ジョニデ勝訴で友人らと祝杯。一緒にいた人気歌手に批判の声、なぜ

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 米人気俳優ジョニー・デップが、元妻のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えていた裁判が5月27日(現地時間)に結審。今月1日に、裁判所の陪審がジョニー側の主張を認める評決を下した。評決を受け、ジョニーとアンバーがそれぞれコメントを発表した。

◆アンバーに19億円超の賠償命令

米バージニア州の裁判所で6週間にわたり行われたジョニーとアンバーの名誉毀損裁判。これは2018年に米紙「ワシントン・ポスト紙」のなかで、アンバーが「自分はDVの被害者」と告白したことを巡り、ジョニー側が「名誉を傷つけられた」として損害賠償5000万ドル(約63億円)を求めて起こしたもの。一方のアンバー側も、その記事でジョニーを名指していないとして反訴していた。

今回の裁判で、アンバー側はジョニーから暴行を受けたと主張。一方のジョニーは「女性を殴ったことは一度もない」としたうえで「DVを受けていたのは自分」と反論していた。裁判の終盤には、ジョニーとかつて付き合っていたトップモデルのケイト・モスがリモート出廷し、「交際中にジョニーから暴力を振るわれたことは一度もない」と証言した。

双方の主張が食い違うなか、裁判は先月27日に結審。その後、陪審員による審議が続けられ、今月1日にジョニー側の主張の大半を認める判決が下された。

陪審は、「記事のなかでジョニーの名前を出していない」とするアンバー側の主張に対し、その記事はジョニーを意図するものであり、悪意があったとして、アンバーに計1500万ドル(19億円超)の支払いを命じた。一方で、陪審はアンバー側の主張も一部認めたが、ジョニーに支払いを命じたのは200万ドル(約2億6000万円)にとどまった。

◆ジョニー「人生を取り戻すことができた」。一方のアンバーは…

裁判で勝訴したことを受け、ジョニーは自身のSNSを通じてコメントを発表。

「6年前、私や私の子供たち、私に近い人々、そして私を支え信じてくれた人たちの人生が、大きく変えられてしまいました。メディアを通じ、真実ではない、非常に深刻な罪の疑いがかけられました。その結果、憎しみに満ちた出来事が次々と引き起こされたのです」

「この訴訟は、子供たちや自分を支持してくれる人々のために起こしたものだった」と綴ったジョニーは、今回の評決によって「やっと人生を取り戻すことができた」と喜びをあらわした。

敗訴したアンバーも声明文を発表。自身のインスタグラムに投稿した長文で次のように綴っている。

「私は今日、言葉にならないほど失望しています。山のような証拠があるにも関わらず、私の元夫が持つ圧倒的な力に立ち向かうには不十分だったという事実に打ちのめされています」

「私は、この評決が他の女性にとって後退を意味するものであることに、さらに失望しています。これは、声を上げた女性が恥にさらされる時代への後退です。女性に対する暴力を真剣に受け止めるべきという考えを遅らせてしまうものです」

◆ジョニーと祝杯を挙げた人気歌手に批判の声

最終弁論が終わった後、仕事のためイギリスに渡ったジョニー。今回の評決も現地で聞いたそうで、勝訴の知らせを聞いた後には、英北東部の都市ニューキャッスルのバーで友人らと祝杯を挙げたという。その場にいた英歌手サム・フェンダーが、そのときの様子をインスタのストーリーに投稿している。

ただこの写真を見て、眉をひそめたファンも少なかった模様。というのも、サムは昨年、DVについて歌った楽曲「Seventeen Going Under」をリリース。この曲は、特にDVを生き抜いた人々から強い支持を集めていたことから、サムがジョニーと交友があることに違和感を抱く人が続出したのだ。

ジョニーの勝訴をめぐっては、世界中のファンやハリウッドの俳優仲間からは喜びの声が上がっているが、評決に反発している人がいるのも事実。ジョニーは数年前、自身を「ワイフビーター(wife-beater=妻を殴る人)」と報じた英タブロイド紙『ザ・サン』を訴えたが、英裁判所は訴えを棄却したうえで「暴力は事実」との判断を示していた。それもあってか、ジョニーを今でも「DV男」と見ている人もいるようだ。

◆元妻は「賠償金が払えない」と悲嘆

英裁判所では自身の訴えが認められたものの、米で行われた今回の裁判では敗訴し、巨額の賠償金を命じられたアンバー。彼女の弁護士は米番組に出演し、「賠償金を支払うことは(経済的に)まず不可能だろう」との見方を示した。またアンバー側は評決を不服として、控訴する意向であることも明かしている。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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