セックスレスから離婚を望んだ妻。夫に言えなかった本音とは?

女子SPA!

おおよそ3組に1組が離婚している日本。離婚の理由は人それぞれですが、中には本当の理由は夫には絶対に言えない…という女性も。

◆ドラマのような出会い

「最初は幸せな結婚生活でした」そう語るのは小林桃華さん(30歳/仮名)。

離婚した夫の圭太さん(42歳/仮名)は、桃華さんよりひとまわり年上です。6年前の桃華さんが24歳、圭太さんが36歳の時に出会い、そのキッカケはまるでドラマのようでした。

「私が道で転んで、ぶちまけたカバンの中身を集めるのを、彼が手伝ってくれたんです。紳士的で王子様みたいで、ドキドキしたのを覚えています」

そこからふたりはあっという間に親密になり1年ほどの交際の末に結婚します。

◆夫が幸せ太り…?

結婚して、最初の2年ほどは何不自由なく幸せに過ごしていた桃華さん。しかし、結婚して幸せだったせいか、圭太さんの見た目はじょじょに変化したようで…。

「出会った頃はスラッとして顔立ちも整っていてカッコよかったんです。だけど、幸せ太りなのか、年齢のせいもあるのか…。だんだんとお腹とかアゴとかに、贅肉(ぜいにく)がついてきたんです」

カッコよかった圭太さんは、あっという間に太って、おじさんボディへ変化してしまったのだそう。

◆若いイケメン男性登場!

見た目が老けた圭太さんのことも、もちろん変わらず大好きだった桃華さん。しかし、若く魅力的な男性が、桃華さんの会社に入社してきたことで事態が変わっていきます。

「同い年のキリッとした男前な男性がうちの会社に転職してきました。リョウくんという方で、同い年だから話も合って、急速に仲良くなりました」

そんなリョウさんは、しばらくすると時々、熱い視線で桃華さんを見つめてくるようになったんだとか…。

「リョウくんの視線には、気がつかない振りをして過ごしていました。でも、正直な気持ちを言うと、若くてカッコいいリョウくんみたいな男性に好意を向けられて、心が動きました」

◆夜の営みを避けるように…

そして、その頃から桃華さんは圭太さんとの夜の生活を時々、避けるようになってしまったと言います。

「圭太さんに愛情はありました。でも、性的な魅力をあまり感じられなくなったというか…。自然と、夜の回数は減ってしまいました…」

「今日は疲れているから」とか「ちょっとお腹痛くて」と、何かと言い訳をして夜の営みを避けるようになった桃華さん。

「圭太さんは時々『なんか最近、桃華に避けられてる気がするな~(笑)』とか、冗談ぽく嫌味を言うようになってきて、それでも私は受け入れたくなくて…。その頃から関係が少しギスギスしてきました…」

◆完全なレスに

リョウさんは桃華さんが好きそうではありながら、何かをしてくることはなかったと言います。

「私も不倫とかする度胸はないんです。ただ、肉体的に魅力的なリョウくんと、自分の夫を、多分、無意識に比べてしまうようになったんです…」

圭太さんを肉体的に受け付けない気持ちはあっという間に加速してしまい、夜の営みは「面倒な義務」でしかなくなってしまった桃華さん。

「月1から3ヶ月に1回と減っていき、完全なレスになるまでに時間はかかりませんでした」

◆それでも仲良く過ごす日も

夜の営みを避ける桃華さんに、度々小言を言うようになった圭太さん。そんなことはありながらも、仲良く散歩に出かけたり、新しいレストランに行ったりと、楽しい時間もあったと言います。

「レスになっても、結婚生活って続けられるんですよね。そのことには蓋(ふた)をして、触れないようにして、それ以外は仲良くしていたんです」

しかし、肉体的に満足のない日々を過ごす桃華さんは、海外のロマンチックな映画などを見ると「私もこんな燃えるような夜を過ごしたい」と切望するように…。

◆ついに離婚へ

そんなモヤモヤした日々を過ごしていた桃華さんは、ある時、離婚を決意します。表面的な問題がなかったため、圭太さんは寝耳に水という反応だったそう。

「レスだったけど、たまにキスとかはしていたんです。でもある日、キスされそうになったのを反射的に避けてしまって…。もう無理だと思いました。もはや本能的に魅力を感じられなくなってしまった男性と、死ぬまでずっと一緒にいるのは絶対無理だって、その時思ったんです。だから、離婚するなら早くしないとって思いました」

離婚を提案された圭太さんは猛反対。しかし桃華さんは「ひとりで自立したい」「結婚は向いてなかった。ひとりになりたい」の一点張りで粘ります。

「まさか、『生理的に嫌になった』なんてとてもじゃないけど言えません。だから、離婚したがる私が、夫には不可解だったかも知れません…」

◆その後…

最後まで圭太さんは反対していましたが、桃華さんが家を出たことで、最終的には仕方なく離婚を同意。

「離婚して一人暮らしを始めて、正直ホッとしています。リョウくんとは、結局お付き合いはしませんでした。今は他に彼氏がいますが、まだまだ結婚は考えていません」

桃華さんは「自分は結婚に向いていないかも知れない…。でも、次に結婚するとしたら、もっと慎重になりたい」と言います。

<文/まなたろう>

【まなたろう】

多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。

当記事は女子SPA!の提供記事です。