BE:FIRST「Betrayal Game」恋は“裏切りのゲーム?男女の駆け引きを描く歌詞の意味を考察

UtaTen

ドラマ「探偵が早すぎる」の世界観を表すSKY-HI作詞の歌詞を考察


▲BE:FIRST - 『Betrayal Game』【OfficialMusicVideo】

7人組ダンス&ボーカルユニット・BE:FIRSTが、2022年4月25日に新曲『Betrayal Game』をリリース。

この楽曲は2018年に連続ドラマ化され、翌年には2週連続のスペシャルドラマが放送された滝藤賢一・広瀬アリス主演の読売テレビ・日本テレビ系人気ドラマ『探偵が早すぎる』の 第2シリーズ「春のトリック返し祭り」編の主題歌として書き下ろされました。

“男女間の巧みな駆け引き”をテーマに、千曲川光と十川一華の憎まれ口を叩きながらも切っても切れない特殊なバディ関係をスタイリッシュに描いてほしいという依頼を受け、SKY-HIが作詞を担当。

作曲にはシンガーソングライターのeillと音楽プロデューサーの宮田“レフティ”リョウを迎え、ソウル感のあるセクシーなダンスナンバーに仕上がっています。

ドラマのストーリーから着想を得た歌詞の意味を考察していきましょう。

主人公の「僕」は「君」に恋をしていて、彼女が見ている景色や彼女の目に自分がどう映っているかを知りたいと思っているようです。

多くの人は世間一般の考え方を「普通」、そこから外れている人を「異常者」と見る傾向があります。

また、自分にとっては普通だと思っていたことが、世間的に見ると変わっていたこともあるでしょう。

好きな人にとって自分がどんな人間なのか知りたいと思うのは、ごく自然な気持ちです。

主人公は自分の行動を「愚行」だと表現しています。

もしかしたら変わった行動で周囲から異常者と見られることが多い人なのかもしれません。

しかし自分の行動が「間違い」や「過ち」だと非難されるものだとしても、「君」が差し伸べてくれる手の温もりだけは決して間違えることはないことを伝えていると思われます。

主人公のように数少ない理解者に思わず心が惹かれてしまう気持ちは、誰しも理解できるのではないでしょうか。

僕と君の恋の駆け引き




ここでは男女の恋の駆け引きを「テスト前の教師と生徒」の関係に例えています。

教師がどんな問題を出すかと様子をうかがう生徒のように、主人公は「君」の想いを深く知ろうとしているのでしょう。

「瞬きの度確かめるYes,No」というフレーズから、休む暇なく彼女を見つめている様子が垣間見えますね。

そうして知ろうとすればするほど劣情があふれ出し、もっと近づきたいという気持ちが高まっていきます。

どうすれば彼女の心を掴むことができるのか知りたくて「教えてこの先何がベスト?」と問いかけます。

しかし、彼女は彼の問いかけに「曖昧な言葉で濁して」逃げてばかりいるようです。

自分の想いに応える気がないなら「ほっといて」と思いながらも、この時間を失いたくないから「ほっとかないで」とも願っています。

恋特有の複雑な感情に悩まされていますが、結局「決着」は求めず、今の二人の時間を大切にするという考えに落ち着いたことが分かりますね。

時には彼女の視線に自分への恋心が滲んでいるように思えますが、それは「偽り」の気持ちかもしれず、ただ「投げやり」に寄越しただけのものかもしれません。

目にはその人の様々な感情が反映されるものの、人の感情は容易に悟れないほど複雑です。

だから君が感じ取ったはずの「僕のこの感情は絶対さ」と、自分の想いを知ってもらおうとしています。

「Betrayal Game」の解釈とは




この部分から、彼女ともっと触れ合って近づきたいという気持ちが見えてきます。

衝動のように突然高まる恋心は、コントロールすることが不可能です。

想いが届くかも分からないのに恋してしまう現実は、主人公にとって「どこまでも不安定な世界」に見えているのでしょう。

それでも、その世界だからこそ君と出会い恋することができたのなら、世界の歪みさえ愛おしい。

そんな主人公の熱い想いが込められているように感じます。

自分の気持ちも人の想いも、変えたくても「どうにもならない」ものです。

「とうに戻れない」ところまで主人公の恋心は高まっていきます。

タイトルでもある「Betrayal Game(ビトレイアルゲーム)」という英語のフレーズは「裏切りのゲーム」と訳せます。

自分や相手の気持ちを疑ったり、状況を利用して相手の心を捕らえようとする恋の駆け引きを示していると解釈できそうです。

そして、「どうやってみても思うようにならない」これこそ愛の特徴ですよね。

「Go or Stay(進むべきか留まるべきか)」やってみなければ分からないこの恋というゲームに引き込んだ君は共犯なのだから、とことん付き合ってよと伝えているように思えます。

2つの世界を繋ぐMVも必見


BE:FIRSTの『Betrayal Game』には、裏切り合いながらも断ち切ることができない恋心の複雑さが描かれていました。

メンバーが光と闇などの相反する2つの世界を舞台に踊るMVも駆け引きや裏切りを表現していて、カメラの動きまでこだわり抜かれた演出で見応えがあります。

歌詞と『探偵が早すぎる』の世界観との繋がりにも注目しながら楽しんでくださいね。

当記事はUtaTenの提供記事です。

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