビルボード・ソング・チャート】ハリー・スタイルズ通算4週目のNo.1、TOP10に3曲が初登場

そして、アルバムチャートでは、ハリー・スタイルズのソロ3作目『ハリーズ・ハウス』がNo.1デビューを飾った。同作はハリーにとってソロ3枚目のスタジオ・アルバムで、2017年5月に発表したソロ・デビュー作『ハリー・スタイルズ』を含むソロ3作がすべてBillboard 200で1位に初登場するという快挙を達成した。

『ハリーズ・ハウス』の初動ユニットは521,500で、その内訳アルバム・セールスが330,000、アルバム・ストリーミング(SEA)が189,000、トラックによるユニット(TEA)が2,500だった。アルバムの週間ストリーミングは全13曲で2億4,696万回を打ち出し、R&B、ヒップホップ、ラテン・アルバムを除く2022年最大の週間ストリーミングを更新している。

過去18か月で週間ユニットが50万を超えたのは以下の4作のみで、2021年12月4日付でアデルの『30』が首位に初登場した際の839,000ユニット以来、約6か月間の最高値で、現時点の今年最大の週間記録を更新した。

【米ビルボード・アルバム・チャート】ハリー・スタイルズ初登場1位、集計開始以来のLP週間セールス最高記録

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