映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』ゲスト声優・ジャングルポケットにインタビュー!【6月24日公開】

 6月24日公開の映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』に芸人トリオ・ジャングルポケットがゲスト声優として参加し、オバケタウンの町長と側近を担当。配役オーディションが行われ担当キャラクターも決定!

そんなジャングルポケットの3人にインタビュー!

町長役を賭けての配役オーディションを実施

オーディションに向けて準備したことは?

斉藤「2人よりも声優や声のお仕事をさせていただくことが多いので、経験を活かしながらオーディションに臨むことができました。2人はちょっとオーディションの時に緊張していたのか分からないんですけど…落ち着いて演じることができたのが勝因かなと思います」

太田「僕はかなり遠い親戚にはなるんですけど、父親の方の親戚で昔、町長を務めていた方がいらっしゃいまして…自分が声優をやるなら1つでも何かヒントが欲しいなと思って、愛知までその方に会いに行って。町長をされている時にしんどかったこととか色々なことを取材して、気持ちを入れて臨みました」

斉藤「意外に忙しくしているんで、愛知に行く時間はないと思いますよ(笑)」

太田「嘘ではないです。冗談です(笑)『町長とはなにか』っていうのを携帯でいっぱい調べましたよ。『町長が心がけるべきもの』『町長とはなんなのか』を自分の中で噛み砕いて、いっぱい自分の中に入れてから臨みましたね。(頭の中に)入れたものは完璧だったんですけど、演技力があまりなかったというか。それを表現する力があまりなかったということで落選はしたんですけど、今でも納得はしていないですね(笑)」

斉藤「いい加減にしてほしいですね~。もう録り終わっているのでいい加減に切り替えて欲しいです」

おたけ「声優はやったことがないので、上手くやるのはなかなか難しかったです。気持ちとモチベーションだけは上げて臨みたいなと思って、今回『バケ~るカーニバル』という作品なので、前日にカラオケに行って『One Night Carnival』を歌ってきました(笑)」

太田「確かに『カーニバル』だけは入れておきたいね。俺ら『バケ~る』は知らないから」

斉藤「そこで声を出しすぎたのか分からないですけど、オーディションではあまり声が出ていなかったですね」

おたけ「オーディションでは一発目のセリフで監督から『違う!』って言われて『あ、落ちたな』って確信しましたね。(町長役を)完全に狙っていましたね~」

太田「意外なんですけど結構おたけを推している方がいて、斉藤にするかおたけにするかでちょっとだけ議論があったって聞きましたね」

斉藤「そういう方がいるなら『なぜ、おたけがいいのか?』一度話をしてみたいですね。」

オファーを受けての率直な感想は?

太田「アンパンマンってすごい作品だって思っていましたし、僕と斉藤は子どももいて、グッズもたくさん買って集めています。ずっとアンパンマンを見ているような生活の中でのオファーだったので、本当に夢のような気持ちでしたね。何よりもアンパンマンってすごいと思ったのは、仕事を受ける順番としてマネージャーから話が来て、斉藤さんが『どれくらいいただけるか』の話をした後にやるか、やらないかを決めるんですけど…それはアンパンマンって話だけで『やる』って決めていたのでアンパンマンってすごいなって(笑)」

斉藤「俺はギャラで仕事決めているんじゃないですからね?少し冗談が多くて…芸人だから皆さんを笑わせようって気持ちが強くて。僕も子どもがアンパンマンのおもちゃで毎日遊んでいて、旅行にも必ず持っていくんですよ。泣いてしまってもアンパンマンがあると子どもが落ち着くし、僕もハッピーになれるし。小さい頃から大好きな作品なので、このお話をいただいた時は『嘘だろ!?』って冗談だと思いました。相手も北川景子さんですし。北川景子さんとジャングルポケットってなったらどう考えてもうちらの方が若干落ちるじゃないですか?」

おたけ&太田「若干じゃない」

太田「やっぱりお子さんグズってもアンパンマンでなおるでしょ?今年で中3だっけ?」

斉藤「えーっと、2歳ですね。ちょっとビックリしちゃったんですけど(笑)それくらい嬉しくて、子どもにも自慢できますし、嬉しいですね」

おたけ「今、声優さんの世代が変わってきているじゃないですか?最初アンパンマンってことだったので、まさか僕らがアンパンマンの役で、誰がカレーパンマンで…みたいな(笑)メインなのかな?って勘違いしてしまって(笑)芸人としてのレベルが1つ上がったんじゃないかなって思います。アンパンマンに出ているってだけで格が上がると思うので嬉しかったですね。親もビックリしていました」

太田「子どもはアンパンマンがいると思っていますから、理解させるのが難しくて…『アンパンマンに出るんだよ』って言ってもアンパンマンの世界に僕が出てくると思っていますから。キャラクターの中の声をやるってことをよく分かっていないので、映画館に連れて行った時の反応が楽しみですね」

ーー周りの方に役名を伝えた?その反応は?

