
15日放送のラジオ番組『土田晃之 日曜日のへそ』(ニッポン放送)で、パーソナリティを務める、お笑いタレント・
土田晃之さんが、11日に急死したお笑いトリオ・
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんについて心境を吐露しました。
■土田にとって上島さんは「単純に、もう家族」
番組冒頭で土田さんは「本当に僕にとって、もう友達だしね、恩人だし。親友だし。あとね、兄貴だし。もう親なんで。単純にもう家族なんですよね」「『家族』ってことなんで、利害関係もなくですね、普通に楽しくみんなで楽しく集まって。20年以上こうやって普通に集まれるって、なかなかないと思うんですよ」と話しはじめます。
続けて「そんな家族がね、亡くなってしまったんですけど」と上島竜兵さんについて語りだしました。
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「上島さん亡くなって、3回会うことができたんですけど」という土田さんは、訃報の連絡が来て、すぐに病院に行くことができたようです。
「行くタクシーの中でもね、上島さんの携帯に連絡したんです、僕が。で、もちろん返ってくるわけもなくて」「『いやぁ、これマジか』って思いながら、東京の夜景を見ながら、涙も止まらないわけですわ。で、病院ついてもずっと泣いてたりしてたんですけど」と、病院に到着するまでの自身について明かしました。
■「本当にいつもの寝顔」
病院に到着したものの「苦しい顔とかしてたらどうしよう…」と思いながら上島さんに対面した土田さん。
「本当ね、呑気な顔をして寝てたんですよ。もうなんか、拍子抜けするぐらい。もう本当にいつもの寝顔で」「みんなも泣いてたんだけど、ちょっと半笑いというか。『本当、呑気な顔をして寝てますね』って」と、穏やかな表情だったことを明かし「本当、本当少しだけど、ちょっと救われたなぁって思って」と心境を吐露。
また、上島さんの手を握らせてもらったという土田さんは「生きてるとき、散々、腕相撲やったり飲んでる席でもジャレ合ったりしてたんだけど『あぁ、こんな男らしい、ゴツゴツした手してたんだなぁ』って、何回も触って。今までの感謝を伝えていたんですけど」と、上島さんと対面後の時間を振り返りました。
■土田「笑って話せるようになったら…」
最後に「笑って話せるようになったら、また色んな話をしたいなって思っております」と語った土田さんは「まぁ、上島竜兵っていうね、優しい男がいたんで皆さん、忘れないでいて下さい」と追悼しました。
土田さんの言葉にリスナーからは「土田のラジオ 上島竜兵の話で泣いた」「上島さんの手を触ってこんなにゴツゴツしてたのかっていう話し…涙が出た」「土田さんのラジオ聴いてガチ泣きしてた」「ツッチーのラジオ聞いてたら笑いながら泣けた…竜さんを偲びつつ、クスッと笑わさせてくれるの凄いわ…」などのコメントが寄せられています。
■主な相談窓口
・いのちの電話
ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)
フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)
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