又吉、映画『僕の好きな女の子』に「見てて辛かった」【又吉直樹の「渦」】

めるも編集部

3月20日配信『又吉直樹の「渦」』は映画「僕の好きな女の子」公開記念回だった。すっかり作家先生となった又吉がこれまでの創作スタイルについて語り尽くす!

「映画化は素直に幸せです」

雑誌の特集でエッセイを書いたことがきっかけで、今回映画化されたという『僕の好きな女の子』。文字数としては決して多くなく、1時間半の映画にするには足りないだろうと話す又吉。

そのため原作にはないシーンを作る必要があると考えていた又吉だが、映画を撮った玉田監督は、エッセイでは2行ほどしかないシーンを、膨らませて映像に変えていたという。「ないものを適当に付け足していくというよりは、あったはずの時間に戻していくというのが、めちゃくちゃすごい」と絶賛する又吉。

又吉は文章をそのまま映像にするのではなく、文章を読んだ後に映像を観たら同じ感覚になれる、逆に映像を観た後に文章を読んで同じ感覚になるよう玉田監督は意識したのではないかと評価する。

映画をスゴイと評価する一方「見てて辛かった」「僕が書いたんだけど、見ててうわー辛いなーってなった」と感想を述べる又吉。

最後に原作者目線で原作から実写への再現度について。又吉は、「原作の核となるものが同じであれば、原作と違うシーンがあっても気にならない」と話し、映画化に際しても妙な形でのこだわりはなかったという。

原作を映像化する難しさがよく分かる動画となっている。自分の作品が映像化されることに「ありがたい。幸せだ」と語っている又吉。次回作にも期待!