太田「もちろんです。僕とおたけは側近A、Bなんで(笑)喜ばれるということはないんですけど…」

おたけ「嘘でも名前つけて欲しかったです。文句言うわけじゃないですけど…なんかあるじゃないですか?」

太田「A、Bって付けられるとどうしてもエキストラ感が…」

斉藤「役をいただけるだけで嬉しいですし…僕はAだろうがBだろうが、町長になれなかったとしても全力で臨むことだけは考えていました。そこらへんはもう少しね、みんなの前なので自覚を持ってもらいたいなと思いますね」

太田「正直、そうですね…やっぱりAとかBよりは名前のある役の方がテンション上がったかもしれないです」

斉藤「僕の話が届いていない(笑)僕もビックリしています。それだけ町長への気持ちが強かったってことですよね?」

太田「でも、AとBって基本的にセリフないじゃないですか?AとB史上1番セリフがあったと思います!AとBの歴史を塗り替えたと思います」

アンパンマンは子どもにとってのヒーロー!

もし、ドロリンを励ますならどういう声かけをする?

斉藤「僕はなにかアドバイスをするってことではないと思うんですよ。そばにいて話を聞いてあげることがゴールだと思っています。自分で何をしたいかって言うのはある程度は自分の中で固まっているので、ドロリンちゃんにとっては話を聞いてくれること自体が心が癒やされることだと思うので、僕はそういった存在になりたいです。みんなのトップに立つ町長なので、それくらい心が広い人間じゃないと大変な時に慰めることはできないのかなと思います。だから、常に隣にいてあげる、これだと思います!」

太田「僕は決まってます!一言だけです!手を取って、そっと目線を下げてドロリンと同じ目線にして、一言耳元で『甘えんな』ってそれだけです。みんな色々な挫折を経験して、いろんなポジションがあって成り立っている世の中ですから。自分のできる最大限のことをして、その中で自分がなれる自分を好きになりなさいっていうことを『甘えるな』の一言で伝えたいですね」

ーーお子さんにもそう言って伝えますか?

太田「いや、子どもにはもう…そんなことは一言も…。他人だからこそちゃんと言います。距離感ってあるじゃないですか?家族になるとどうしても厳しさが直接過ぎたり、逆に家族からではない意見が意外と大事だったりするので」

おたけ「すごい可愛いので甘やかしてしまうと思うんですよね…褒めたいので『いい子ね~』って『眠いね~』って(笑)」

太田「年齢設定そこまで下じゃないのよ!それ2歳の子たちにやるやつ!」

斉藤「ロケで小さい子が泣いていたりすると本当にアンパンマンを見せるんですよ」

太田「カメラさんの横とかでアンパンマンを見せてご機嫌を取ることは毎回やってます」

おたけ「アンパンマンの力って本当に凄くて!どれだけワンワン泣いていた子でも絶対に泣き止むんですよ」

声優としての才能発見?「声優の仕事が1番合っている」

収録をしてみて、声優としてのお互いの印象は?

斉藤「おたけさんは合ってましたね。なんでか分からないですけど、声質とかを変えたりするんですよ!すごくハマってたなって感じはありましたね。太田とおたけのキャラクターの差がハッキリとしていたので、僕も町長として頼もしかったです。今まで目の前に相方がいて一緒にやることがなかったので『あ、こんな声で演じるんだ』『こういう準備をしてきたんだ』って新発見がありました」

太田「コンビを組んで15年になるんですけど、2人とも声優で天下獲るんじゃないかなって思いましたね。斉藤が声優上手いのは分かっていたんですけど。NSCって声の授業があるんですけど、おたけは本当にどうしようもない生徒で…授業も来ないし」

斉藤「俺らと組まなかったら卒業できてなかった。それぐらいクズで、生きてる価値ないもないぐらい…あ、ごめんなさい(笑)」

太田「これ以上休んだら卒業できないってたまたま来た日がボイスのテストだったんですよ。おたけのボイスを聞いたトレーナーの先生がひっくり返りそうになって『なんなんだ!お前のその魅力的な声は!』って(笑)そのポテンシャルがようやくここで出てきましたね。2人とも声優の仕事が1番合ってるんじゃないかな」

斉藤「嬉しいですけどね。そんなのもう…声優さんに比べたら…ハードル下げて見ていただけますか?」

おたけ「色々褒めていただいて(笑)3人でやるとちょっと恥ずかしさがあるんですよね、正直。最初は声を探りながらやっていたので、途中からハマってきて、最後にノってきたんです。多分最初と最後で声全然違うんじゃないかな?(笑)」

太田「その問題はマジであって…(声入れの)タイミングを知るためにガイドを見せてくれるんですよ。プロの声優さんが僕らの役のところを“っぽく”やってくれているんですけど…自分の中で作り上げてきた側近Bの声があるんですけど、ガイドに引っ張られちゃって(笑)ほぼガイドのモノマネみたいな声になっちゃったんで」

おたけ「やりながらノってくるじゃないけど、そんなものがあったかもしれないですね」

太田「でも、僕とおたけが声入れてる時、監督さんピザ食べてたから(笑)声が変わっていても気がついていないかも(笑)」

おたけ「さっきコンビニ行ったとき監督とすれ違ったんですけど、無言でバイクで走り去っていきましたね(笑)」

太田「警備員さんに気付かれないのはよくあるけど、さっきまで一緒に仕事してて気付かれないってなかなかないからね」

もし、『アンパンマン』のメインキャラクターの声優ができるとしたら、誰をやりたい?

