男子フィギュアの感動で思い出す『ユーリ!!! on ICE』の魅力

冬季五輪の花形であるフィギュアスケート。
その男子フリーが2月10日に行われ、アメリカのネイサン・チェン選手が金メダルを獲得した。
もちろん日本人選手も大活躍。
見事に銀メダルに輝いた鍵山優真選手、銅メダルを獲得した宇野昌磨選手、惜しくも第4位だったが世界初の4回転アクセルに挑戦した羽生結弦選手の健闘も強く印象に残った。

さて、そんな男子フィギュアスケートを観ていて、『ユーリ!!! on ICE』のことを思いだした人も多いのではないだろうか。
『ユーリon ICE』は2016年10~1月に放送されたTVアニメーションだ。
漫画家・久保ミツロウと監督・山本沙代が原案で、久保ミツロウが描いたネームを山本沙代がアニメーション化。
フィギュアスケートへの愛とが込められたドラマと映像が大きな支持を得て、一大ブームを巻き起こした。

>>>【画像】『ユーリ!!! on ICE』に登場するスケーターたちの画像(写真6点)

崖っぷちからの復活を期す日本人スケーターの勝生勇利。
そんな勇利のライバルとなるロシアの新生ユーリ・プリセツキー。
”二人のユーリ” を導き見守る王者ヴィクトル・ニキフォロフ。
さらには、世界各国の個性豊かなスケーターたち。
魅力的なキャラクターたちが繰り広げる、時に楽しく、時にシビアでスリリング、そしてドラマチックなスケートの世界が多くのファンの心をつかんだ。

そんな本作の大きな見どころが、こだわりに満ちたフィギュアスケートの演技の描写だ。
登場するスケーターたちの演技を作り上げたのは、元フィギュアスケート選手で現在は多くのスケーターの振り付けを担当している宮本賢二。
それをアニメーションに落とし込んだのは、「フィギュアスケートアニメーション」という肩書きでクレジットされている安彦英二と立中順平を中心としたアニメーターたちだ。
華麗なジャンプやスピンなどの派手な動きはもちろん、指先の繊細な仕草や表情、ステップなどの地味ながら細かい動きまで、各々の選手の個性の違いも意識しながら描き出すニメーションは「見事」のひと言。
まるで実際のフィギュアスケートの演技を観ているようーーというリアルさを超えて、アニメーションならではのスピード感や躍動感、力強さなどが表現された素晴らしい映像だ。
アニメーション制作は、現在『進撃の巨人 Final Season』や『呪術廻戦』の圧倒的なクオリティが高く評価されているMAPPAが務めている。

この『ユーリ on ICE』、放映当時からアニメファンはもちろん、フィギュアスケートのファンや関係者からも注目され、高く評価されている。
2018年の平昌五輪では、須崎海羽・木原龍一ペアが演技の際に本作の劇中曲を使用し話題となった。
それだけ本作のフィギュアスケート描写は本格的で、魅力的ということだろう。

今回の冬季五輪で世界のトップスケーターたちの華麗な演技を観て、あらためてフィギュアスケートの魅力に取り憑かれた人も多いだろう。
そんな人にはぜひ、今こそ『ユーリ!!! on ICE』に触れてみてほしい。

(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会

当記事はアニメージュプラスの提供記事です。

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