「例のアレ、ありますか?」超人気の“ヤクルト1000”を手に入れたくて…

女子SPA!

一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレス緩和、睡眠の質向上の機能があると評判の『ヤクルト1000』。Twitterでもバズり、品薄状態でなかなか手に入らないようですね。

今回はそんなヤクルト1000に振り回された女性2人のエピソードをご紹介しましょう。

◆健康マニアの夫に影響され

佐藤彩芽さん(仮名・36歳・主婦)の夫のH之さん(37歳・会社員)は健康マニアとのこと。

「ひまさえあればジムに行って筋トレしていますし、食事も味よりバランス重視で『今日はタンパク質が足りないね』とか言ってきて、とにかくうるさいんですよ」

夫は、世間で“健康に効く”といわれてきた商品に次々に手を出しては飽きてやめてきたそう。

「そんなHが、ヤクルト1000だけは飽きずに定期的に買ってきては飲んでいるので、何だか気になってきたんです」

彩芽さんは「そんなに効果あるなら私も飲んでみたいな」と夫にお願いしてみましたが…。

「『ダメだよ。これなかなか買えないから1本1本がスゴく貴重なんだから』と断られてムカつきました。しかも“冷蔵庫に入れておくと私に取られるかもしれない”と言って、どこかにヤクルト1000を隠しやがったんですよ。バカにしてますよね」

◆ヤクルト1000を求める日々

頭にきた彩芽さんは「絶対に自力でヤクルト1000を見つけて、効果を確かめてやる」と思いました。

「ですがやっぱりHの言っていた通り、どこにも売っていなくて。スーパーやコンビニをめぐりにめぐって足が棒のようになった頃に…まさかのヤクルトレディが目の前を通り過ぎて。思わず二度見してしまいました」

自転車でさっそうと走っていくレディの後ろ姿を、彩芽さんは必死で追いかけたそう。

「何度か『すみませーん!』と呼んでみたのですが全然聞こえないみたいでした。やっと信号待ちで止まったレディさんを、ゼーゼーしながら捕まえることに成功したんですよ」

◆例のブツ

さっそくレディさんに「人気のアレ、ありますか?」と聞いてみると、ニヤッと笑って「ありますよ…」とヤクルト1000を売ってもらえたんだとか。

「嬉しくてテンションが上がってしまい、Hに自慢したり、Twitterやインスタに『例のブツをやっと手に入れた!』と飲んでいる姿の写真をアップしたりして大はしゃぎしちゃったんですよ」

そんなこんなで興奮し過ぎて神経が高ぶってしまい、結局よく眠れなかった彩芽さん。その晩はいつもより睡眠不足になってしまったんだそう。

「バカですよね。なんとなくそれで気が済んでしまい、残りのヤクルト1000はHにあげてしまいました」

続いては、探し求めて手に入ると思った瞬間…というエピソードです。

◆疲れとストレスで睡眠の質が低下…

佐久間恭子さん(仮名・31歳・会社員)は、最近疲れが溜まっていました。

「ずっとテレワークで週4日は自宅(東京)に居たのに、急に千葉県にある支社に週5で3ヶ月間通わないといけなくなってしまったんですよ」

通勤時間だけで片道1時間20分かかり、慣れない職場に溶け込もうと気を遣い、恭子さんはヘトヘトに。

「家に帰ると21時近くて、シャワー浴びてご飯を食べて、明日のためにはやく寝なくちゃ!とあわただしくしていたら…自分の時間がないストレスからか、眠りが浅くて何度も夜中に目覚めてしまい、朝起きるとダルくて」

◆ヤクルト1000が見つからない!

そんな時、女友達(30歳・主婦)から「そんな時は“ヤクルト1000”を飲むといいらしいよ」と教えてもらったそう。

「調べてみたらネットでも『胃腸の調子が良くなり、ぐっすり眠れた』とか『あまりイライラしなくなった』と評判になっていて、がぜん興味がわき会社帰りにコンビニに走りました」

ですが何軒はしごしても、ヤクルト1000はことごとく売り切れでした。

「悔しくてTwitterで検索してみたら、私と同じようにヤクルト1000難民の人達がいっぱいいて驚きました。簡単には手に入らないんですね」

◆休日をツブしてまで探し求めた

そして恭子さんは、いつもなら寝て過ごす貴重な休日に出かける準備をしました。

「スーパーにならあるんじゃないか?と思い、近所で一番の大型店舗で探してみたら、なんと見つけちゃったんですよ!1本だけですが、やっと出会えて感動してしまいましたね」

ですが恭子さんが手を伸ばすより先に、そこに走り込んできた小1ぐらいの女の子がヤクルト1000をつかむと…。

「『ママー!1本だけあったよ!』と飛び跳ねながらお母さんに渡してしまい、ぼう然としてしまいました。くやしかったですが何も言えませんよね」

それですっかり心が折れてしまい、あえてヤクルト1000を探しに行くのはやめたそう。

「ショップに電話して宅配してもらえばいいんでしょうが、疲れているし面倒なのは嫌なんですよね。コンビニとかで気楽に買えるようになる日を待ちたいと思います」

<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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