映画『ホリック xxxHOLiC』公開後トークイベントにアカグモ役・磯村勇斗と蜷川実花監督が登場

めるも編集部

累計1400万部超えのCLAMPの大ヒットコミック『xxxHOLiC』が新進気鋭の女性クリエイター、蜷川実花さんがメガホンを取り初の実写映画化がされました!
2022年4月29日に公開となり、5月16日には映画のオリジナルキャラクターであるアカグモを演じた磯村勇斗さんと蜷川実花監督によるトークイベントが開催されました。
今回はそのトークイベントの様子をお伝えします。

自由に動けるキャラがいたら…

偶然リンクしたというピンクが印象的なファッションの二人は、終始なごやかなムードでトークを繰り広げました。
蜷川「原作のキャラクターがどれも素晴らしくて役割もはっきりしていたので、何十巻もある原作を2時間の映画にまとめる時に、自由に動けるオリジナルのキャラがいたらいいなっていうところからスタートしていて、やっぱり女郎蜘蛛の手下だったらかっこいい男の子がいいんじゃないかなと思って。色々、こうだったらいいのにな、なんて思いを詰め込みまくって作ったオリジナルのキャラがアカグモなので、すごく思い入れがあって。それがどうやら磯村くんにはすごく伝わっていて。私の熱い思いがそのままプレッシャーになってたと思うんですけれども(笑)」

磯村「すごかったですね。もう乙女でしたね。アカグモは私の理想を詰め込んだから!みたいなところも伝えていただいていたので。これはなんとしてでもしっかりと蜷川さんの求めるアカグモにしなきゃっていうプレッシャーはありましたけど。でもすごく楽しかったですよ。」

脚本を読んでみて蜷川監督の願望が詰め込まれていることへの質問に対し、
磯村「蜷川さんとは以前から写真を通して何回もご一緒させていただいたので、好きな世界観やどういう人物が好きなのかっていうのは少し自分の中では理解があって、台本を読む上でそれを頭の中に入れながらアカグモを作っていきました。僕にとってすごく新たな挑戦ではあったんですよね。色気をどんどん出していかなきゃいけないし。ドMでもありドSでもあるような、二面性があるじゃないですか。そこをどうやって演じようかなっていう悩みはありましたけど(笑)」と、悩みながらも楽しんでいた様子でした。

アカグモは台詞も多く、かなり複雑なキャラクターになりましたが最初から磯村さんの名前が挙がっていたことについて聞かれ、蜷川「まずお芝居が圧倒的に上手。それと写真撮影を通じて、私の求めていることをなんとなく理解してくれているんだなとは感じていて。あとはもう絶対これは磯村くんでいけるって言うと失礼ですけど、『見える!』と思って。絶対磯村くんがいいなと思ってたから。本当によかった。」と、磯村さんのアカグモに大満足だったようです。

蜷川さんと初めて映画としての現場について、
磯村「すごく嬉しかったシーンがあって、お寺のシーンなんですけど。最初はこの広い空間でどういう風に演じようかなと思ってたら、蜷川さんは好きなように動いて、舞台だと思っていいからっておっしゃった時に、蜷川幸雄さんとご一緒したことなかったんですけど、少しその感覚を今味わえてるのかもしれないっていう。」

蜷川「なんかあの日不思議でしたよね。私も本当に演じる場所が広かったのでどうしようかなって思った時に、あれ?舞台みたいだなって思って。こうしたらどうかな?とか言ってるうちに、ちょっと見たことあるぞこの感じと思って。あっ、なるほど娘だったんだ、と思った瞬間があったんですよね。もちろん映画で映像で撮ってるんだけどまるで本当に舞台を見てるようなシーンだったし、勝手な想像ですけど多分間に合ってたら絶対父親好きだったろうなと思って。」

磯村「僕も、こんな感じで蜷川さんは演出するのかなとか、すごく実花さんを通して感じてました。」と、現場での不思議な体験を教えてくれました。

映画が公開された日に、なんとCLAMP先生から「監督は蜷川さんでよかった、特にオリジナルキャラのアカグモがすごく良かったのでイラスト描いてもいいですか?」と言っていただいたことに対してこう答えました。
蜷川「すごく嬉しかった。やっぱりオリジナルのキャラクターなので、原作の先生もどう思われるかなとか一番気にしてたんですけれども。本当にアカグモの話ばっかりされてましたよね。イラストで描き起こしてくださって。『磯村さんの事務所大丈夫かしら?どうか描いてもいいって言ってくれますように』とかおっしゃってましたよね(笑)」
磯村「これNGは絶対ないですよね。最初に見た時本当に嬉しかったですね。衣装も含めて、まんまですもんね。魅力的なキャラクターになれたので、これからご覧になる皆様にはぜひこのアカグモを堪能していただけたらなと思います。」

映画を見る方に向けて

最後にこれから映画を見る方に向けて一言ずついただきました。

磯村「アカグモ以外にもここに出ている登場人物全員が魅力的なので、みんな好きなキャラクターが見つかるんじゃないかなと思います。蜷川さんが描くこの美しい世界の映像美をぜひ物語とともに目に焼き付けて今日は帰っていただけたらなと思っております。本当に本日はありがとうございました。」

蜷川「公開してからしばらく経つんですけれども、たくさんの方が見てくださって本当に嬉しいなと思っています。磯村くんをはじめとして、キャストが本当に素晴らしかったですし、スタッフもみんなで一丸となって作ったのでぜひぜひ楽しんでいってください。本当に本当にアカグモがかっこいいので、ぜひ今日は楽しんでいってください。ありがとうございました。」

『ホリック xxxHOLiC』絶賛公開中
配給:松竹 アスミック・エース
(C)2022映画「ホリック」製作委員会
(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi Corus.,LTD./講談社