34歳女性が婚活で“料理アピール”をやめた理由。変な男性ばかり寄ってきた

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こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

婚活していて、30代~40代でも当然のように同年代男性と出会えると思っている女性は多いものです。かしかに同級生たちは同年齢ぐらいの男性と結婚しているし、20代男性は「恋愛対象の年齢はあまり気にしない」という方も珍しくないですよね。だから、30代になってから婚活を始めても当然、同年代との出会いがあると思ってしまうのでしょうか。

しかし、現実は違います。

34歳で相談にやってきた恵さん(仮名)もそんなおひとりです。婚活を始めて、39~50歳ぐらいの年上男性からしか申し込みが来ないと悩んでいました。

◆30~40代婚活男性の半分は「年下と結婚したい」

「年齢は気になるものの、いい人かもしれないし」と試しに会ってみても、なぜか上から目線な感じがする男性が多かったそうです。もうすぐ誕生日がきて年齢が上がるのに、婚活を続ける先に結婚が思い描けず、私のところへ来たというお話でした。

実はこの現象、恵さんが特別というわけではなく傾向として“そういうもの”なのです。

株式会社リンクバルが街コン・パーティーサイト「machicon JAPAN」会員で20~49歳の結婚を希望する未婚男女1120人を対象に行ったアンケート調査(2019年9月)によると、未婚男性は年齢が上がるにつれて、結婚相手に年下女性を希望する人が増える傾向にあります。

30代男性の43%、40代男性の62%が年下女性との結婚を希望しており、同い年~年上を希望する男性は30代で19%、40代で8%しかいません。これに対し、未婚女性で同い年~年上の男性を希望する割合は、30代で43%、40代で33%でした。

また、20代男性においては、年下女性との結婚を希望する人は18%だけで、36%が同い年~年上を希望。なので20代までの女性は、普通に同年代男性と会えるのです。

30代で婚活している女性は、過ぎ去った20代がボーナスステージであったことに後から気が付きます。

◆「アプリの方が同年代と会える」は思い込み

恵さんはマッチングアプリと結婚相談所を併用して婚活をしていました。

「マッチングアプリの方がまだ同年代と会えるんですけど、会えても続かないんですよね。結婚相談所にいる男性は、年齢しか見てくれない感じなんです。結婚相談所より、アプリでの婚活に専念した方がいいんでしょうか?」

「マッチングアプリだと男性はプロフィールを読まずに『いいね』を送るし、女性は相対的に少ないからモテるだけです。

結婚相談所ってお見合いが成立したらキャンセルするのにキャンセル料もかかるし、ルール的には必ず会うことになるから、みんなしっかり相手のプロフィールを見てから申込みますよね。

恵さんのプロフィールを拝見しましたが、このプロフィールだとあまり特徴がないので、年齢しか目立たないと思いますよ」

恵さんのプロフィールは「周りの人からは優しいとか真面目だねって言われることが多いです」という性格の解説と「休日は家で過ごすときは料理をしています。会社にお弁当を持っていくこともあります」という料理アピール。趣味はヨガとクラシック音楽鑑賞でした。

会ったらどんなことが楽しめるのかもイメージしにくいですし、男性が見て「共通点があるから話してみたい」と思うようなことも何ら書いていないのです。ヨガもクラシック音楽も決して悪いわけではないですが、デートプランの参考にはなりにくいでしょう。

「優しい」「真面目」も多くの女性に該当しますし、他の人たちとの差別化にはつながりません。写真もいまいちで、結果的に恵さんのプロフィールを見て印象に残る特徴は、年齢と居住地だけなのです。

◆料理できるアピールもあまり特徴にはならない

「でも私、料理するって書いてますよ。結婚相談所の方からも家庭的でいいねって言われました」

「料理アピールも決してマイナスではないんですよ? ただ、ものすごく料理が上手とか食に対する興味関心が人より深いならそれは書いた方がいいと思うけど、料理を人並みにやっている程度なら、もっと他のことを盛り込みませんか?」

意外と、女性は男性から料理・家事・育児ができることを求められているものだと思っている人も多いのですが、男性が結婚相手に求めることをアンケート調査すると、料理などの家事はそこまで重要度は高くありません。

昭和ならいざ知らず、今は男性も料理をする人は多いし、コンビニやスーパーのお惣菜も充実してきています。料理を全くしないなら欠点と思われるかもしれないけれど、今の時代、料理することが長所になるというほどでもないのです。

にもかかわらず、相変わらず昭和の奥さん像を盛り込むプロフィールが男ウケすると思って、そのように指導する結婚相談所もいまだにあります。もちろん、料理をすると書いたからといって、印象が下がるようなことは決してありません。ですが料理だけでは、差別化や会ってみたいと思わせる強い魅力にはなりにくいのです。

◆「料理します」より「『ハンター×ハンター』が好きです」?!

恵さんの趣味をヒアリングしたところ、学生時代はテニス部に所属していました。ヨガは趣味人口の9割が女性なので、まだテニスの方が興味を持つ男性がいます。

「趣味ってほどじゃなく、詳しいと思われても困る」とのことでしたが、古い建築物を見たり、鎌倉や京都といった歴史の名所に行くのが好きなのだそう。

それから『ハンター×ハンター』『スラムダンク』などのジャンプ系少年漫画も読んでいました。

以前の婚活写真はスタジオで撮影した白ブラウスの写真で、大人しそうな雰囲気でした。この写真だと余計に、大人しい女性を好む男性が寄ってきたでしょう。快活そうに見えるように屋外で撮影した写真に変え、プロフィールも史跡巡・寺社仏閣巡りが好きなことや、漫画、テニスを盛り込みました。

◆めでたく成婚退会したお相手は

プロフィールを変えてから、恵さんから「今までならあり得なかった年下男性からも申し込みが来たんです!」とご連絡をいただきました。会える男性の年齢層も下がり、その後同い年の神社仏閣巡りが好きな男性と結婚相談所を成婚退会したと連絡をいただきました。

「相談に行ってから、自分と会ってくれる同年代男性が貴重だと思うようになりました。同年代って当たり前じゃないんですよね。以前なら、仮に同年代男性と会ってもありがたいって感じなかったかもしれません」

婚活男性たちが、40代まで独身だから極端な年下好きになるのか、極端な年下好きだから結婚できずに40代になるのかは分かりませんが、女性の方は同年代を希望する30~40代男性が貴重であることは覚えておいて欲しいです。

もちろん今でも、料理ができるかどうかがパートナー選びで重要な項目だという男性もいないわけではありません。実際に初デートで「みそ汁は顆粒だしじゃなく、ちゃんと出汁をとりますか?」と面接のような質問をされたという話も聞きます。

料理できるアピールをするほど、こういうお母さん代わりの妻を期待する男性が寄ってくる確率は高くなりやすいかもしれませんね。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】

恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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