斉藤「僕はばいきんまん。悪役というか、敵役に惹かれちゃうんですよね。映画とかでも猟奇的な役とか『自分が演じることはないだろうな』って役を演じると幅が広がるという意味で、演じてみたいなという気持ちがあります。声質的に上手くいくのかは分からないんですけど…自分の可能性に賭けてみたいというか」

太田「僕は今回声優をやってみて、自分『弱いな』『声でいろんな人になれないな』って思ったんですよ。声だけで自分と年齢の違う人を演じるのってこんな難しいのかって思ったので、自分と少しでも重なる部分があるキャラの方がいいと思うので、僕はメロンパンナちゃんが…」

斉藤「どこがだよ!2度と言うな!(取材陣に)書かなくていいですよ(笑)」

太田「やっぱり娘が好きなんで。メロンパンナちゃんができるなら…(笑)」

おたけ「さすがに僕がアンパンマンにはなれないと思っているので…ちょっと脇役にはなってしまうんですけど、大好きなかびるんるん。セリフ言わないじゃないですか?だけども『(かわいい声で)かびるんるん、かびるんるん』っていう新しいかびるんるんを(笑)」

めるも独占インタビュー!

『アンパンマン』の声優を演じるにあたって何を意識した?

斉藤「お子さんに伝わりやすいように丁寧に表現しました。元々滑舌は良いと言われていたので、分かりやすいように丁寧にやることによって、分からない言葉が出てきても『こういう風に言いたいのかな?』って理解してもらえたら嬉しいです」

太田「難しいですよね。僕らは大人ですしリアルなことを知ってきてしまっているから。無垢なキャラをどう仕上げたらいいか悩んでいたんですけど、不思議なものでブースに入ったら一気にスーッと色々なものが抜けて(笑)画面に映るアンパンマンを見てたら勝手に気持ちを連れて行ってもらえたというか…自然と入り込めましたね」

おたけ「(アンパンマンのぬいぐるみを抱きながら)僕ね地声がすごい低いんですよ。明るくポップな世界観なので、普段の声より高くすることを意識しました」

最近ハマっていることは?

斉藤「最近、子どもが喜ぶと『やったー!』ってジャンプするんですよ。なんでも『やったー!』って喜ぶから、何もないのに勝手に俺が作り話しをしたりして。そんな純粋な姿を見ているのが楽しいので、子どもが喜ぶような作り話をするのにハマっています」

――お子さんは喜んでらっしゃるんですね。
太田「嘘つけ」
斉藤「嘘つきみたいにするのやめて」

太田「僕は趣味はないんですけど、唯一ハマっているのが娘と一緒に低温調理器でめちゃくちゃ柔らかいサラダチキンを作って、1番合うドレッシングがなんなのかを色々と試しています。でも結果!クレイジーソルトが1番うまいですね。なので娘と胸肉ばっかり作ってますね!本当に美味しい!」

おたけ「お風呂生活です。もともとお風呂が好きでサウナとかよく行っていたんですけど、最近は行っていないので、家のお風呂の中で色々するみたいな。携帯、飲み物、甘いものをお風呂に置いておいて、半身浴をして汗をかくんです。IKKOさんにいただいた入浴剤がよく汗が出て(笑)ガッツリ汗をかくまでお風呂の中に最低でも1時間は絶対います。なんかIKKOさんの入浴剤ヌルヌルするんだよな…(笑)」

映画を楽しみにしている家族に向けてメッセージを!

斉藤「アンパンマンの物語には大切なものが詰まっていて、大人になってアンパンマンから離れてしまった方でも子どもの頃に戻ったような感覚になると思います。お子さんと一緒に家族や友達の大切さに気付かせてくれる映画なので、楽しんでいただきたいです」

太田「ドロリンは、意外と社会でもがいている人が持っているような悩みを抱えている役なので、一緒に行くお父さん、お母さんもグッと入り込めるようなストーリーになっています。ぜひ、みんなで観に来てほしいです」

おたけ「改めてアンパンマンは大人も楽しめて感動する作品なので、劇場で観ていただきたいです。僕らの声を審査していただけたらと思います」

太田「審査(笑)Twitterでの反応とかね(笑)」
斉藤「1番嬉しいのは気づかなかった、ですね」

(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
(C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2022
映画公式HP:https://anpan-movie.com/2022/